いまさらオプタコンされどオプタコン-- オプタコンでiPadを触ってみよう~

はじめに

オプタコンは1970年だい初頭にアメリカで開発された視覚障害者が一般文字を直接そのまま読むための読書機です。optical-to-tactile converterの略とも言われています。

現在はDAISY等のデジタル録音やパソコン点訳、またはスキャナとOCRを利用したハイテク読書が一般的になったことによりオプタコンの使う場面も限られてきていますが、コンピュータがない状態でも汎用的に使えること、紙にかかれたもの以外の文字も読めること、比較的現在主流の液晶ディスプレイなどとの愛称が良いということで一部の熱狂的なユーザにより現在でも支持されているデバイスです。

ここでは、まずこの機械について簡単に説明してから、「読書」いがいの使い方として先日初倍されたアップル社の製品「iPad」の画面を実際にオプタコンで読んで画面のレイアウトや表示を触ってみようと思います。