スクリーンリーダーユーザーがUNIXみたいなものを触りたくなったときに使えるかもしれない環境

私は古くからUNIXを使ってきた。スクリーンリーダーを選定する際、UNIXと接続するためのソフト(ターミナル・エミュレータ)が使えるかというのは重要なポイントだった。

ということで、現在は
JAWS
を使っているわけだがこれから入門しようとする人にとっての環境はどんなもんだろうと思ってちょっとだけ実験したので、その結果をば。

UNIXはRaspberry Piで

おそらく、最も短時間でUNIXみたいなものを動作させられるのはRaspberry Piだと思う。インストールはほとんど悩まないだろうし、参考サイトも豊富にある。なにより安い。

スクリーンリーダーはNVDAで

UNIX自身にあるアクセシビリティ機能が十分でない以上、WindowsのコンピュータをUNIXに接続して使うのが現実的だろう。そのときに使うのがターミナル・エミュレータだ。で、これが使える可能性があるのがNVDAというわけだ。ちゃんと動くよ。

ターミナル・エミュレータはTeraTermで

いろんなエミュレータがあるけれど、私のかる~い実験ではTeraTermが使えた。Emacs(っていうテキストエディタ)もちゃんと使えるし、画面の内容もちゃんと読める。

なぜにUNIX?

それは愚問だろう。使ってみたいから、でしかないよね。まっ、プログラミングのお勉強したいとか、コマンドラインのインターフェースが好きだとか言う懐古趣味みたいなことを言う人も(おれのことか?)いらっしゃるかもしれないね。

Flo Tools – Enhanced Workflow for Pro Tools Users With Visual Impairments

とりあえず情報だけ記載。

Pro Tools に、スクリーンリーダーで操作したときの読み上げと、読み上げ用のショートカットキーを追加するマクロ集。

ちゃんと期待したように動かすにはどんな設定をすべきなのか、ただいま思考削除中。Macを英語設定にしないと動かないのかな?ちゃんと動いているような気もするんだけど。

Flo Tools – Enhanced Workflow for Pro Tools Users With Visually Disabled

avrマイコンはおもしろいだろうか?

拝啓

最近ラズパイで遊んでいるわけだが、ラズパイは反応が遅いのである。ものすごく短い時間停止するように指示してもその100倍くらいはかかってやっと目覚める。どのくらい短いかって言うと10マイクロ秒。

正直汎用のコンピュータにそういうことを求めてはいけないのだろう。いろんなことが同時にできて大きなデータが扱えて、インターネットに接続できる。それがフリスクの箱くらいのコンピュータ、それがRaspberry Piの姿なんだなって改めて感じる。

じゃ、10マイクロ秒をきっちり計ってくれて、さっさと反応してくれるものは?それがマイコンなのかな。ということで、そろそろマイコンにも手を出してみよう。

みんなPICだから私はAVRで

そんなわけでもないけれど、avrはちょっと楽しそうなのだ。なにがって?

  • C言語で開発できそう。
  • gccが使えるようなので基本無料で環境が作れる
  • 開発ツールとして使い慣れているUN*Xで開発できそう

ということだ。少しマイコンが手に入りにくいようだったり、情報が少なめだったりするみたいだけど、おもしろそうである。

ということで、今後どうなりますやら。

Raspberry Pi Zero WHを買ってみた

既にたくさんの情報があるのでそういう一般的な情報は他のサイトに譲ることにして、私が提供しておきたい情報は、この小さな基板上の端子類の配置である。電源の位置を間違えるとおそらくせっかく買ったラズパイを壊しかねない。

ピンヘッダが手前に来るように本体を置くと、向こう側に端子が三つある。

左から、

  • Power
  • Micro USB OTG
  • HDMI

となる。左側の短い辺がカメラ用のフラットケーブル、右側がMicro SDカードのリーダーだ。

この情報で、助かる人がいるかな?

私が買ったのはRaspberry Pi Zero WHではないが、全部そろっているこちらはお勧めである。

Radikoを聴くためのPythonスクリプト

ということで、ちょろっと改造してみました。

最近はrtmpdumpが必要なくなっているのですね。コマンド1発でちゃんと再生できてます。

#./radiko.py FMJ

とかやるとちゃんと聴けます。TBS, LFR, FMJ, NACK5 BAYFM78, JOAK, JOAK-FMとかやるみたい。

ま、遊べます。

Radiko.py

Debian GNU-Linux (Stretch)のスクリーンリーダー使用インストール

拝啓

最近Raspberry Piで遊んでいる。どんな風に遊べるかは別に書くとして、こいつに使われているOSは、Raspbianっていう名前なのだ。そう、Debianが元になっているわけだね。

ということで、MacにもDebianをインストールしてみようと思ったのである。Raspberry Pi上でのソフトウェア開発がちょっとは楽になるかな?ってことで。

で、どうなのさ?

