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Re: Article for the Linux Japan



 南谷です。貴重な助言ありがとうございます。

At Wed, 25 Apr 2001 00:22:58 +0900,
Reiko TAKAHASHI wrote:
>  明日(正確には今日)から30日まで留守にするので、書きっぱなしになってし
> まうのですが……。
 あら、じゃあこのメールは締め切り後に読まれるのかな...
>  実は私、ふだんはメーカーでユニバーサルデザイン系の考え方やノウハウの普
> 及活動をしています。
 おー、専門家登場!!やっぱり、流してみるものですね。
> でも、生産者と消費者の間のような立場で、日々現実と理想のギャップの大きさ
> を見せつけられているようなところがあって、特にここ数年は、このような内容
> についてすっきり考えをまとめたり、思い切った発言をしたりするのがちょっぴ
> りめんどう……というか、負担になってきました(そんなこと言っていてはいけ
> ないのですが(^^;))。
 私もとっても気が引けたのですが、書かないことにはと言うわけで
とにかく書いてみました。実のところuniversal designもbarrier-free
も一種のスローガンになってて、当事者の側でもあまり意識されずに
使われているっぽいなあと感じています。と言っていても記事として
まとまらないので、それなりに認知されている枠組みに従って書いて
みようとしました。しかし、正直言うと、ご紹介頂いた文章は知り
ませんでした。

 高橋さんのお話しを取り入れて、軌道修正したものをまた
http://www.ad-hoc.org/~minatani/lj1.txt
におきましたので、興味のある方、ご覧頂けるとありがたいです。
貴重な助言を頂いておきながら申し訳ないのですが、議論の枠組みを
ドラスティックに変えるのは無理そうで、控えました。

> } その背景には、もともと、ユニバーサル デザインというのは、都市計画や
> } 建築設計の分野で用いられた概念であるという事情があります。具体的には
> } 「歩ける人だけじゃなくて、車いすの人も自由に出入りできる(普遍的な)
> } ビルデザイン」とか「誰にとっても安全な道路」と言ったコンセプトを
> } 現す言葉として登場したわけです。これが、良い考え方だということで、
> 
>  「歩ける人だけじゃなくて、車いすの人も自由に出入りできるビルデザイン」
> だと、たぶん「バリアフリー」の色が濃いと思います。
 いやー、これは自分の書いていることと矛盾しかねない事例だとは
感じていました。

> ご存じかもしれませんが、たとえばお砂糖の入っていない飲み物なんかを日常的
> に"sugar-free"と言ったりするので、"barrier-free"自体は、それほど不思議な
> 言い回しではないと思います(でもちょっと自信なし。自分がバリアフリーを聞
> き慣れているだけかもしれません)。

 私がまず思いついたのはduty free です。
#free dutyでは困る!!
 それとbarrier freeではなくbarrier-freeと書いた方が良さそうですね。