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Re: T-Code
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: T-Code
- From: TAKAHASHI Naoto <ntakahas@m17n.org>
- Date: Mon, 23 Apr 2001 15:50:42 +0900 (JST)
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- User-Agent: SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.2 (Yagi-Nishiguchi) APEL/10.2 Emacs/21.0.103 (sparc-sun-solaris2.8) MULE/5.0 (SAKAKI)
n高橋です。
>>>>> Koichi INOUE <inoue@...> writes:
> T-CodeドライバのTC2をダウンロードして、Unixマシンにインストールして試し
> てみました。
> kdと打つと「の」になることは分かりました(^^;)。
私が最初に覚えたのは自分の名前でした。
qwertyキーボードなら、kyhtで「井上」になります。
残念ながらデフォルトでは浩一の「コウ」は入っていないようなので、
次の3方法のどれかで入力することになります。
1. 空いているストロークに「コウ」の字を割り当てる。
あるいは他の滅多に使いそうもない字と入れ替える。
2. ひらがなで「こう」と打ってから変換する。
T-codeといえども一応かな漢字変換機能は持っています。
3. 部首合成機能を使う。
「浩一」の「コウ」の字は、偏がさんずいで旁が報告の「コク」ですから、
カタカナの「シ」と報告の「コク」から合成できます。
(カタカナの「シ」はさんずいと形が似ているのでその代わりに使います。)
この場合、pgwq77と6打になります。fjpgwq でもかまいません。
77が前の2文字の合成、fjが次に入力する2文字の合成を意味します。
> それと、練習ソフト「うなぎぎぎ」をしゃべるようにしないとおそらく使えるよ
> うにならないでしょう。
そうですね。私は最初「うなぎぎぎ」の練習をすっとばし、
橋田表と呼ばれるA3のT-code一覧表を印刷して手元に置いて
それを見ながら入力していたんですが、
あれをそのまま点字化するのはまず無理でしょうね。
> 先ほど歩きながら、左右の運指(それぞれ4行5列)をグラフィックで表す代わりに
> 気になる漢字にポイントを置いて、55と入力すると、2拍の和音で指の位置を教
> えてくれるというわけです。
文の途中が抜けているようですが、和音で指の位置を教える、
というアイデアを歩いているときに思い付いた、ということですか?
# もしかして歩きながらプログラムを書いてしまった、とか。
> # 視覚障害者用T-Codeフィードバックシステム
> # なんて市場の小さい!
去年行なわれた T-code 国勢調査の結果、
全世界で28人(だったと思う)の T-code ユーザが確認されました。
もうちょっといると思ったんだけどなあ。
> # 2ストローク無連想入力、ほんとに憶えたら楽しいでしょうね。
たのしい、というか、らくです。
(漢字で書いたら「たのしい」も「らく」も同じですが。)
かな漢字変換を使って日本語を入力するのは、
子供に口述筆記をさせるようなものだと思います。
子供と同じで年々賢くなってきていますが、それでも常にそばに付いていて、
ちゃんと書き取れているかいちいち確認する必要があります。
それに対して直接入力は自分で直接文字を書いているイメージです。
もちろん打ち間違う(書き間違う)ことや、
どう打ったら(どう書いたら)いいか知らない字もたくさんありますが、
打ち間違えたら(書き間違えたら)それは自分のせいですし、
どう打ったら(どう書いたら)いいか知らなかったらそれは自分の勉強不足のせいです。
--
TAKAHASHI Naoto
ntakahas@...
http://www.m17n.org/ntakahas/