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Re: [bug] Re: UNIXへのアクセスの方法
- To: bug@...
- Subject: Re: [bug] Re: UNIXへのアクセスの方法
- From: Watanabe Katsuaki <bug@...>
- Date: Thu, 06 Sep 2007 10:29:04 +0900
- Delivered-to: mailing list bug@...
- Mailing-list: contact bug-help@...; run by ezmlm
渡辺です。
これはUNIXの使い方に慣れてからのことですが、screenと言うソフトも使える
ように成った方が便利です。
皆さんが書いておられたように、UNIXのサーバに他のPCからアクセスするのは
ごく一般的なことなんですが、例えばtelnetでアクセスして、いろいろな作業を
端末PCを通じてやります。
で、UNIXはWindowsと同じく同時にいろんな作業ができます。ですが、telnetでア
クセスしているときは、一般的には、一つの作業しかできません。ですが、この
screenと言う物を使うと、WindowsのALT+タブキーでウインドウを切り替えるのと
同じように、複数の作業ができます。ちょっと専門的に書くと、確かシェルが10
こ同時に立ち上げることができます。
なので、裏で、ファイルをダウンロードしながら、コンパイルをしたり、もちろ
んダウンロードとコンパイルもしながら、3こめのシェルでメーラーを立ち上げて、
メールを書いたりといろいろとできます。その他にもscreenにはいろいろな便利
な機能があります。
私がよく使うのは、screen上でファイルをダウンロードしていて、ダウンロード
を継続しながらUNIXから端末のPCを切り離してしまう(logoutしてしまう)と言う
ことです。
一般的に、端末PCをUNIXのサーバから通信を切り離してしまうと、途中の作業は、
中断させたりしなければなりませんが、この機能を使えば、UNIX上で作業を自動
的にさせて置いて、WindowsのPCをUNIXのマシンから通信を切っておくことができ
ます。もちろんWindows PCを終了させてもかまいません。次回再びUNIXのマシン
に繋いで、screenを呼び出せば、前の状態に戻ります。ftpなどでファイルをダウ
ンロードしていたならば、ダウンロードは完了しているでしょう。また、エディ
タで編集している途中で、Windows PCを切り離したならば、再びアクセスしたと
きは、先ほどの編集状態に戻ることができます。
また、今はそんなことはないのですが、昔のように、モデムと電話線を通じてUNIX
に繋いでいるとき、ときどきモデムの問題なのか、回線の状態が悪いのかは分か
りませんが、途中で「ぶつ」と通信が切れてしまうことは珍しくありませんでし
た。このばあい、screenを使って無ければ、再び回線を繋ぎ尚しても前の状態に
戻ることはできませんでしたが、screenを使っていれば、突然の回線の切断も怖
くありません。回線が切れる前の状態に戻ることができます。
と言うことで帰って混乱をさせてしまったかもしれませんが、screenはUNIXに慣
れてから使ってみて下さい。
UNIX SCREEN等で検索すると出てきます。UNIX系の雑誌にも出ています(今はどの
記事だったか忘れてしまいましたまた追ってメールします)。
質問のメールが出てから気になってはいたのですが、皆さん書いて下さった通
り、問題なく使えると想います。
中本さんは確かたのMLで理科系の学生と書かれていましたが、何学部なんです
か。
私数学かだったんですが、へぼ学生だったので、いまになって、困ってます。
今、CRCとかハミングとか言うデジタルデータの誤り訂正の本を読んでいるのです
が、学生の時にちゃんと勉強してなかったので代数の教科書を読みながらしっく
はっくです。まあすぐに仕事で必要というわけではないので気楽と言えば気楽な
んですが。
コンピュータのお仕事に付きたいのでしたら代数はやっておきましょう。って言
うか、学部の数学はなにをやるにしても要らない物はないようですが。
つい余計なことを書きました。