[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
Re: LILOの再インストール?
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: LILOの再インストール?
- From: Koichi INOUE <inoue@argv.org>
- Date: 13 Sep 2000 01:40:31 +0900
- Cc: bug@argv.org
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
- Mailing-List: contact bep-help@argv.org; run by ezmlm
- Organization: Accessibility Research Group for the Visually Impaired(ARGV)
- User-Agent: T-gnus/6.14.5 (based on Gnus v5.8.7) (revision 04) REMI/1.14.3(Matsudai) Chao/1.14.1 (Rokujizō) APEL/10.2 Emacs/20.7(i386--freebsd) MULE/4.0 (HANANOEN)
井上です。
解決いたしました。
結局渡辺さんの言われたとおりRedHatのCDの/dosutil/autoboot/vmlinuz(実はRH
インストールディスクにあるものと同一)を使い、
loadlin vmlinuz root=/dev/hda5
さあ、どこが味噌でしょう??そうです。私が自分のLinuxパーティションは
hda2だと思っていたのが間違いの元だったのです。
fipsで作成したのが原因なのか、そのパーティションはMS-DOS拡張パーティショ
ンだったのでした。
ブートできてしまえばrootでログインしてlilo一発でした。
さて、これだけでは寂しいので、Linuxのシリアルコンソールについての話を。
/usr/src/以下に置かれていたりするカーネルのパッケージのDocumentationディ
レクトリにserial-console.txtがあります。これにカーネル起動時に渡す
console=オプションについて書かれています。
かろうじて今は起動しなくなっている古いLinuxがデスクトップのFreeBSDの横に
残っていて、そこからこのドキュメントを読んでみました。
で、まだhda2だと思いこんでいるときにdosのシリアル端末をつないで
loadlin vmlinuz root=/dev/hda2 console=ttyS0
とやってみました。端末にはdos/v機+kermitを使い、
set port com2
set speed 9600
にしておきました。
結果、端末からカーネルの出力情報が聞こえ、hda2をマウントできずにカーネル
パニックで終わっていたことが判明したという訳です。
つまり、console=ttyS0とすることでLinuxマシンのコンソールをcom1にする事が
できるということです。
次に、こういう機会なのでRH6.1日本語版のブートディスクを入れ、liloプロン
プトであろうところで
text console=ttyS0
(textはテキストベースのインストーラーを起動する)
を実行してみました。するとちゃんとシリアルからカーネルメッセージが出力さ
れました。
ただ残念なことに、日本語版インストールディスクは最後にkonを起動しようと
して、シリアルでは意味がないのでそこで止まってしまいました。
ちなみに、まだそこから実際にログインして作業ができるという確認をしたわけ
ではありません。もしかすると出力が見られるだけという可能性もあります。
以上長くなりましたが、今回の失敗はLinuxでも簡単にシリアルコンソールが使
えそうという知見が得られただけでよしとしようと思います。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
--
Koichi Inoue, ARGV
E-Mail: inoue@...
ICQ UIN: 74900690