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Linux自力インストール



井上です。

RH6.2のブートディスクを使って、RH6.1jのインストールは何となくできたよう
です。
最後のPost install configurationの画面が出たまま表示が動かなくなってしまっ
たので、とりあえず強制リブートしたら何とか起動してくれました。

まずブートディスクのboot:プロンプトに対して

text console=ttyS0 ide2=0x6800,6c02 ide3=7000,7402

を入力します。後ろのide2, ide3はUDMA66のポートを見させるための指定なので、
通常はいりません。
ディスクを読み終わるとcom1に9600bpsでカーネルの出力が出てきます。
SCSIのカード(NCR53C875)も認識してくれました。
次にCD-ROMを読み込み始め、言語選択画面が表示されます。ここではデフォルト
のEnglishのままエンターを押します。
次の画面でOKすると、インストール種別を尋ねる画面が出てきます。
FreeBSD等がすでに入っているシステムにインストールする場合、ここで必ずカ
スタムを選びます。WorkstationやServerではLILOが自動的にMBRにインストール
され、FreeBSDで生活している人は一瞬パニックします。

その後は通常の説明にある手順と同じように選んで行くだけです。
あらかじめLinuxを入れるパーティションの区画をとっている場合には、そこの
IDを131(0x83)にしておいた方がよいようです。
「/tmp/install.txtに記録があるよ」みたいなメッセージの画面でOKするとファ
イルのコピーが開始されます。
なぜかうちの環境ではPost Install Configrationの画面で動かなくなってしまっ
たので、上にも書いたようにCTRL+ALT+DELでリブートさせました。

WINDOWS2000/98SE, FreeBSD, Linuxという構成になっているマシンなので、ブー
トの時はまずFreeBSDのブートセレクタでLinuxのパーティションを選び、続けて
LILOのプロンプトに対してパラメータを入力するかエンターを押します。

さて、一応入ったようなのですが、まだまだ問題があります。
1.  インストールしたシステムにシリアルからログインできない。
RHの/etc/inittabには  # S1 等で始まるシリアルログインのためのコメントに
なったエントリーがありません。また、ブート時のconsole=パラメータがどうや
らきいていない雰囲気です。ファイルの書き換えで逃げられれば、rescueディス
クでなんとかなるのですが。
2.  ネットワークカードのCOREGA FastEtherII (Via Rhine)がデフォルトのカー
ネルでは認識されていません。カーネルのコンフィギュレーションが必要なので
しょう。これもまずはシリアルで入れないとだめだと思います。

一緒に入っているFreeBSD 4.1-STABLEは最近になってext2fsをrwマウントできな
くなったので、書き換えもなかなか大変です。今後どうなることやら。

以上長文でしたが、今後のなにかの参考になれば幸いです。

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                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
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