結論は、スクリーンリーダーが入っていて、インストール時点からちゃんと使うことができる。点じディスプレイを接続すればおそらく自動認識してインストール画面が読める。

仕組みは完璧だが、私の環境では音声がとても不安定で、インストール途中で音声だけ停止してしまう。原因は調査していない。

インストール方法

Debianのインストールガイドに極めて詳しい説明がある。私がやらなければならないのは、インストールしているところの実況録音の公開くらいではないだろうか。ということで、チャレンジしてみたいなと思った方はぜひ、本家のページをご一読あれ。

インストールしただけじゃ意味ないけど?

そのままちゃんと使える。音声は不安定なままだ。点じディスプレイを使ってコンソールでDebianを使おうとしているならばほとんど問題はないだろう。残念ながら日本語を書くことはできない。これに関しては
GR for UNIX
ってのがあるが、長期にわたって更新されていない。

Pro Tools 2018 アクセシビリティ・インプレッション

Pro Toolsが久しぶりに大幅なアップデートを行った。バージョン番号の付け方も変更されて2018となっている。いろんな変更点はあるのだろうが、アクセシビリティ的にはどうなっているのか?ちょっとだけ確認してみよう。

システム

使っているシステムは下記。

  • iMac 27-inch LATE 2012
  • macOS High Sierra

結論

これからPro ToolsをVoiceOverでの読み上げで使ってみようとしている人がいるならば、安心して導入することができるだろう。特別な不具合を今のところ発見していない。

購入時のライセンスの認証も、英語ではあるがきちんと使うことができる。相変わらず使えないところは使えないがそれは想定内のことだろうから。

詳細

ちょっと待っててね。

Apple Watch 買ってみた

一月ほど前にApple Watchを買ってみた。購入に先立って、VoiceOverを使ってWatchを操作している人のレビューを検索してみたのだが、あまり良いレビューが引っかからない。せめて初期設定の方法くらいないかなと思ったのだが、残念ながら見つけることができなかった。

ということで、この記事では初期設定がどうだかとか書いてみよう、と思うのだが?

こっちはブログ。なので、ブログらしいことを書くことにして、資料性の高い方はちゃんとページを作る事に使用。

なんに使えるのか?

さてさて、私は触って時刻を知ることができる時計を複数所持している。SEIKO, ARSA, CITIZENだ。時計は基本的にこれで用が足りる。じゃ、なんでApple Watchなのか?

そりゃ、おもちゃにしたいからだ。楽しいじゃないか。それでなにか実用的に使えれば儲けものである。いわゆる歩行のナビに使えればもう万々歳。ということで、GPSが付いている高い方を購入。

実用的にはどうだべか?

まず、「絶対に必要ですか?」と聞かれたら「いや、いらないんじゃないかな?」が答えだろう。だが、あればあったで便利なことも事実だ。持っていて便利だなと思った瞬間は

  • とりあえずiPhoneを持って歩いていると落としそうでひやひやするので、手にWatchが付いていればちょいと安心
  • 必用十分な情報はWatchにも表示されるのでこれを確認しながら歩いて行ける
  • 曲がらなければならない場所で振動による通知も来るので表示を確認できなくても安心である
  • BlueToothイヤフォンはあった方が便利だろうが、なくてもOK

ってとこかな。問題点もないわけではない。

  • iPhoneは片手で操作できるがWatchはそうではない。手首から外してしまうとロックされてしまうので外さない方が良い。だとするとiPhoneを操作するためにどうしたって両手が必用だ
  • VoiceOverの音量をWatchで簡単に調整することができない。Siriに頼むとやってくれるのだが、雑踏だと聴き取ってくれなくて困る。結局iPhoneで変更することになる。
  • 曲がり角の通知が複数回来れば良いのにな。

