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Re: Linux組み込み情報端末のアクセシビリティ
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: Linux組み込み情報端末のアクセシビリティ
- From: Kazunori MINATANI <99112004@gakushuin.ac.jp>
- Date: Sun, 06 May 2001 02:17:41 +0900
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南谷です。
At Sat, 5 May 2001 23:03:43 +0900 (JST),
WATANABE Takayuki wrote:
>
> 渡邉@帰りの電車の中です。
>
> 携帯情報機器のアクセシビリティを確保しようと思ったら、
> そういった端末のOSがアクセシブルに設計されていなければなりません。
> そしてLinuxやBSDやTRONが組み込み機器に使われようとしています。
>
私はLinux以外は全く分からないのですが...。
こういうのは、「これを作りたい」という目的も大切ですが、しっかり
段階分けして考えることが重要だと思います。
というわけで、私としては、組み込みに特化して、一つのプロダクトを
世に送り出す前に、kernelやglibcなどに情報を読み出すための基本的な
実装を行うことが必要だと思います。そのコードがマージされれば、恒
久的に視覚障害者向けのプロダクトを作るための基盤が整うわけで、ど
うしても寿命が限られる各種プロダクトの継続的な開発に道を開くと思
います。当然組み込みに限らないインフラとなるわけですし。
> この前 宇野君と話していたときに指摘されて思ったのですが、
> メイルとWebだけなら、emacsを使わなくてもコンソールアプリの音声化だけ
> でもかなり使えるはずです。
そう思います。webは完全な実装を狙うのではなく、話が具体的になり
ますが、i-mode互換程度のものが良いのではないでしょうか。たぶん、
人が組み込み形態端末を必要とするようなスチュエーションで要求する
情報はあの程度のもので、あのような簡易な形式で提示されることを望
むように思うのですが。
>
> これ作れないかな?
組み込みで最大の問題はやはりハードウェアをどうするかなのでしょう
ね。1から設計、開発するとなると、相当な専門技術とコストが必要にな
るでしょうし。
個人的にはBrailleLiteとかあの系統でLinuxを採用するものが出てこな
いかなあと思っているのですが。
>
>
> あと、iPAQも使えそうです。
IPAQはp5程度のcpuパワーがあるみたいなので、ソフトウェア合成でも
行けるかもしれません。ただし、キーボードがないのは、実用的な使用
を考えるとクリティカルですね。