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Re: [bep] Re: フランス語の表示について
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: [bep] Re: フランス語の表示について
- From: TAKAHASHI Naoto <ntakahas@m17n.org>
- Date: Mon, 14 May 2001 10:17:02 +0900 (JST)
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
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- User-Agent: SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.2 (Yagi-Nishiguchi) APEL/10.2 Emacs/21.0.104 (sparc-sun-solaris2.8) MULE/5.0 (SAKAKI)
n高橋です。
Kazunori MINATANI writes:
> はい、見事混在表示できました。ただし、フランス語の特殊文字の存在
> する行にカーソルが行くとLinux speech server(ss1)が落ちます。これ
> は、たぶんemacsから素通りで特殊文字が渡されているからでしょう。
terminal-coding-system が ctext のときは、アクサン付きの文字はいわゆる
素通しの状態です。例えば「小文字のe + アクサンテギュ」は16進でe9、10進
で233が渡されます。
一方 terminal-coding-system が iso-2022-7bit の場合は、アクサン付きの
文字の前にエスケープシーケンスが付き、文字コードの8ビット目がオフになっ
た値が出力されます。「小文字のe + アクサンテギュ」ならば16進で 1b 2c
41 69 の4バイトになります。また、この後ろにASCII文字が来るときは、
「ASCII に移行せよ」を意味する 1b 28 42 が更に付きます。
また ctext の場合も iso-2022-7bit の場合も、日本語文字列の前にはまた別
のエスケープシーケンスが付きます。
> とにかく、これで多言語環境を存分に味わいます。
> ちなみに教えて頂いたC-h aでctextを調べてみたら、内部的な扱いにつ
> いての記述のみが出てきました。
ドキュメント整備の必要性は重々承知しているのですが、ちょっと内部的なこ
とになるとなかなか手が回りませんで…。申し訳ありません。
> #しかし、たぶん画面表示は化け化けなのでしょうね。人が見たら驚くだ
> #ろうな。まあ、なにしているかばれないのも便利なのでOKなのですが
> #(笑)。
うーん、何だかうらやましい気がしないでもないような…。(笑)
--
TAKAHASHI Naoto
ntakahas@...
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