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accessbility forum



坂本です。

3月10日、日本点字図書館においてKGS株式会社主催のaccessbility forum が行わ
れました。一応仕事ということで参加しました。

で、このレポートをしたいと思います。

全般的にはKGSの研究開発の動向の発表で、
* bm16を使ったクイックキャストを使用したデータアクセス
* bm16と携帯電話を使っての点字データへのアクセス
* nasuda graphic display
*形状記憶を使った新世代点字ディスプレイ
などなどでした。
また、静岡県立大学の石川先生によるI-Modeアクセスソフトウェアのでも、大阪
府立盲学校情報処理化の横田先生によるVE21のでももありました。

で、ほとんどがまだ製品化にはかなり時間のある話なのですが、横田先生のVE21
に関してはBEPにもかなり関係する話だったので少しレポートします。

現在実装されている機能としては、

(1)BM16への点字表示とBM16の内蔵キーボードを使ったアクセス(6点入力など)
(2)SAPIの複数音声を使った読み分け(実は英語は英語音声エンジンが読みま
す・・・。)将来はバイリンガルな使用にも対応予定だとか。

(3)これまでのIEへのアクセスのほかにも、スクリーンリーダー的使用が可能。
   BM16付属のキーパッドでのコントロールが可能。
(4)BM16への点字表示の変換corにはibukitenをしよう。

などなどでした。

この(2)に関しては実はなかなか安定しているようです。BEPが負けるかも・・・。

それから発表後横田先生とお話することができました。そこで、VE21にかんして
も詳細読みには困っているのでBEPの詳細読み関連の辞書開発といっしょにできない
か?という話をしてきました。
横田先生もぜひ一緒にやっても良いと言ってくださりました。
#じつはそれ以上はちゃんとは話してはいないのだけど。

と、言うことで、報告は終わりです。

--- Mitsugu