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Re: Inquiry;Phonetic読みと詳細読みの違い
- To: bep@argv.ac
- Subject: Re: Inquiry;Phonetic読みと詳細読みの違い
- From: Takuya Nishimoto <nishi@vox.dj.kit.ac.jp>
- Date: Thu, 16 Mar 2000 17:47:11 +0900 (JST)
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西本@京都工芸繊維大学です。
OSS の ioctl がちょっとだけ理解できて、
やっとノートパソコンで「打ち込み君」が動くようになりました。
From: Takayuki Watanabe <takayuki@...>
Date: Thu, 16 Mar 2000 16:18:20 +0900
Subject: Inquiry; Phonetic読みと詳細読みの違い
> 渡辺@湘南工科大です。
>
> 皆様に教えていただきたいのですが、
> 一般にテキスト音声化の分野において、「Phonetic読み」と「詳細読み」は同じ
> 物を指しているのでしょうか? それとも使い分けているのでしょうか?
> 「phonetic」とは「音声の、発音を表す」という意味ですよね。
音声はふつう
単語 word
音節 syllable
音素 phoneme
という階層で扱われます。
音素は母音 vowel と子音 consonant に分類されます。
1つの音節は1つの母音と1〜2個の子音が結合してできています。
日本語の音節はだいたい仮名1文字と対応します。
それから、テキスト合成のために行われる言語処理は、
表記を音素列に変換する処理だけでなく、
構文に対応する強勢 stress と抑揚 intonation を付与する
処理も含まれます。
> 漢字を読み上げるときは、
> 1) 音読み
> 2) 訓読み
> 3) ”亜細亜の亜”のように説明を付加した読み上げ
> 4) 文字コード
> のような同定の仕方があると思うのですが、
> 3)だけが「詳細読み」で、1)や2)が「Phonetic読み」なのでしょうか?
音読みと訓読みの区別なく、音節=仮名になってしまえば、
音素への変換は一意に可能です。
> RamanのEmacspeakでは、phonetic table として、1を"one"と呼ばす表を定義して
> います。
音声研究の業界では、数字への読み付与を「音素テーブル」とは呼ばないですね。
> また、「詳細読み」に対応する英語は何でしょうか?
> Detailed reading of Kanji characters かな?
> Explanatory reading of Kanji characters かな?
論文などでお書きになるのであれば、漢字が表意文字であり、
複数の用例を用いることで特定の文字を同定できる、といった
ニュアンスをちゃんと説明されたほうがいいのではないでしょうか?
ナッツシェルの「日本語情報処理」なんぞを読みながら、
自分で英語にしてみようと思ったのですが、いま時間が取れないので。。
とりあえず、参考になれば幸いです。
==
西本卓也 (助手) / 京都工芸繊維大学 電子情報工学科
京都市左京区松ヶ崎御所海道町 (〒606-8585)
http://www-vox.dj.kit.ac.jp/nishi/
nishi@...