[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

Re: [bep] Braille Environment on Emacs Re: JAWS



井上です。

TAKAHASHI Naoto <ntakahas@...> writes:

> Emacs-21 はデフォルトで Unicode の一部をサポートしています。一部とはど
> ういうことかと言うと、大ざっぱに言って漢字以外ということです。つまり点
> 字領域もサポートされます。ですから Unicode の順番に並んだ画面用点字フォ
> ント(ややこしいな)さえ用意すれば、すぐにでも表示は可能です。また、画面
> 用点字フォントは機械的に作成が可能です。30分もあれば作れるでしょう。現
> 在フリーのビットマップ形式 Unicode フォントが何種類かありますが、それ
> らにすでに入っているかもしれません。

端末でしか使わないのでフォントの取り扱いについては完全に無知なのですが、
たとえばバッファの内容はNABCC(ただの英数記号)で、画面にはUnicodeの特定
範囲のフォントにそれらをマップして表示ということは可能なのでしょうか。
端末で利用したときはNABCCがそのまま見られて、ウインドー表示では点字フォ
ントを使うというのがよさそうなのですが。

> NABCCファイルがどういう形式か知らないので、NABCCを編集するためのモード
> がどれくらい大変なのかはちょっと判断できませんが。

NABCCは英字大文字と数字、英語キーボードで入力できる記号({}を除く)に点
字の点の組み合わせを1:1に当てはめたものです。
A <-> 1の点
B <-> 1 2 の点
1 <-> 2の点
= <=> 123456の点

のようにです。
そして、編集時に工夫しないといけないのは、
各行に書ける最大文字数は固定
各ページに書ける行数の最大値も固定(プリンタでの印刷を考えると空行の数
だけ改行が必要)
ワードラップが必要
各ページの1行目はページや見出しを記述するための行で、それより前のペー
ジを編集しても動いてはいけない。
という感じです。

-- 
                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
                    ICQ UIN: 74900690