ベートーベンの交響曲全集

最近、ナクソス・ミュージック・ライブラリーに入会した。この入会に関してはそのうち書くとして、このライブラリーを聴いていて見つけてしまったディスクのレビュー。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれないが、私はクラシックをそこそこ聴く。だが、モーツァルト以降はほとんど聴かない。例外的にショパンの全集を持っていたりはするが、全くわからないに等しい。なので、ベートーベンなんてほとんど聴いたことがない。

その昔にも書いたが、オランダにブリュッヘンという指揮者がいる。彼は、18世紀オーケストラという作曲当時の楽器や演奏法を使って演奏しているオーケストラを立ち上げてその指揮者をやっている。このオーケストラの録音をいくつか持っているが、私はなかなか好きな演奏家だ。劇的なのだ、すごみがあるのだ。

そのブリュッヘンがベートーベンを全曲再録音したという。こりゃ聴かないわけにはいかんだろう。全くベートーベンなんてわかっちゃいないけれど。

ということで、このディスクで私はベートーベン入門しているのである。ちょっと前に新宿タワーレコードで「18世紀オーケストラのベートーベンってどうですか?って聴いたら、「いやあ、18世紀オーケストラをお聴きになりたいんでしたらハイドンとかからいかがですか?」って言われたことがあるな。それほど奇抜な演奏なのか?

アンサンブル・エクレジア

十日ほど前に昼間のFMクラシック番組を聴いていてかかっていたのがこのグループ。中性の宗教曲。いやはや美しい。ということで、ディスクを探して購入。どうやら一般店頭にはないかも。

購入したのは『巡礼の歌<』だ。いろいろ書いてもしょうがないな。波多野さんの声は美しい。フラメンコギターの音も力強い。最後に収録されている『鳥の歌』もすばらしいな。

奥華子 『BIRTHDAY』

4枚目のオリジナルアルバムがようやく?発売された。とりあえず購入。

彼女自身もブログに書いているように、よく作り込まれたアルバムだなと思う。サウンドもこれまでのアルバムとは比べられないくらい豪華だ。

曲もなかなか粒がそろっている。去年発売されたシングル『明日咲く花』もそうだし、なかなか良いなと思う曲が多い。彼女が大切に歌ってきただろう『笑って笑って』が新しく録音されている。

歌詞の世界にも変化が感じられる。もっと言葉を選んでほしいなと思うこともあるが、これが等身大の世界なのだろう。いろんなタイプの曲が入っている。かなり冒険しているな。

以下ディスク情報

遊佐未森 『銀河手帳』

オリジナルアルバムとしては何年ぶりだろう。やはりNHKみんなのうたになっていた『クロ』が収録されたアルバム『休暇小屋』以来だから。

とにかく落ち着いて聴くことのできるアルバムだなと思う。自分が落ち着いているときに聴いてもよいし、例えば電車の中とかそういう環境でもある種の静けさをくれるアルバムだと思う。サウンドはアコースティック中心の柔らかく繊細な感じ。前回のアルバムよりは重心の低い音になっているのは、エンジニアの好みか?

さて、このアルバムの中に「みんなのうた」で放送されている曲が収録されている。下にビデオを貼り付けておこう。

ディスク情報は下記。

とりあえず書き残そう

ロックの巨人、清志郎さんが亡くなってから一月が経過した。私は生粋の清志郎ファンではなかったが、彼の活動は気にしていたつもりだ。それにしても早すぎるな。

高校の時に『Covers』というアルバムが発表された。社会的なメッセージとともにある種の話題になったアルバムだ。何度も買う機会はあったが、ようやく昨日手に入れてきた。内容は暗記するほど知っている。彼の歌詞による『Imagin』は一〇年以上前に「電球」のベーシストとやった曲だ。すばらしい歌詞だと思う。

