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Re: [AC-senmon 128]「障害者・高齢者等配慮情報システム開発事業」説明会の開催
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: [AC-senmon 128]「障害者・高齢者等配慮情報システム開発事業」説明会の開催
- From: KIRIAKE Masanori <seiken@ARGV.ORG>
- Date: Fri, 12 Jan 2001 15:10:16 +0900 (JST)
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
- Mailing-List: contact bep-help@argv.org; run by ezmlm
- Organization: Accessibility Research Group for the Visually Impaired
- Sender: kiri_ma@mid.fujitsu.co.jp
切明です。どうやら呼ばれていたらしいですね。昨日井上さんと電話で話しまし
た。井上さんがかなり柔らかく書いてくださったのでもういいかな?とも思った
のですが、どうもおさまらないので書きますね。ただ、私はBEPを否定している
わけではないことだけはわかってくださいね。
At Fri, 12 Jan 2001 03:14:40 +0900,
WATANABE Takayuki <takayuki@...> wrote:
> まずEmacsを使いたい視覚障害者がLinuxでもEmacsを使え さらにLinuxも使える
> 音声化システムを作る。さらにその成果を公開し、こういうLinux音声化
> システムを必要とする視覚障害者への普及を図る、というだけで十分だと思い
> ます。視覚障害者のニーズを偏りなく取り入れる必要は全くないと思います。
既にEmacs/Unixを使いたい視覚障害者は自分でインストールして使っています。
そもそも私がEmacspeakを日本語に対応させたいなと思ったのは単なる興味だけ
です。興味が続くという保証もないです。また私個人的には現状の自宅の環境で
満足しています。
> また、この公募の重点テーマの3「OS上の読上げ/文字拡大システム」の中に、
> 「現在、(音声化や拡大表示が)未実現のGUI対応のOSがある。このため、この
> 未実現のOS上で稼動する音声読上げ/拡大表示システムの実現が望まれる。」
それは なにを指すのでしょうね。
> とあります。したがって、Linux版BEPはこの重点テーマにぴったり はまります。
ほんとかな?
私がBEPに限界を感じている最大の要因は「オペレーティングシステムを対象に
していないこと」です。すぐにでも限界がくるでしょう。それよりもKernelハッ
クを行ってOSを直接見るようにすることが望まれるのではないですか?これだっ
てどれほど望まれているか不明です。
> # それと同時に応募するのなら企業とコンタクトして申請書に必要な内容を
> # 詰めねばなりません。
私の感覚からすると、お金のにおいのするところでこんな「興味本位(綿しわで
すよ)」なことをするのはどうもしっくりきません。なぜならば、
> 心配しなくてよいのです。ただ、申請書に書いたコアの部分は本当に作り上げ
> なければなりません。それが助成金をもらった人間の義務です。
義務になるのがいやなのです。総ての社会貢献は義務であってはならない、とい
うのが私の基本的主張だからかもしれません。
裏を返せば、BEPを使うであろう人間の数が極端に限られているとも言えません
か?
--- Sei Ken