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Windowsの使いにくさの本質(Re: TODOリスト)
- To: bep@argv.org
- Subject: Windowsの使いにくさの本質(Re: TODOリスト)
- From: Noritsugu Nakamura <nnakamur@mxq.mesh.ne.jp>
- Date: Sat, 30 Sep 2000 23:32:19 +0900
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
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中村 のりつぐ です。
In article <20000930112745B.nishi@vox.dj.kit.ac.jp>
Takuya Nishimoto <nishi@...> wrote:
> 私自身の興味は、例えば渡辺先生の言葉で
>
> WindowsはGraphical User Interface (GUI) による画面の直感的操作を前提と
> するため、スクリーンリーダーの助けを借りても視覚障害者が使いにくいOSで
> あった[Ishikawa95]。
>
> というところを、なにか客観的に評価できないだろうか、というところです。
> 例えば Voice Meadow で動く Mew と WinBiff + 98Reader などの環境を
> 比較して、具体的にどちらがどう音声インタフェースとして優れているのか、
> という観点から検討したい、と考えています。
研究者の方には色々調べて、ぜひ結果を教えて頂きたいと思っています。
ところで、Windows の音声での使いにくさと emacspeak の
利点などを考えるにつけ、次のようなことが私の中でクリアに
なっていなくてモヤモヤしています。
現状の Windows の GUI が音声から使いにくいからといって、
Windows の GUI システムが本質的に使いにくく、DOS の CUI の方が
絶対使いやすいと言えるのか?という点です。
確かに DOS の CUI は VRAM を直接読めたから、情報がたくさん取れて
良かったといえます。一方、現状の Windows の GUI では、情報が
読めないために、使いにくかったり、使えないといった問題点があります。
しかし、抽象度からいったら Windows の方が、部品化されていて
(現状ではされるべきはず?かもしれない)、その情報さえ適切に
取得できれば、本来ちゃんと音声でも使えるのでは???
と思ってしまうのです。(現状では全然そうなっていないので当然
使いにくい、もしくは使えない状態ですが)
もちろん豊富な2次元の画面情報を情報量の少ない音声に落すので、
使いにくくなる点は絶対避けられないと思いますが、
それは emacspeak でも同じですよね?
中村 典嗣 E-mail: nnakamur@...