清志郎のアルバムをどれか推薦しろと言われても、それが全て彼の手から生まれたものなのだから、順番をつけることは難しい。ただ彼は、自分の録音物の中で傑作なのは『プリプリ・ベイビー』だと言っていた。

ロックの一つの姿を示してくれた彼に、感謝を捧げたいなと思う。

Beginコンサート 新宿コマ劇場

BEGIN二発目。こっちはDVDだ。三人だけで行われたライブ版。

BEGINにはおそらく二つの顔がある。沖縄のミュージシャンとして沖縄に根ざした音楽をやっているときと、アメリカの音楽に影響を受けた音楽をやっているとき。実はその二つは一体になっているのかもしれない。それが沖縄だろうか。

このディスクでは、その両面がとても自然な感じで楽しめる。また、しゃべっている時間が長くてたのしい。さだまさしほどは長くないにしても(笑)。

まとまった時間を共有したいと思うならこういうライブ版はすごく良いなと思う。きっとこのディスクもときどき観るんだろうな。

Begin ライブ大全集

最近沖縄にまつわるディスクをまとめて購入。数年前に買おうと思いつつそのままになっていた物、新しく見つけた物など。ぼちぼちレビューするとして、今日はメジャーなところから。

もうみんな知っている石垣島出身のグループBEGINのライブアルバム。ライブ音源を集めたベスト。選曲はベストアルバムらしく代表曲を集め、最近の活動もよく感じられる。

演奏・録音もとても良い。ライブらしくストレートにメッセージが伝わる。ルーツミュージックというジャンルではなかろうがそういう部分も随所に感じる。しばらくはこのアルバムを聴いて過ごそう。

ところで、このアルバムを聴きながらふと思った。喜納昌吉を久しぶりに聴いてみよう。

カーペンターズの日

今日はカーペンターズの日なんだそうだ。四〇年前の今日、カーペンターズが始まったのだ。で、4月22日がカーペンターズの日なんだとか。そういえば、朝からいろんなラジオ局でカレンの声が聞こえている。

わたしもたった一タイトルだが、カーペンターズのディスクを持っている。これが『ライヴ・イン・ジャパン』という2枚組のディスクだ。どうやら廃盤になっているのではないだろうか。1974年に日本で行われたライブの録音だ。なんとカレンのドラムも聴くことができる。

カーペンターズの代表曲はもちろんオールディーズと言われるちょっと古い曲も入っている。そうだ、このライブでカレンは『SING』を日本語で歌っている、これがなかなか感動できる。

最近「電球」の練習でカーペンターズをやってみた。シンプルだけど力強いメロディーがいいよね。

火の鳥

とりあえず【黎明編】は観た。とにかく1話目からいきなり引きつけられる。命と欲望、命と権力。そんなことをいきなり突きつけてくる。

『火の鳥』は手塚治虫の未完に終わった漫画だ。なにしろ物語が壮大だ。5回くらい観ないといろんなことが見えてこないかもしれないな。。。

こんな時代だからこそ、この漫画の持つメッセージは伝わるのかもしれないなと思う。改めて『銀河鉄道999』も観てみようかな。

楽しい音ってこんなんか?

一応CDレビューの記事である。

小学生の頃ほとんどの人はリコーダーを持たされたはずだ。どんな曲を演奏させられたか、それがリコーダーという楽器に向いている曲だったか、それはともかく週に1時間くらいは演奏させられていたことだろう。

私はこの適当でいい加減な楽器が好きだった。喧嘩の道具にもなるしそれなりに楽しい音楽が作れる。そんなどこか懐かしいが新鮮な楽しさを感じるディスクだなと思う。無条件に楽しく最後まで聴くことができるだろう。

紹介するベストアルバムは、このカルテットの代表曲が収められている。演奏してみるとこれがまたおもしろい。

それにしてもだ、2枚目に紹介しているディスクに入っている「移民の歌」はめちゃくちゃ笑える。

銀河鉄道999

そういえば、今年は手塚治虫のアニバーサリーイヤーのはずだ。ということで、数年前にNHKで放送された『火の鳥』を購入してみた。まだ届いていないが、このレビューは後ほど。

