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Re: インフォについて
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: インフォについて
- From: TAKAHASHI Naoto <ntakahas@m17n.org>
- Date: Thu, 26 Apr 2001 18:59:08 +0900 (JST)
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
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- User-Agent: SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.2 (Yagi-Nishiguchi) APEL/10.2 Emacs/21.0.103 (sparc-sun-solaris2.8) MULE/5.0 (SAKAKI)
> C-x RET c sjis RET C-x C-w ファイル名 RET
これだけでは完全に呪文で覚えるのが大変でしょうから、ちょっと説明します。
意味がわかった方が覚えやすいと思いますから。
うしろから説明します。
まず、C-x C-w は Windows で言うところの「別の名前で保存」に当たります。
C-x C-w に続けて新しいファイル名を入力し、リターンを打ちます。ファイル
名にはスペースを入れないようにして下さい。ファイル名を入力している途中
でスペースやタブを打つと、Meadow はそれまでに入力された文字列をもとに
してファイル名を保完しようししますから、補完用バッファが開いたりして
わけがわからなくなるかもしれません。日本語のファイル名は大丈夫だと思い
ますが、個人的には試したことありません。
で、C-x C-w の前に付いている C-x RET c がコードの指定をあらわします。
さらに分解すると、C-x RET が多言語 (要するに英語以外) 対応コマンド用の
共通プリフィックスで、c がコード指定という意味になります。
まとめると、
1 コード指定コマンドである C-x RET c を打つ。
2 コード名の sjis を入力する。
3 「別の名前で保存」をあらわす C-x C-w を打つ。
4 新しいファイル名を入力する。
ということになります。
このままではキーストロークが多くてちょっと面倒なので、楽をしてみましょう。
まず以下の5行を ~/.emacs に入れて下さい。
(defun write-file-in-sjis ()
(interactive)
(let ((coding-system-for-write 'sjis))
(call-interactively 'write-file)))
(global-set-key [f12] 'write-file-in-sjis)
次に Meadow を再起動して info を開き、ファンクションキーの12を押して下
さい。ファイル名を聞かれますから、適当な名前を入力してリターンを打つと、
あら不思議、これだけで現在のバッファが sjis でセーブされます。別に
info に限らず、どんなバッファでもファンクションの12を打てば sjis でセー
ブできます。こういうカスタマイズが可能なのが Emacs の便利なところです。
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TAKAHASHI Naoto
ntakahas@...
http://www.m17n.org/ntakahas/