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Re: Greetings



井上@RHいじり中です。

At Sun, 15 Oct 2000 01:52:17 +0900,
WATANABE Takayuki <wata7be@...> wrote:

> # ところでWoodyってPotato (2.2)より新しいバージョンですか? 開発版?
> # 2.1はなんて言う名前でしたっけ。

2.4ってことですかね。ドキュメントトーカー大丈夫かな。

> 最初から BEP版を適当なディレクトリ (....../emacs/site-lisp/emacspeak )
> に書きこむ。 BEP版(つまり Bilingual Emacspeak)はCVSで管理されていて、
> 基本的にWindowsと Linux共通のEmacs Lispのパッケージです。

CVS上にあるBEP版emacspeakはemacspeakのドキュメントにあるのと同じように
make config SRC=`pwd`
make
make install
できるようになっているはずです。
一応オリジナルのドキュメントは目を通してください。

> cvs -d :pserver:USERNAME@mocha.argv.org:/home/inoue/CVSROOT \
> checkout -r bep emacspeak
		  ^^^^^^(追加)

これに先だって、
cvs -d :pserver:USERNAME@mocha.argv.org:/home/inoue/CVSROOT \
login

も必要ですね。ちなみに上記は二つとも1行です。最後の'\'は継続行を表しま
す。

> 2. スピーチサーバーをインストールします。
> ドキュメントトーカ (dtalker) のSDKは導入済みとします。

実は「導入」という決まりがないため、ドキュメントトーカーを手に入れたら以
下のように配置してください。
synth/lib/lib* --> /lib
synth/dic/* --> /usr/lib/dtalker
synth/include/* --> /usr/include/dtalker

> # うーん、CVSレポジトリの名前がわからない。LinuxSpeechServer かな?

これでいいです。上の例のcheckoutの引数のemacspeakをLinuxSpeechServerに変
えてください。

> ソースをcheckoutしたら、中のドキュメント(Makefile に書いてあるの
> だっけ ?) に従ってインストールしてください。

makeするだけです。ss1というのがスピーチサーバです。makeに失敗したら上記
のdtalker関連ファイルの配置がおかしいかもっと根本的な(あってほしくない
けど)互換性問題です。そのときはご連絡ください。

> (setenv "DTK_TCL" "speak")

ここのspeakは上で作成したss1のフルパス名を記述してください。

> 今のバージョンは日本語しか喋りませんが、eggの音声化もします。
> Emacsはバージョン20.5以降を使ってください。

現在のLinux版BEPはegg4を使うことを前提としています。
egg4はオフィシャルにはwnn,wnn6をサポートしていますが、先日tamago-mlに流
れたパッチでcannaも使えるように変更できるようになりました。このパッチは
http://www.argv.org/~inoue/tmp/tamago/
の下にこっそりおいてあります。また、tamago本体は
ftp://ftp.m17n.org/pub/tamago/
からtamago-4.0.6.tar.gzとそれ用のパッチをとってきます。
egg4がインストールされていない環境では日本語入力の詳細読みが動作しません。
今のemacs20用の(賢い)日本語入力の実相で一番Emacs本家に近いのはこれだと
思って、まずはこれからサポートしようとしています。
Linuxではemacs+cwsパッチというのがよく使われているようですが、これで使え
るeggはおそらく使えません。また、もしかするとcwsパッチの入ったEmacsでは
そもそもegg4自体動かないのではないかと危惧しています。

# だってC-\でtoggle-input-methodが呼ばれない

以上ごたごた書きましたが、実際に実験できるようになってから読み返してみて
ください。そのころには多少性能もよくなっているかも知れないし。

--
inoue@argv