で関連があるわけではないが『銀河鉄道999』のサウンドトラックを久しぶりに聴いている。いやはや名曲がそろっているな。もちろん映画のシーンに合わせて作曲されているわけだが、単体で聴いても音楽的なストーリーが見えるようだ。

映画は2作(正確には3作)作られた。1作目と2作目とのストーリーの違いが音楽のスケールの違いになっているなと思う。

よりダイナミックなスケール感を聴きたければ2作目だろうな。微妙に暗いし。1作目の方がわかりやすく活発な音楽だよな。それはそのまま映画に当てはまるかな。

結局レビューになってないな。映画みてなくても楽しめるのは確かだが。

他にもたくさんある。「エターナル・エディション」というシリーズもおもしろい。

Gontiti VSOD

先週、ようやくこのアルバムを購入してきた。昨年Gontitiは結成30周年を迎えた。これにあわせる形でアルバムが発売されている。といってもベストアルバムだったりはしない、通常のオリジナルアルバムだ。

「very special ordinary days」というタイトルが示すようにいつものGontitiのサウンドだ。暖かく美しく優しい音。

とはいえ、興味深い試みもちらほら見受けられる。ヴォーカルが入った曲Tampopoなんて、なかなか美しい。アイリッシュハープとの競演もある(曲はアイリッシュではない)。二人のギターは存分に楽しめると思う。

年末年始の特番で、30周年記念ライブが放送された。相変わらず二人の話はおもしろかった。

アイリッシュ・ハープの音

Gontitiの最新作『VSOD』にアイリッシュハープが参加しているらしい。このアルバムのレビューは別に書くとして、今年1枚目は
Tread
というグループのディスク
『Live From Matt Molloy’s』
だ。

アイリッシュハープは、小さめのハープで、なかなか優しい音がする。Chieftains(というもう40年以上活動している?グループ)のメンバーが中心になってこのグループはできている。繊細なんだけどちゃんとリズム楽器としてアイリッシュのリズムを刻む。このアルバムでは、フィドルとハープが絶妙に掛け合っている。

ところで、このディスクにはダンスシーンが収録されている。ステップダンスだ。映像がないのが残念なくらい激しく踊っているのがわかる。ぜひそこそこのオーディオセットで、あるいはヘッドフォンで聴いてほしい。動きが見えるかもしれない。

ステップダンスには地域によっていろんなものがあるらしい。Treadのメンバープロフィールを見ていると、Irish Stepdancerとなっている人とOttawa Valley Stepdancerとなっている人がいる。二人はどう違うんだか。

今年はもうちょっとたくさんアイリッシュを聴こうかな。

クリスマスの季節

12月に入った。町のBGMはすっかりクリスマスになった。あっちこっちに飾り付けがされている。宗教とはあまり縁のない私ではあるが、一応私なりにクリスマスを感じてはいる。

ということで、今年2枚目のクリスマスアルバム紹介。2004年に発売されたらしい
Cherish the Ladies
「On Christmas Night」である。

アメリカに在住のアイリッシュ音楽バンドだ。確かにクリスマスソングなんだけど、30秒も聴いているともうアイリッシュダンスの雰囲気だ。とっても楽しいアルバムだ。

楽器は、フルート・フィドル・ギター・ピアノ・アコーディオン(コンサティーナかもしれない)くらいのシンプルな感じ。上記HMVのリンクで試聴可能だ。

さて、新しいクリスマスアルバムでも物色してこようかな。

気が早いけど、クリスマスアルバム

まだ11月にもなっていないのにクリスマスアルバムのレビュー。たぶん、このアルバムは入手に時間がかかるので、この時期にやってしまおう。

イギリスの男性6人による合唱、King’s Singersによる演奏。男性ならではの力強さと暖かさ、緻密なハーモニー、なんとも美しい。静かな気持ちになってゆっくりとした音楽に浸れる1枚だ。

