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PC-UNIXの端末について
- To: bug@argv.org
- Subject: PC-UNIXの端末について
- From: Katsuaki Watanabe <katsuaki@gvn.ad.jp>
- Date: Thu, 4 Apr 2002 15:39:31 +0900
- Delivered-To: mailing list bug@argv.org
- Mailing-List: contact bug-help@argv.org; run by ezmlm
渡辺です。タイトル変えました。
ちょっと分かる範囲と、経験でまとめて見ます。
1. 前提条件
視力がなくてPC-UNIXを日本語環境で使いたい人の多くはDOSの端末が必要とな
ります。ただし、BEP、brlttyについては後でちょっとだけ書きます。また、点
字ディスプレイを使うという前提にします。
PC98を端末にする場合
2. PC98を端末にしたい場合は、一つの方法としては、PC/TCPを使う方法です。
これはtelnetが使いたいからです。PC98で使えるフリーな良いtelnetソフトがな
いからです(ぜんぜんないと言うとうそになりますか)。でもPC/TCPを使うのが一
般的です。音声かソフトとしては、グラスルーツ、VDMがありますが、ぼくはグ
ラスルーツをお勧めします。
3. 後、林さんも書いていましたが、etvを使うという方法です。これは通信
ソフトです。ですから、シリアルのクロスケーブルを使って端末のPC98と
PC-UNIXを接続します。ただし、点字ディスプレイを繋ぐので、もう一つPC98側
にシリアルポートが必要です。増設のボードを使って、シリアルポートを増やす
か、比較的に新しめのPC9821のデスクトップには、もう一つ予め9ピンのシリア
ルポートが付いています。これも使えます。ただし、vdmだと、この2番目のポー
トが使って点字を表示できたか分かりません。grでは可能です。このへん詳しい
人お願いします。また、etvは1番目のシリアルポートでしか使えません。ですか
らおのづと点字ディスプレイは2番目のポートに繋がなければなりません。しつ
こいですが、2.の場合のようにtelnetが使えれば、点字ディスプレイは1番目の
ポートに接続できます。
AT互換機を端末にするばあい
4. ここでの前提条件はgrしかつかえないと言うことです。AT互換機のvdmは実
用に耐えません。
5. PC/TCPを利用する方法。
6. NCSA TELNETと言う有名なフリーのtelnetソフトを使う方法。
7. Kermitと言う通信ソフトを使う方法。これはクロスケーブルでも、lan経由
でも使えます。
と言う方法があります。この場合、上の3この方法どちらでも良いと思います。
前にも書きましたが、PC98よりAT互換機を端末にしたほうが良いと言う理由は選
択しが多いと言うことと、あと、PC/TCP付属のvtn(telnetのソフトの名前です)
を使っていてエディタで編集していると、たいした状態ではないのですが、点字
ディスプレイの表示がちょっとばかりへんになることがあります。例えば、viで
編集していて消したはずの文字が点字ディスプレイに残っていたり(実際には消
えていますが)等があります。
8. 端末を使わない方法としては、BEPを使う、brlttyを使うと言う方法があり
ます。
BEPは各種Linux、FreeBSDで動きます。日本語も書けます。brlttyは点字を出力
するものですが、英語でしか使えません。また、Linuxでしか使えません。点字
ディスプレイも日本のブレールノートは使えません。ニュージーランドのブレー
ルノートは使えたのではなかったかなあ?
以上です。
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渡辺 勝明
E-mail:katsuaki@gvn.ad.jp
URL:http://www.watakatsu.com/