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Re: [wit-mail 15] Re: CSUN2000の報告



渡辺@湘南工科大です。

鳥原さん、さっそくのコメント、どうもありがとうございました。
JAWSの日本語版が早くできるとよいですね。

去年、MSが日本語版を含めた各国語版のエンジンを新しい Windowsに添付すると
いう話がありましたが、あれもL&H社のものを使うという話でしたね。結局、日本
語のエンジンは実現しなかったようですが。

CSUNで石田さんにお目にかかったので、Linux版のProTalkerの話をしましたが、
手ごたえゼロでした。


以下は、CSUNに関する内輪向けの報告です。

自分の発表:
・Linux版のVAIOの画面をプロジェクターに出せなかったのと、スピーカーが
小さくて音が小さかったのが失敗。

・発表後、読み友を出してるタウ技研の原田さんから名刺を頂きました。ま
た ORACLEの方も興味を示していらっしゃって、HTML版のスライドを欲しいと
(英語で)言っておられました。 Linuxで日本語のソフトウェア音声合成が動
いているところに興味を持ったのかな?

その他:
・帰りの飛行機で石川先生を拝見しました。思っていたよりお若かったので違う
かなと思っていたのですが、成田で荷物が出てくるのを待っているとき、同行の
方が石川先生と呼んでおられたので、そうだとわかりました。CSUNでは全くすれ
違わなかったのだけど、CSUNに行っていらしたのでしょうね。同行の方々に囲ま
れていて話し掛けづらかったので、結局挨拶せずじまいでした。気のせいか、後
光が射して見えました。

・IBMの東京基礎研究所の高木さんがグループウェアの音声化として、「Notes
reader」という話をされたのですが、その中で、9種類の声を使って音声化すると
表現力が増すのでこれを特許として申請するつもりだということをおっしゃって
いました。そんなことはRamanがすでに実現しているとコメントしたのですが、高
木さんのはDynamicという点が違うと主張されていました。どこがDynamicなのか
よくわかりませんでしたが、特許を取るという話を聞いて、私はすごく悲しい気
分になりました。Emacspeakのように知的財産を共有する動きがある一方で、取れ
るものは特許にしてしまうという会社の論理が幅を利かせているのに腹が立った
のです。天下のIBMの研究所ならば、もっと大きな仕事をして欲しいものです。個
人や大学レベルでもできるようなことでお茶を濁しているのが残念です。

もうひとつ心配なのは、彼ら風のAudio formatが特許になったら、IBMの特許を使
っているということで、我々の Projectも影響を受けるのでしょうか? 

・井上さんも、来年は一緒に行けたらよいですね。
旅費を工面するうまい手はないですかね。