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Re: Question about your lecture on LC2000
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: Question about your lecture on LC2000
- From: 99112004@gakushuin.ac.jp
- Date: Mon, 23 Oct 2000 15:19:01 +0900 (JST)
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
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南谷です。
LC2Kの発表概要をそろそろ送らないといけないので、下書きを
してみました。以下に引用しておきますので、誤りなどご指摘いた
だけるとありがたいです。とくに、用語の使い方には自信がありません。
また、emacspeakの発表とのかねあいで問題があれば、その点もご連絡
下さい。
私自身は草稿にもあるように、emacspeakは基本的にセルフ・
ボイシング・アプリケーションと考えています。もちろん、グレイ
ゾーンのソフトウェアだということは分かっているので、その点は
発表でフォローしようと思っています。この私の認識についても
疑義があれば、ご指摘よろしくお願いします。
ところで、LC2Kのwebで渡辺さんの発表の概要を拝見したのですが、
kernel2.4から音声出力がサポートされるという記述がありました。
これは具体的にはなにを指し示しているのでしょうか。2.4-test8
カーネルを見る限りでは、それらしきものは見つけられなかったので
気になっています。
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発表概要
最初に、視覚障害者のコンピュータ利用を実現する二つのアプローチ
(セルフ・ボイシング・アプリケーション、スクリーン・リーダ)を
紹介する。次にそれらを成り立たせるインターフェイスとしての音声合成と
点字表示を説明する。一般論の締めくくりとして、欧米と日本それぞれの
視覚障害者のコンピュータ利用の試みの歴史と現状を概説する。
続いて、Linuxにおける上記技術の現状と、発表者の事例紹介を
行う。セルフ・ボイシング・アプリケーションの事例としては
emacspeakに関する発表が他にあるので、本発表ではLinux上で
点字表示を実現する完成度の高いスクリーンリーダbrlttyの概要と
内部的な仕組みを中心に説明する。そのさい、利用者(視覚障害者)
がどのように画面内容を把握するかという認識様式にも言及したい。
最後に視覚障害者が独力で各ディストリビューションをインストール
するテクニックを紹介し、この観点からディストリビューションベンダに
意識して頂きたいディストリビューション設計上の要点に触れたい。
併せて、一般的なプログラミングにおいて考慮して頂きたい部分についても
コメントしたい。