[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

New build system



井上です。

lisp/Makefileを変更して、Mewを参考に、バッチファイルでbyte-compileできる
ようにしてみました。

普通にmakeできる環境では、Makefileの内容に従ってtemp.elが作成されます。
このファイルにはbyte-compileが必要なファイルのリストがあり、それらを順次
コンパイルしていくようになっています。
makeは続いてemacsを起動して、temp.elのbep-compile関数を実行します。

そして、現状のtemp.elと同じものがCVSにbldtemp.elという名前で登録されてい
ます。これとbuild.batを使って、Windowsでのbyte-compileを行います。

Windowsのユーザはまず、build.batを編集します。ここにはMeadow95(または
Meadownt)のフルパスを指定するところと、ビルドが終わったときにbeepを3回
ならすかどうかの設定があります。
編集が終わったら、2000Readerは終了させて、このbuild.batを実行します。必
ずlispディレクトリを開いたExplorer上から起動するか、DOS窓でそのディレク
トリに移動してから行う必要があります。
このバッチの中身は、bldtemp.elを使って、Makefileと同じことを行います。

今回の変更の欠点は、make時に必ずすべての*.elcファイルを再作成することで
す。
これを前の挙動に戻したかったら、
$(OBJECTS): (TEMPFILE)
となっている行の左のOBJECTSを別の名前に変えてください。依存関係が切れて
デフォルトのルールによりこれまでの動作になります。
ただし、この変更後のMakefileをcommitはしないでください。

動作確認ですが、私のところのWindows2000+Meadow1.14では順調に動きました。
しかし、Win98SE+Meadow1.10(MMX/266MHz)だと、途中でビルドが停止してしまい
ます。CTRL-Cで中断すると帰ってはくるのですが、リストの後ろの方に書かれて
いるファイルがコンパイルされません。
Win9x系で必ずこうなるのだとちょっと悲しいです。
可能ならテストしてもらえると助かります。 > コアな方

-- 
                    Koichi Inoue, ARGV
                    E-Mail: inoue@...
                    ICQ UIN: 74900690