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about fixit disk




 渡辺 勝明です。なんどもごめんなさい。ちょっと進展があったので。

 1. mfsroot.flpを書き込んだフロッピーをfdimageかddこまんどで作ります。

 2. 1.では、mfsroot.gzがフロッピーにできます。これを適当なdirectoryで
gzip -d mfsroot.gzで解凍します。

 3. mfsrootと言うファイルができてこのなかをいじりたいのですが、いじるに
はvnどらいばがつかえないとこまります。そこで、
pseudo-device vn
と言う1行を、kernelのコンフィグれーしょんふぁいるに書きます。GENERICには
この行はありません。そしていつものとおりkernelを再構築します。そして
reboot。

 4. rootで、
# vnconfig /dev/vn0 mfsroot

 5.
# mount /dev/vn0 /mnt

 6.
これでcd /mntにいどうしてみてください。mfsrootのなかがみれます。lsなどを
してみてください。

 7. /mnt/standのなかにsysinstallがありますから、これをrmで削除して下さ
い。

 8.
mfsrootのなかにはinitが無いのでinitを/sbin/initからコピーします。つまり
# cp /sbin/init /mnt/sbin

 8.
これでとりあえず、オッケーです。
# umount /mnt

mfsrootを/dev/vn0から切り離します。
# vnconfig -u /dev/vn0

 9. mfsrootをふたたび、mfsroot.gzに戻します。
# gzip mfsroot
できたmfsroot.gzを最初のmfsroot.gzが有ったフロッピーにcpで上書きコピーし
ます。

 10. これでいんすとーるのときのように、kern.flpで立ち上げ、
boot: -h
を入力して、シリアルコンソールへ出します。そして、さきほど作ったmfsroot
に入れ替えます。
本来sysinstallが立ち上がるところで、シングルユーザモードのときに出るメッ
セージ「shellのパスを入力しろあるいはリターンしろ」とでます。ここでリター
ンで
/bin/sh
が立ち上がりました。

 vnドライバはLinuxのループバックデバイスって言うんでしたっけ?と同じ物だ
と思います。

 ただ、まだ問題点があります。本来sysinstallにmountコマンドなどが有った
ようなので、mfsrootには単独でmountコマンドなどがありません。lsコマンドも
ありません。これは必要な物を入れれば解決すると思っているのですが。

参考にした物は
UNIX MAGAZINEの1999年の8月号のCD-Rで作るブー他ブルリカバリー
です。
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   渡辺 勝明
   E-mail:katsuaki@super.win.ne.jp
   URL:http://www.win.ne.jp/‾katsuaki