そんなにたくさん知っている局が入っているわけではないと思う。私は3曲くらいしか知らなかったし。なんと日本人が知っているクリスマスソングの幅の狭いことか!えっ?私だけか。。。

そうそう、24曲目に入っている『Stille Nacht』は、『きよしこの夜』のことである。

つい最近、このアルバムに収録されている曲をリコーダーアンサンブルで演奏、なんとも美しい。

Simon & Garfunkelのライブ版

ひょんなことからこのディスクを購入。私が、誰かのディスクを初めて買うときはけっこうライブ版を選ぶことが多い。ベスト版を買ってもいいんだが、どうもおもしろくない物が多いように思っている。ヒット曲がたくさん入っているから知っている曲も多いし数回聴くのには飽きないかもしれないが、結局聴かなくなるように思うのだ。ということで、今回もライブ版を選んでみた。

2003年再結成のライブだ。二人の年齢も十分に感じるが、そのハーモニーの美しさはさすがだ。年齢が味になっている。もちろんヒット曲満載。「A Hazy Shade Of Winter」のアレンジも最高だ。

ずいぶん前にカーペンターズのライブ版を買ったことがある。これもものすごくおもしろいディスクだった。カレンのドラムスも聴ける。

とりあえず私が買ったのはこれ。

懐かしいだけじゃございませんぜ

本日は雨、けっこう土砂降り。昨日も雨、かなり土砂降り。はたして今日は新幹線に乗れるのか?ということで、ラジオを聴いていてもおもしろくないので、ディスクレビュー。

久しぶりにクラシックではございませんよ。A.R.B.や甲斐バンドのギターリストとして活躍した
田中一郎
のソロアルバムである。3年前に発売になった『It’s a Rock』である。彼がこれまでに活動してきたバンドのナンバーからお気に入りのものを選んで、アコースティックギターとリズムセクションでセルフカバーしたアルバム。こういうスタイルでカバーされたアルバムはロックの鋭さやビートが薄らいでしまうものが多いが、このアルバムはそんなことはない。冒頭の『ウィスキー&ウォッカ』から十分に楽しませてくれる。発表されてから20年以上経過したこの曲を大人の彼が消化して、新たな感覚でロックにしている。

さて、『トラブルド・キッズ』や『ユニオン・ロッカー』を聴いていると、実は20年前から同じことが問題になっていたんだよなと思う。子供の友達との関係や親との関係、大人の価値観と子供の価値観との微妙なずれ。それを彼らはロックの音楽に乗せて表現してきたわけだ。そして今、大人になって同じことを若い世代に訴えているように聞こえてくるのだ。

そんな難しいこと考えなくても、このアルバムは十分楽しい。彼のバンドを知っていれば思い出しつつ聴いて楽しいし、知らなくてもおっさんが吠えているのを感じるのも楽しい。

ちなみに、私は高校生の時ARBのコピーは何曲か演奏した。また演奏することはあるだろうか。

フランダース・リコーダー・カルテット 『フランダースの笛』

今月1枚目。このディスクは購入してからもう8年くらいにはなるだろうか。名前が示すように、リコーダー4人の演奏。聞いていてとても楽しい。

1曲目に入っている『カプリオール組曲』は、現代曲だがとっても聞きやすく楽しい曲だ。最後に入っている『シルクス レンツ』なんて、どんな演奏してるんだか、ぜひ生で見てみたい。

リコーダーカルテットと言えば、オランダのルッキが有名だろう。数枚ディスクを持っているが、この4人も負けてはいない。古楽を聴かない方にもお勧め。

笛の楽園

17世紀半ば、教会の庭でリコーダーを吹いてみんなに聞かせている人がいたらしい。名前をエイクと言う。当時はやっていた歌を自分でアレンジして演奏していたのだろう。彼は
カリヨン
も演奏していたらしい。

