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Re: [bep] ファイルを結合するマクロ (Learning lisp)



井上です。
後から本にするのがやりやすいように(^_^)Subjectにlearning lispを入れま
した。

Reiko TAKAHASHI <HFC03614@...> (高橋玲子) writes:

>  BEPをちゃんと使えるようになるためには、もしかすると、最初DOSみたいな(
> 私たちにとって)ユーザインタフェースの良い環境で、Emacsの動きの特徴とかキ
> ー操作の結果とかをきちんと把握する必要があるのかもしれません。
> 少なくとも、私はBEPだけではEmacsのおもしろさはよくわかりませんでした。

初期からのWindowsユーザの気持ちが聞きたいところですね。
なんだか今のBEPのコアな人たちには、DOSからのユーザが多い気がします。
(いや、確実に)
この辺でユーザインターフェースに関する見方を誤っていたりするかも。
まあ、Emacspeakもauditory-user-interfaceといいながら、Raman本人は端末
での利用経験に裏打ちされた画面構成についての知識が前提になっている可能
性が大きいですが。
Ramanに聞いてみたいところです。

> } (interactive "Fappend file name: ")
> } としてユーザにファイル名入力を求めて、
> } (append-to-file (point-min) (point-max) filename)
> } とするだけのような気がします。
> 
>  "Fappend file name: "の"F"はどんな役割をもっていますか?
(interactive)のヘルプに書かれていますが、"F"で始まる引数を与えると、そ
れに対応する引数は「あらかじめ存在しなくてもいいファイル名」になります。
"Fappend to file: "
とすると、関数実行時に
append to file: ~/
みたいにユーザに質問します。ユーザはファイルを開くfind-fileと同じよう
に、ファイル名を補完したり新たに入力したりして完成させ、エンターを押し
ます。
すると、関数の引数としてここで入力されたファイル名が文字列として渡され
ます。
前に再帰的にディレクトリを削除するコマンドの話でちょこっと書いたと思い
ます。

> } > 4. M-w
> } これはいらない
> 
>  あっ、いらなかったんですね!

append-to-fileはマークとカーソル位置に挟まれた領域(region)をファイルに
追加するコマンドです。M-wはregionをkill-ring(クリップボードみたいなも
の、16個まで入ります)にコピーするコマンドなので、必要ないですね。

と書いて訂正します。
16個という数は一つのバッファにセットできるマークの数でした。
kill-ringに憶えておけるエントリーの数はkill-ring-max個で、その値は
Emacs-21では60でした。
久しぶりにその辺のinfoを読んだら、Emacs-18のころに比べて
global-mark-ringとかいろいろ増えてますね。
余談でした。

-- 
                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
                    ICQ UIN: 74900690