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Re: [same] FSに伝えること
- To: same@argv.org
- Subject: Re: [same] FSに伝えること
- From: "Teruyoshi Fujinuma" <istal.teruyoshi@nifty.com>
- Date: Fri, 21 Mar 2003 22:50:18 +0900
- Delivered-To: mailing list same@argv.org
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藤沼です。
In Reply to:
On Fri, 21 Mar 2003 12:12:22 +0900 (JST)
切明政憲 (KIRIAKE Masanori) <seiken@...> wrote:
> こんにちわ、こういうのうれしいです。
>
>
> どうやらこれは藤沼さんのテリトリーかとは思いますが、数種類の辞書が存在
> していますよね。95Reader風とかAltair, oSW風とかを簡単にインストールで
> きるようになっていると、ユーザは使いやすくなりますよね。
詳細読みに関してはどのような読みを採用するかはたいへん難しく、その感じ
が最も最初に登場する学年で使用される語を用いて説明すれば良いかというと必
ずしもそうではないのが現状です。
数種類の読みを採用したファイルがあって後から自由にインストールし直したり、
数種類の読みの中から選べるのが良いかもしれません。
ただし、スクリーンリーダーの声を多くの感じを見ている人に聞かせてみると、
説明として妥当な読みは1漢字について3種類ぐらいに絞り込まれてしまうのが
現状です。
日本語版Jawsの漢字の読み上げでは、読み下しではProtalkerで使用できる671
5文字が可能ですが、詳細読みが登録されているのはJIS領域の6355文字だったと
思います。
上位360文字の詳細読みはたいへん妥当な読みを決定するのが難しいと思います。
>
> > 形態素解析とか、プロトーカーとか、独自の読み辞書とか、独自の点訳>
> エンジンとか、この「こだわり」が、いったいどこから来ているのか、とって
> も> 気になっています。
IBMが開発した、パソコンで使用できる形態素解析ソフトJMAに関しては199
0年代の中頃から私も知っていました。私はこれを自動点訳に応用できないかと
思っていたのですが、当時は外部には提供してもらえず、Unix版のJUMANを使用
して地元の大学と共同で発表したことがありました。
今ではChasenやBreakfast等の形態素解析ソフトがあり、点訳にも応用できる
でしょうが、最後の細かい読み下しの精度を上げるのは文字列一致辞書のチュー
ニングができるかどうかです。
パソコンの基本的な部分が英語ですので、日本語版Jawsも英語や他のヨーロッ
パ系の言語音声エンジンが使用できるかどうかもJawsの課題ですね。
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Teruyoshi Fujinuma
INTEGRAL SYSTEMS TECHNICAL ADVANCED LAB.
Mailto: istal.teruyoshi@nifty.com
phone : 0280-31-7224
+81-280-31-7224