そして、彼の即興演奏を楽譜にした人がいるのだ。150曲を超える全集『笛の楽園』がそれだ。そして、これを全部演奏してCDを作ってしまったのがスウェーデンのリコーダー演奏家のラウリンだ。親しみやすいメロディーと、それに続く多様な変奏。リコーダー1本で(ごくいくつかはデュエットになっている)演奏されるこれらの曲は、素朴であるが新鮮で楽しい曲ばかりだ。彼の演奏技術が高いことは言うまでもない。

私が始めてこの曲集の中の曲を聴いたのは、もう20年以上前のこと。デンマークの女性リコーダー演奏家のペトリのデビューアルバムに入っていたものだ、もちろんレコード。彼女らしい美しい演奏だった。その後、ドイツの演奏家クナイスのレコードで、「涙のパヴァーヌ」を聞いた。「笛の楽園」というタイトルを観るとついつい買ってしまうようになったのはたぶん高校生のころから。

下に上げているものはどれもおもしろい。最後のものにはリコーダーだけでなくカリヨンの演奏も入っていて、なんとも味わい深い。えっ?アントネッロのものがないって?まだ買ってないんだよね。花岡さんの演奏は落ち着きがあってこれもすてきだ。

Piano De Duo Live 2002

NHKのFMで、11:30から20分間『弾き語りフォーユー』という番組が放送されている。ピアニストの小原孝が、リスナーのリクエストに応えてその場でアレンジしながらピアノを弾く、という番組だ。もう10年近く続いている番組だそうだ。

このディスクは、その尾原さんとジャズピアニストの佐山雅弘が2台のピアノを使って演奏しているライブ版だ。お互いの個性がよく出ている。基本クラシックの尾原さんと基本ジャズの佐山さんのなんとも絶妙な競演だ。冒頭にモーツァルトの有名なハ長調のソナタが入っているが、なかなか楽しませてくれる。ラベル作曲の『ボレロ』はやはり聴き応えがある。

尾原さんはポップスを弾いているディスクも数多くリリースしている。知っている曲でもまた違った雰囲気と意味合いが感じられるから不思議だ。

ブリュッヘンのアンコール

オランダにブリュッヘンというリコーダー奏者がいる。年は…喜寿はまだ?というくらいの人だ。1980年を過ぎた頃から彼はリコーダーの演奏をしなくなって、今は指揮者として活動している。

さて、その彼の最後期の録音が再発売された。有名な曲ばかりが入っているわけでもないが、アンコールに演奏するような短い親しみやすい曲がたくさん入っている。2曲目の『魅惑のワルツ』はご存じの方も多いだろう。それにしても、リコーダーで演奏するとこうなるから不思議だ。紹介するHMVのページで試聴できる。

2年ほど前に私はこのレコードを手に入れたのだ。当時はCDが廃盤になっていて、オリジナルのレコードをなんとかオークションで手に入れた。最近レコードが聴けなくなっているので、このディスクも長いこと聞いていなかったので、再発売はうれしい。

そういえば、3曲目に『終わり』という曲が入っている。いわゆる現代曲だが、この曲で彼はおそらくリコーダーを2本持って演奏しているのではなかろうか。高校の時ふざけてリコーダーを2本持って遊んでいたら、社会科の教員に気に入られて、催し物の前座にさせられたものだった。

ブリュッヘンは、リコーダーを聴いてみたいという方にはぜひお勧めしたい演奏家だ。

「おはようのうた」

最近また、朝になると
「おはようのうた」
が「みんなのうた」で放送されていた。イントロのリコーダーが印象的なのだが、その歌詞にも魅力を感じる。そういえば、
ノッポさん

『グラスホッパー』
でも挨拶をテーマにした曲を書いていたな。挨拶は確実に人を幸せにするなと感じる。そしてなにより自分が幸せになるように思うのだ。ちょっといろいろあっても「おはよ~」って言ってみるといがいとすっきりするよな、って。

