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Re: 音量を上げる方法は?



またまた井上です。

Mitsugu SAKAMOTO <mitsugu@...> writes:

> すみません、軟弱な質問なのですが、この二つって違うんでしたっけ?

違います。ヘルプ形のコマンドをまとめると、
C-h c     キーコマンドの短い説明を表示(きっとこれだとわからないかも)
    たとえばC-h c C-b とやると、
    C-b runs the command backword-char
    のように表示されます。
C-h k  キーコマンドの長い説明を表示。C-h k ででる説明よりもっと詳しい説
       明になります。
C-h m  現在いるバッファのモードで使えるキーコマンドの一覧を表示します。
C-h i  infoを表示します。qで元のバッファに戻ります。

C-h k とかC-h m はコマンドの説明や一覧が画面上現在のファイルとは別の領域
(ウインドーといいます)に表示されます。これに移動しないと細かく読めないの
ですが、移動するコマンドはC-x o です。繰り返し操作すると画面上で開いたウ
インドーをくるくる回ります。
# もちろんこの「ウインドー」はEmacsの中の用語です。Windowsとは関係ありま
せん。

ちなみに、Emacsでは
ファイル: ディスクの上に保存される普通の意味のファイル
バッファ: Emacsの中にある編集用の領域。ファイルを読み込んでつくることも
あるし、起動直後の*scratch*バッファのようにファイルと関係ないものもある。
ファイルと同じように必ず名前が付いている。
ウインドー: ファイルの一部を表示する画面上の領域。音声で使うかぎりは
C-x o で移れる場所と思っていればいいかも知れない。一つのバッファの別の部
分をいくつものウインドーに表示することもできる。

という呼び方をします。説明にも使うので憶えておいてもらうといいと思います。

# 急ににぎやかになりましたね。

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                    Koichi Inoue, ARGV
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