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Re: L-voice
- To: bep@argv.org
- Subject: Re: L-voice
- From: Koichi INOUE <inoue@argv.org>
- Date: 01 Feb 2001 20:39:10 +0900
- Delivered-To: mailing list bep@argv.org
- Mailing-List: contact bep-help@argv.org; run by ezmlm
- Organization: Accessibility Research Group for the Visually Impaired(ARGV)
- User-Agent: T-gnus/6.14.4 (based on Gnus v5.8.6) (revision 03) SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.2 (Yagi-Nishiguchi) APEL/10.3 Emacs/21.0.95 (sparc-sun-solaris2.7) MULE/5.0 (SAKAKI)
井上です。
田中さん、直接調べていただいてありがとうございます。
tetuo tanaka <tmsah703@...> writes:
> まず、今は未だトラブッていて、1月発売予定が、春以降にずれ込むそうです。
> 単体販売は当分はやらず、パソコンとのセットで、30万円以上になるそうです。
> 数本のアプリは同梱するそうですが。
> 理由として、Linuxのインストールが難しく、サポート態勢が取れないそうですが。
> テクノメイトの他、アメディア、アクセステクノロジーなどで販売予定とか。
# 「ゼータビッツ(ZetaBits)」ですね。
販売元が増えた以外は1年前と話が変わってないですね・・・
こういうのを予想してなかなか細かいことを聞けなかったのもあるのですが。
> この会社、研究員として、日本Linux協会理事長の、「おもし まさみ」氏
> オブジェクト思考スクリプト言語「ルビー」作者の「松本 ゆきひろ」氏を要する会社だとか。
ご存じかも知れませんが、L-Voiceは以前島根の「ネットワーク応用通信研究
所」という会社で開発されていた「Asuka」というものそのものです。私はこ
の「Asuka」のテスターをやっていたことがありました。
# いや、まだ借りたパソコンが家にある(バキッ!)
感想としては、Linux初の日本語スクリーンリーダーを搭載しているようなも
のなので、遊ぶのにはおもしろいと思いました。でも、かなりのスペックのパ
ソコンが10万円で買える時代に30万円をかけて買う価値があるかには疑問でし
た。
開発に関わっておられたまつもとゆきひろ氏にはLinux Conference 2000 Fall
に行ったときにちょこっと話をして、Asukaの音声出力部分にBEPが対応したり、
逆もできるとおもしろいかなとかいう話をしました。
L-Voiceのftp上におかれているプログラム類は昨年4月くらいから変わってい
ないようです。今回の「発売」はもしかすると、そろそろ出さないとまずいか
らという理由のように感じています。
日本において視覚障害者だけを対象としたLinuxマシン/OS販売ビジネスはお金
になりにくいということの証明に近づいている気がしてなりません。
# 商売をしないのなら別だと思いますが。
--
Koichi Inoue, ARGV
E-Mail: inoue@...
ICQ UIN: 74900690