ところで、この曲のリコーダー譜面あったりしないんだろうか。自分で書き下ろさないとだめかな…。ソプラニーノからグレートベースまで登場してるんだが。。。

さて、これを歌っているのが、本間絹子さん。ぜんぜん彼女の活動などはしらないのだが、この曲を含んでいるアルバムになんとも興味を持っている。おそらくは小さい人(ノッポさん風に書いてみよう)にも聞いてもらえるようにということなんだろうが、きっと私にもなにかを感じさせてくれそうな予感がする。

奥華子

NHKのテレビ番組でエコツアーをテーマにした旅番組がある。番組そのものはあまり見ていないのだが、この主題歌を歌っている人の声がなんとも気になる。あれっ?この人2年くらい前に「みんなの歌」で歌っていなかったか?ということで、調べてみて
奥華子
であることがわかった。

私が耳にしたのは『恋つぼみ』だった。春らしくちょっとだけ切ないが十分に消化されて紡ぎ出された詩だなと思いながら聞いたのを覚えている。

そういうわけで、彼女のアルバムを大人買。アルバムは4枚発売されている。

主に恋愛に関すると思われる歌だ。ピアノかキーボードを中心にしたアレンジで全編静かな感じのサウンドだ。詩のことだけを取り上げれば、私はこういう恋愛系の曲を歌っている人を積極的に買ったことはない。だからというわけでもないが私のCDコレクションにはヒット曲がほとんどないのだ。

じゃっこの人のすべてを手放しでお勧めできるか?と言われると返答に困ってしまう。20代前半の恋愛の感情ならもっと鮮烈に新鮮に言葉を紡ぐ人は多い。最近やられたなと思っているのは、宇多田ヒカルの『HEART STATION』だ。共感はしないが感じるものはあるのだ。AIKOも新鮮な生命力のある言葉を紡ぐ。

また、70年代にデビューした中島みゆきや松任谷由実たちは、やはり詩人として優れているなと思う。彼女たちが30代に入るか入らないかの頃に書かれた詩には脱帽することもしばしばだ。

では、奥華子の魅力はどこにあるのか?おそらく完成していないことだと思う。これから彼女はいろんな経験を積むだろう。その中で、もっと良い言葉を探しもっと良いメロディーを歌い、きっとディスクの売り上げも上昇するんじゃないかな?完成したときに彼女の魅力がはっきりしてくると思う。

そうは書いたが、良いなと思う曲も少なくはない。前述の『恋つぼみ』はなかなかだし、個人的には
『手紙』
なんて結構好きだ。

ということで、夏に出るシングルが入ったアルバム(いつ出るんだろう)はたぶん購入する。

音楽の普遍性『檸檬』・『スヰート檸檬』遊佐未森

はて、年に何枚のいわゆるカバーアルバムが発売されているのやら。カバーアルバムのシリーズを出している人もちらほらいる。槇原敬之とか徳永英明など。夏川りみのディスクもちょっと話題になった。

さて、紹介しているのは大正から昭和30年くらいまでの歌謡曲(認識合ってるかな?)のカバーアルバム2枚である。さすがに半分くらいしか曲を知らないが、どれをとっても良い曲ばかりだ。アレンジは、少し現代風になっている『檸檬』と、原曲の雰囲気が感じられる『スヰート檸檬』』と言ったところだろうか。どちらも彼女の歌声が十分に堪能できる。どちらも生楽器をふんだんに使って、暖かみのある音調だ。

歌謡曲・ポップス・ロックなどには、その曲が生まれた時代背景がある。 岡林信康の『私たちの望むものは』なんて、あの時代(70年代初頭)が生んだ曲だと思う。そうなると、時代が移り変わると曲の力が極端に落ちてしまうことを認めざるを得ない。そんな中でちゃんと聞き続けられ歌い続けられている曲があるのだ。時代を超えて愛されている曲、と言ったところか。

