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Re[2]: linux-users ML で音声環境の話題
- To: bep@argv.org
- Subject: Re[2]: linux-users ML で音声環境の話題
- From: Takayuki Watanabe <takayuki@la.shonan-it.ac.jp>
- Date: Wed, 12 Jul 2000 11:57:07 +0900
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
- Mailing-List: contact bep-help@argv.org; run by ezmlm
はじめまして、白藤さん、
渡辺@湘南工科大です。
On Wed, 12 Jul 2000 11:25:21 +0900, Hideki Shirafuji wrote:
> 自己紹介する場ではありませんが、
> 会社員 Windows系のアプリ開発のプログラマ、3*才。男です。
> 6/24 から ROM しています。
>
今、Windows用Bilingual Emacspeakのスピーチサーバーの開発で四苦八苦してい
るところです。CVSのソースを見てアドバイスいただけると幸いです。
# C++もMFCもまだ良く理解していないので、試行錯誤しながら書いてます。
> www.linux.or.jp でもユーザー補助のリンクがいかに寂しいものか...
> これまで日本のLinuxの世界にそのような余裕のなかったのも事実ですが。
ARGVのBUGなど、あるところにはあるのですが、blinuxのような大きなコミュニティー
にはなっていません。Linux Conferenceでアクセシビリティの話題を提供しよう
と思っているのも、Linux(広くはUnix系OS)のアクセシビリティの啓蒙と改善に取
り組んでいきたいと願っているからです。
> メーカーも移動情報体(GPS, 携帯電話)の思惑があってか、音声に力を入れ
> ているようですし。旬ですね。
そうですね。マルチモーダルあるいはマルチメディアなどのユーザーインターフェー
スを考えたとき、モバイルなどと並んでアクセシビリティ支援というテーマが必
ず出てきます。また高齢化社会への対応を考えたときにも、アクセシビリティと
いうテーマが現れます。そういった意味でアクセシビリティは特殊なテーマでは
なく、一般なテーマだと思っています。
ただし、BEPではまずBilingual Emacspeakを実現することを優先しています。
Bilingual EmacspeakあってのLinuxアクセシビリティ向上だと思うし、ちゃんと
動くものを作らなければ、一般ユーザーへのアナウンスもできませんからね。
ARGVには素晴らしいメンバーがそろっているので、彼らと協力しながら少しずつ
でも目標を達成していきたいと願っています。
> GNUの精神やOpenSourceの運動を信じる者としては、
> コミュニティの協力を得てもよいのではと思います(それでは論文が書けない
> のかもしれませんが...)。
論文とGNUは、特許などとは違って矛盾しないはずです。論文発表自体が知識の公
開です。誰が先にそれを考えたかを認知してもらうため、それと業績作りのため
(学者にとってこれはとても重要なのです)に、論文にするだけです。
BEPもGNUあるいはオープンソースの精神で公開していくつもりです。
ただ、色々な人のソースやプログラムを使っているので、公開前にきちんと整理
・確認する必要があると思います。それとちゃんと動くソースでないと、公開し
ても見捨てられるだけだと懸念します。
ただ、BEPのML内ではずべて公開していますし、BEPはオープンなコミュニティで
すから、ご自由にお試しください。そして是非フィードバックを下さい。
このフィードバックという部分がオープンコミュニティーではとても重要です。
CVSのパスワードも BEPの MLで以前アナウンスしました。それ以後 BEPに入られ
た方でもお問い合わせいただければ再度アナウンスします。
WindowsやLinuxでBilingual Emacspeakを動かすのに何が必要かなどの情報も整備
していかねばと思っていますが、いつでもこのMLでお問い合わせください。
でも、ちゃんとしたものを作ってからと思って、広く一般に公開することをため
らっているのは事実ですね。どうするべきなのだろう? BEP MLの皆様はどう思わ
れますか?
> 基本的に この ML も参加は公開されているものと理解していますが...
> 怖い気持ちも理解できますが、ML (ML に限らずInternet)は、anonymous な
> 状態でも参加できるコミュニティではないでしょうか。
その通りです。
ではまた。