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RedHatの行方



井上です。

 昨日、zdnetの記事にRedHatが次のホビイスト用LinuxのFedora Core1を提供
開始するというアナウンスがありました。
http://fedora.redhat.com/
とかがサイトのようです。
 今後RedHatはこれまでのようにRed Hat Linuxとしてフリーと付加価値版を
出す感じではなくて、Red Hat Enterprise Linuxの方をメインに据えていくよ
うですね。それと別に、Enterprise Linuxのワークステーション版のサポート
を変更しただけのプロフェッショナルとかいうのを1万5千円くらいで出して、
後は実験版みたいな位置づけでFedora Coreで遊んでバグだししてもらう、み
たいな雰囲気です。

 企業でLinux向けソフトに関わっているものからすると、たしかにこれまで
のRHのリリースサイクルをサポートしていくのはつらいものがあるので、12
から18ヶ月ごとに、それも互換性を維持しながらアップデートされる
Enterprise Linuxは都合がいいかも知れません。使う側が年間20万とか払って
くれるならの話ですが。

 せめて、Fedoraを個人で使う分にはこれまでのようにRed Hat Networkに有
償で入らないとアップデートがめんどうとかいうことはなくなるのかな。入っ
てないですが。
SuSEもNovellに買収されて企業向けにフォーカスするみたいだし、いよいよ
個人開発者はDebianですかね。

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                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
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