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BEP一般公開について



井上です。

先ほど以下の内容で
jarvi, windows, vipsml, active, meadow-users-jp, voice-windows
に一般公開のアナウンスをクロスポストしました。
また、日大の方で数式読み上げの研究をされている山口先生関連のMLにも同じ内
容をポストしました。
以下ポストしたのと同じ内容です。

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                    BEPの公開について

 このたびBilingual Emacspeak Project(BEP)ではGNU Emacs用日本語対応
音声化パッケージ「BEP」の最初のバージョンを公開することになりました。

 GNU EmacsはUNIXやWindowsを中心に技術者の間で広く利用されている高機能
エディタです。Emacsのほとんどの機能がEmacs lispという言語で書かれ、
拡張性と柔軟性に富むことが大きな特徴です。
このエディタだけでテキストやプログラムの開発、メールの送受信、WEB閲覧
などパソコンを使う目的のほとんどをこなすことができます。
Emacsのために、米IBMのT. V. Raman氏はEmacspeakという音声化パッケージを
作成しました。BEPはこれに日本語特有の機能である漢字詳細読み等を追加し、
日本語対応のスピーチサーバを組み合わせることで日本語メインの環境でも
利用可能にしたもので、WindowsとLinuxの2種類のOSをサポートしています。
Bilingualという名前の通り、英語の文章は英語音声合成エンジンで読み上げる
ことができます。(現在はWindows版のみ)

 以下のURLに詳細な情報やダウンロードリンクがあります。
http://www.argv.org/bep/
ソースもここで公開しています。

また、2001年1月6日発売のLinux Magazine誌の「Emacs始めました」という
連載記事中でBEPが紹介されました。付属CD-ROMにはMP3による音声デモが
収録されています。

このパッケージの開発はBilingual Emacspeak Project MLで行っています。
まだ未完成のパッケージですので、改良の情報などを得るために、利用や
開発に興味のある方は是非MLにも参加いただけたらと思います。
参加方法など詳細は
http://www.argv.org/bep/ml.html
に掲載しています。

BEPに関するお問い合わせは、bep-contact@argv.orgまでお願いします。
もちろんBEP MLに直接参加いただいても結構です。

最後に、このパッケージはT. V. Raman博士のソフトウェアを元にし、漢字
詳細読みや英語カタカナ読みに関しては、静岡県立大学の石川准教授による
DOS用スクリーンリーダ「グラスルーツ」(販売元:(株)アメディア)の辞書を
使用させていただいております。両氏には深く感謝いたします。

なお、この案内文はこのままの形でなら転載を歓迎します。

                                        2001/1/14
                                        Bilingual Emacspeak Project


-- 
                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
                    ICQ UIN: 74900690