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新しいDTalker SDKとemacspeak-wl



井上です。
渡辺さん、坂本さん、Linux版ユーザの方は必ず読んでください。

LinuxSpeechServerに以下の変更を加えました。
今までと同じようにコンパイルしただけでは動かないので注意してください。
1.  音声合成ライブラリの辞書ファイル名変更に適応した。また、辞書ファイル
の置場所のデフォルトを/usr/以下から/usr/local以下に変更した。
2.  READMEを少しだけ詳しくした。

1.の変更は今回配布を受けたLinux用音声合成SDKの言語辞書ファイル名が今まで
  と異なりwd2k03.dicに変わったことに対応したものです。今までのライブラリ
  を使っている場合はconfig.hを変更するか、sdk_v31.dicからwd2k03.dicにシ
  ンボリックリンクを張ってください。
また、今まで/usr/include/dtalkerと/usr/lib/dtalkerに入れてもらっていたラ
  イブラリ関係のファイル群(ヘッダと辞書)は/usr/local/include/dtalker,
  /usr/local/lib/dtalkerに置くようにしてください。
昨年の開発開始時から使っているライブラリに比べてマイナーバージョンが上がっ
  ているので、できれば渡辺さんから配布を受けて新しいバージョンにすること
  をお勧めします。(たぶん南谷さんのところのも古いでしょう)
ただし、これによってss1が落ちなくなるということはないようです(当たり
  前?)。

それから、ライブラリのCD-Rへの焼き付けとインストールに関してですが、
現在Linux版音声合成ライブラリをCD-Rに焼いて配布していただいていますが、
このときにファイルシステムの拡張方式としてRockridge Extensionを利用でき
ない(WINDOWSだから)ために、本来シンボリックリンクであるはずのファイルが
実体になっているところがあります。具体的には
synth/lib/liblng.so.1, syn/lib/libsyn.so.1
です。
これが原因で、単純にsynth/lib以下のファイルをシステムの/libにコピーした
場合には、先日本田さんから個人的に報告のあったldconfigのエラーがでます。
本当はLinuxでCD-Rイメージを作成するか一度tarでまとめたものをCD-Rにしてい
ただくのがよいのですが、対処方法として、私はファイルのシステムへのコピー
後に/lib/liblng.so.1, /lib/libsyn.so.1を一度削除してldconfigを実行しま
した。これにより勝手にそれらのシンボリックリンクが作成されます。

それと、長い文章の後で申し訳ないですが、emacspeak-wl.elをCVSの
emacspeak/lispの下にcvs addしました。また、それに関係する変更をMakefile
とemacspeak.elに入れました。
emacspeak-wl.elには2カ所ほどwlであるべき文字列がmewになっているところが
あったので勝手に書き換えさせていただきました。

坂本さんへ: そろそろCVSのcommitterになりませんか?
もしcommitterになりたい場合は、htpasswdコマンド(apacheの付属品、
mocha.argvにもある)などを使ってつくった
mitsugu:暗号化されたパスワード
という形式の行をメールで私に送ってください。

では。

-- 
                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
                    ICQ UIN: 74900690