そうだ、今年は服部良一の生誕100年だったと思う。日本のポップスの基礎を築いたと言える彼の音楽を聴き直してみるのもおもしろいかなと思っている。

Reflections 寺尾聰

ある一定以上の年齢の方ならば、このアルバムを持っている人もいらっしゃるのではないだろうか。私がこのアルバムを聴いた(はずの)年齢は8歳くらいだったろうと思う。彼の大ヒット曲『ルビーの指環』が収録されたアルバムである。

去年リマスターで発売された。おそらく音は格段に良くなっている。オリジナルと違う!とおっしゃる方もあるかもしれないが、それはそれとして…。さて、私はこのレコードを聴いていたはずなのだが、あらためて聴いてみるとほとんど覚えていないことに愕然とした。歌詞も曲もアレンジも覚えていないのだ。小さい頃の記憶はこんなものかな?

で内容であるが、ものすごく良くできたディスクだなと思う。随所に25年前のアレンジを感じるのだが、それが古くさくない。フュージョンのようなアレンジやちょっと歌謡曲のような雰囲気までいろいろ楽しめる。『ルビーの指環』がいちばんおもしろくないかもしれない。

さて、なんで去年紅白に彼が出場したかはよく知らないのだが、去年彼はこのアルバムをそのままセルフカバーした『Re-cool Reflections』を発表した。曲順もそのままだ。アルバムを全てカバーすることはけっこう珍しい。おもしろくて両方購入してみたのだが…。

結果は、どっちが新しいのかわからないくらいどちらも良くできている。カシオペアが好きな方はひょっとしたら気に入るかもしれない。

Kate Walsh: Tim’s House

土曜日の午後、例によってFMを聴いていた。6時ちょっと前に流れた
『ユア・ソング』
という曲、もう頭から離れない。いやはや、こういう雰囲気には弱いのだ。

この人、イギリスの女性シンガーソングライターだ。確かにイギリスのフォークの香りがする。私の手元には、
Kate Rusby
とか、
Bill Jones
とか、これに近い雰囲気のディスクがいくつかある。最近探して買ったのは
Nancy Kerrだった(上記ページには最新アルバムがない、日本版が出なかったからだろう)。

それにしてもこのKateさんも気になる。で、調べてみた。ファーストアルバムは去年の6月に出ている。全曲静かなアコースティックな雰囲気。上記の曲は歌詞もそれほど難しくない(といっても、歌詞の裏側がなんかかいま見えるよな、この歌い方は)。

ちょうどよいことに明日は都心に出る。とりあえずタワーレコードにでも行ってみよう。

一応普通に買えそうです。

我が祖国を聴いてみる

「ペールギュント」のときにも書いたが、『モルダウ』はチェコのスメタナが作曲した『我が祖国』の2曲目だ。全部聴くと1時間を超える。今日は夕方からこのディスクを聴いている。

ちょっと前にブックオフで拾ってきたディスクだ。録音は40年以上前のもの。聴いていると物語や風景に引き込まれていくような感じを受ける。チェコのお城、モルダウの流れ、そういうのを感じながら聴いている。

この曲は多くの録音がある。どれがお勧め?と聞かれてもちょいと困ってしまうので、店頭でクラシックに詳しそうな店員を見つけて質問してほしい。ちなみに私が聞いているのは、
アンチェルが指揮をしているチェコフィルの録音だ。

繊細なピアノの音を感じる

つい最近NHKのテレビで「ピアノの詩人ショパンのミステリー」という番組が放送された。ピアニストの仲道郁代さんが、ヨーロッパを旅しながらショパンの書いた楽譜を見たりその時代のピアノを演奏したりしながら、ショパンの音楽を紹介していく番組だった。

