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Fw: Meeting log of July 24, 2000
- To: BEP ML <bep@argv.org>
- Subject: Fw: Meeting log of July 24, 2000
- From: Takayuki Watanabe <takayuki@la.shonan-it.ac.jp>
- Date: Tue, 25 Jul 2000 20:24:33 +0900
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
- Mailing-List: contact bep-help@argv.org; run by ezmlm
渡辺です。以下のメールを月曜日に送ったつもりでしたが、手元に届いていない
ので再送信します。登録していない Rimnetから送ったからかな?
Forwarded by Takayuki Watanabe <takayuki@...>
---------------- Original message follows ----------------
From: Watanabe Takayuki <wata7be@...>
To: bep@...
Date: Mon, 24 Jul 2000 14:32:49 +0900
Subject: Meeting log of July 24, 2000
--
渡辺@湘南工大です。
お暑い中、遠路はるばる湘南までおいで下さった方、お疲れ様でした。中村さ
ん、参加下さり、ありがとうございました。
今日のミーティングの議事録を送ります。なお、打ち合わせが終わってから私
的に考えたことも含まれています。追加や修正がありましたら、適宜アップし
てください。
*2000年7月23日 BEP打ち合わせ@SIT
参加者;渡辺、本多、井上、坂本、中村
**Bilingual Emacspeakのソフトの名前は何か?
Windows版はVoice Meadowで良いか? Linux版は?
WinBE、LinuxBEだとIBMの点訳ソフトの名前みたいでおかしいかな?
良い名前募集中。
**Windows版Bilingual Emacspeak インストール、動作確認
坂本 Let's Note;不具合の原因はProTALKER関連だった。VDM附属のProTALKER
を再インストールしたらなおった。問題なく喋ることを確認。
井上VAIO;問題なく喋った。ProTALKERが入ってなかったので、代わりに東芝
が喋った。家に帰ってから、新しいProTALKERを入れてみる。
というわけで、いままでのところすべてのパソコンで順調に動作している。
中村;自宅のPCにはやはり英語のエンジンは入っていないようだ。家に帰って
から、英語エンジンを探す。
東芝音声システムもレスポンスが良かった。これなら問題ない。SAPI標準の
Enumeratorを使っても動いている。ただし、東芝はSAPIの chr=monotone コマ
ンドに対応していないようで、Audio Formattingが効いていない。<- うーん、
これは問題。
日本語と英語の実効速度をそろえる必要がある。また、英語に慣れていない場
合に聞き取り易くするために、日本語に対する英語の速度の比を可変にすべき。
カーソル読み時の英語の速度はもっと遅くしないと、日本人には聞き取れない。
C-e d 7 などの設定が全体に早すぎるので、Windows専用の設定をする。
**詳細読み辞書 (本多)
”じ (しの濁音)”と”ぢ (ちの濁音)”の読み上げをどう区別するか?
”は”単独だと”ワ”と読んでしまう。
カーソル移動に伴う一文字読みは極めて簡便で良い。たとえば 井上を”い””
じょう”と読ます。この読み方はGRを元にする。ただし、C-e c の時は、詳細
読みをさせる。たとえば ”井上の い””上下の うえ”。
また、詳細読みには石川辞書を元にした簡易読みと、誰が聞いても同じ漢字を
同定できるわかりやすい読み方が必要。つまり、詳細読み時書には一つの文字
に対し、少なくとも3つの値が必要。(音読み、訓読のフィールドも追加でき
る余地が必要か。この辺の拡張性は、藤沼さんとも相談する必要がある。)
ELispでこうした辞書を実装すると、キーである文字(漢字)が3回ダブるが、そ
れぞれの値に対し3つ作って、カーソル読みの時はこの辞書、IME読みの時は
モードによってこの辞書、という風に辞書を使い分ける。
JapaneseDic.elとIME.kbdの辞書と、現状では同じデータが2つのフォーマッ
トになっているので無駄。JapaneseDic.el版を元にして、コマンド一発で
VWSapiKy用の辞書を作るようにする。メンテナンスするのは、JapaneseDic.el
。
**切明さん用ノートブックの選定
DOS用のリアルモードドライバーが必要。Linuxが動くことも望ましい。が、上
の条件を満たさないけれども、とりあえずFMV Bibloを送って、Windows版だけ
試してもらう? 又は、もう一台モニター機を準備する。或は、Voice Windows
グループが持っている、ちょっと古い東芝のノートブック(Sattelite だっけ?)
ならばDOSにもLinuxにも使えるはず。(というわけで、BibloとSatteliteの2台
送ろうか?)
**アルファ版公開までの課題
インストールマニュアルや取り扱い説明などのドキュメントが必要。
必要なソフトをなるべくまとめて取ってきやすくする。
インストーラーも必要? <- どうする? (宮下さんが書いたMule本についてくる
CDが初心者には使いやすかったので、同じようなものを作るべきかな?)
# 正式版が完成したら本にしちゃおうか?
今の対象ユーザーは、Emacsを知っている人で、MeadowやMewやW3の設定が自分
でできる人。まずそういう人がちゃんと使えるだけの情報を提供する。
次に、Emacsに興味があるけど詳しくない人にも使ってもらえるように対象を
広げる。鳥原さんに使ってもらうに当たっては、彼が必要とした情報は何だっ
たか、どんな情報が役に立ったかなど、この辺のサポートを充実させる点でも
協力してもらいたい。
**8月の音声研究会の発表内容と論文の打ち合わせ。
8月1日締切の論文は、Emacspeakの動作原理と機能紹介、BEPの全体像と目的、
Windows版の動作原理と機能紹介、特にBilingual化機能の特徴、課題などをま
とめるつもり。
発表は、Windows版を中心にする。
また、9月の情報処理学会ヒューマンインターフェースの研究会にも申し込ん
だ。論文は8月17日締切。
**95Readerのエンジン(リコー)に対応させる件
音声化終了通知などの機能がないので、今のスピーチサーバーと同じ機能をリ
コーのエンジンで実装するのは無理ではないか。今のスピーチサーバーとは別
の簡易版のスピーチサーバーを作ることはできるから、まずそこから始めては
どうか。
フー、やるべきことはまだまだあるね。
以上。