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Re: [same] ABT3シリーズをJAWSで使える裏技知りませんか?



井上です。

 JAWS4.5でAlva Braille Terminal 380が使えないという問題、解決しました。
 キーポイントは、ABT3には二つのシリアルポートがあるのですが、そのうち
シリアル2(表からみて左)ではJAWSはABT3を認識できない、という情報をいた
だいたことでした。
私はシリアル1にいつもGRが動いているDOS端末マシンをつないでいるので、こ
れを抜いてWinマシンをつなぐことなど考えもせず、ただただシリアル2で動か
ないと悩んでいたのでした。
Winマシンをシリアル1に、DOSマシンをシリアル2につなぐことで問題なく相互
運用できるようになりました。(もちろんどちらを使うかでABTの設定メニュー
からポートを選択する必要があります。)
JAWS側の点字ディスプレイ設定はAlva Satellite 544 Seriesのままで一応動
きます。

 一応と書いたのはこのままだとABT側からのキー操作が受けつけられないか
らです。
これを使えるようにするには、jfw.iniのBraille1Nameの値を
Braille1Name=alva
(小文字でalvaとだけ書く)
に書き換える必要がありました。
Alva Driver 3.0のREADME.txtに、
Braille1Nameの値はdefault.jkmで定義された点字ディスプレイ用キーマップ
を選択するのに使われる。
Braille1LongNameの値はJAWSのメニュー表示のために使われる
と説明されていたことを坂本さんに教えてもらいました。
点字も音声も、LongNameの方は表示のためで動作上なんでもいいということで
すね。

 点字ディスプレイ側からの各種操作もできるようになり、めでたく新しい点
字ディスプレイを導入するということにはならずにすみました。
# それはそれでよかったかも知れませんが・・・。

 みなさんありがとうございました。

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                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
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