これに触発されたわけでもないが、ショパンが生きていた時代のピアノを使って演奏したディスクを購入してみた。私がショパンを買うのはかなり珍しいことだ。

大きな音を出すことにおいて、現代のピアノはショパンの時代のピアノとは比較にならない。音の持続時間においてもその時代のピアノは現代のピアノの足元にも及ばない。それでもだ、なんとも繊細な響きが美しい。現代のピアノでは一様に派手になってしまう(ショパンの音楽はそうなんじゃないかと思っていてあまり聞かなかったのだ)かれの音楽が、陰影に富んだ演奏になるから不思議だ。

当時のピアノを弾いた仲道さんも「こんなに柔らかな音が出る」と驚かれながらある場所では「深くて重たい音がする」と驚かれていた。「現代のピアノではショパンの繊細さを損なってしまうことがある、それを現代の楽器とニードの中でどう演奏するかがピアニストの考えることだ」というコメントをされていたのが印象的だった。

私の家には数は少ないが、数種類のピリオド楽器(時代物の楽器のこと)で収録されたピアノ曲がある。それぞれの個性を持っていておもしろいし、知っていたはずの音楽の違う一面を見せてくれる。ということで、ショパンファンの方は、こういうのもおもしろいかもよ。とりあえず新しいものから並べてみよう。

ライブ版のクオリティはどうだ? 遊佐未森のライブDVD

先日遊佐未森さんのライブDVDが発売された。高校生の時に後輩が聴いていたのでこの人の雰囲気は知っていた。社会人になってもときどき出会っていた。最近オークションやらでアルバムをそろえてみたのだ。不思議な透明感のあるボーカルと、不思議な世界の歌詞だ。完成がそもそも不思議だ。

このライブは、今年の七夕に行われた“ササノハ オトノハ ~七夕夢一夜~”というライブを映像化したもの。小編成のバンド演奏になっている。彼女もピアノを演奏している。演奏のクオリティは高い方だろう。

さて、スタジオでレコーディングされたものの総合的クオリティとライブ版の総合的クオリティはどちらが高いか、これは大変な議論になるだろう。スタジオ録音では、演奏は納得がいくまで吟味されるし、音質も納得がいくまで調整される。ライブ版ではその瞬間が記録されることになるので、最良の演奏でないこともあるし、最良の音質でないこともある。収録された会場によってはそれは顕著に表れてしまうだろう。では、ライブ版の良さはどこにあるか。それはおそらく演奏者のテンションが伝わることだろう。

とある人のコンサートのアンコールで、それまでレコードで何度も聴いていた曲が演奏されたことがある。一応歌詞の意味は理解しているつもりだったのだが、そのアンコールの演奏を聴いたときに、今までの理解がまるで間違っていたのではないか?と思う経験をした。そのくらい演奏者の思いがライブでは伝わる。ここがライブ版の最大のおもしろさだろう。スタジオではやらないアレンジや曲の構成もまた楽しい。

今回のDVDでは、主に中期から後期の作品が多く取り上げられ、シンプルだが力強い演奏とともに、彼女の今の思いがよく伝わってくる。アンコールで演奏された『ミント』は、スタジオ録音では感じられないストレートなメッセージを感じることができる。

とりあえずCD情報。

Piano Stories

学生時代にとある先輩が聴かせてくれたディスクだ。10年ほど前に探してみたのだが、そのときは廃盤になっていて入手することができなかった。つい先日CDショップの店頭で発見したのだった。なんと、リマスタリングでの再発売。

久石譲のピアノだけで録音されたディスクだ。ナウシカなどの有名な曲もたくさん入っている。映画のサウンドトラックとはひと味違う演奏が聴ける。ちょっとBGMにするには色が濃いかもしれないな。ピアノのタッチも力強く、それぞれの音楽から映画とは違うストーリーが感じられる。

このシリーズはおそらく4枚発売されている。これ以外にも彼のピアノ作品はたくさんあるので、聴いてみてはいかがだろうか?とりあえずそれぞれのディスクの情報。