いろいろ書いたが、おそらくiPhoneを持って歩いているときより安全になったとは思う。使うのに骨もいるし全面的に信頼できるものでもないから、使えないなと思うことも多いのだが、私にとっては十分価値のある買い物になった。Watchで電話がかけられるのは地味に便利だし、自分の消費カロリーなんかが可視化されるのはおもしろい。

accessible Peak Meter

Pro ToolsにしろLogicにしろ、音楽製作をする上でメーターの表示はある程度気になるものだ。どちらもVoiceOverと一緒に使用したときにメーターの表示を読めるようにはなっている。が、リアルタイムに確認することは難しい。

とあるイギリスの開発者が、音でメーターの状態を教えてくれるプラグインをリリースした。AU, VST, AAXに対応している。要するにほとんどのDAW環境で使えるだろう。

私は、Pro Toolsのプラグインとして使ってみた。そのときの簡単な記録と印象を書き留めておこう。

プラグインの使い方

特に説明する必要はないだろう。それぞれ、ドキュメントに沿って、それぞれのDAWでの適切なフォルダにファイルをコピーすればインストールは終了だ。

セッションを作って、いくつかのトラックを作ったならば、監視したいトラックにこのプラグインをインサートする。これだけである。

デフォルトでは、クリップが発生すると短いビープ音で教えてくれる。どの程度クリップしたかはビープ音の高さでなんとなくわかる。詳細はメーターを読めば良い。ミックス作業をしながら、あるいはレコーディングの準備でレベルを決定するようなときに、メーターを読むことから解放されるのはなかなか良いことである。

プラグインを開いて いくつかの設定を行えば、-6dB程度でビープ音が出るように設定もできる。録音時はこのくらいが安心かもしれない。

サウンドデバイスにも寄るだろうが、私は-10程度でビープが出るように設定し、フェーダーは0にした状態で、サウンドデバイスの入力レベルを調整している。これでサウンドデバイスの中でのクリップは防げるはずだ。

問題点

どうやら、小さなバグを抱えているような気がする。ビープではなく連続してメーターの状態を音で知らせてくれるモードがあるのだが、そちらに設定するとデフォルトのピークお知らせモードにしてもモードが切り替わらないような気がする。お知らせしてあげなきゃな。

入手先

ブログ復活したようであります

1年以上も放置していたブログであるが、設定をようやく行って復活することができた。

このブログは、基本的に私の興味に基づいて書いているので、計算機の情報や技術的書き込みが多い。 読んでいて面白い記事は少ないかもしれないが、これからもボチボチ気が向いたときに書いていこうと思う。

ということで、この記事は設定がきちんと行われているかのテストの意味合いの方が強い。いろいろ正しく動作するかな?

ネカフェでスクリーンリーダー

拝啓

視覚障害者が使うことのできるWindowsコンピュータ環境は特殊である。画面を読み取るためのソフトウェアがインストールされていたり、画面を拡大表示するソフトウェアがインストールしてあったり、画面の配色を変更してあったりと様々なチューニングがされている。これはこのようにチューニングしなければ使えないことを意味している。

さて、外出先でどうしてもコンピュータを使わなければならなくなったとしよう。急いで書類を作成しなければならない、作成したものを印刷しなければならない。そんなときに便利なのがネットカフェである。一通りのコンピュータ環境と飲み物などのサービスが付いている。

ところが当然のことながらネットカフェのコンピュータは視覚障害者が使えるようにはチューニングされてはいない。つまり、ネットカフェは使うことのできないお店だったのだ。

さて、つい先日そのネットカフェに行って、画面読み取りのソフトウェアを起動して使うことができたので、その簡単な記録を書いておこう。ほんの少しだけお店の人に手伝ってもらう必要があるかもしれないけれど、十分に使うことができた。

環境など

使ったスクリーンリーダーはNVDAである。このスクリーンリーダーは、USBメモリーに本体を入れておけば、コンピュータにインストールすることなく使うことができる。実にネットカフェ向きのスクリーンリーダーと言えるだろう。

行ったネットカフェのコンピュータにはWindows XPがインストールされていた。事前に店員に「なにかやってはいけないことはありますか?」と質問してみた。答えは、「なにをインストールされてもかまいませんが、再起動するとすべて消えてしまいますから、インストールの際に再起動が必要なソフトはインストールできません。」とのことだった。要するにJAWSはだめである。

ファイルの取得

事前にネットカフェに行くことが分かっているのなら、USBメモリーにNVDAを入れておけばよい。ところがそうも行かないこともあるだろう。

ネットカフェのコンピュータ以外に自分の手の届くところにNVDAをダウンロードできそうなコンピュータやスマートフォンがないのならば、諦めて店員に手伝ってもらうことになると思う。が、私はiPhoneを持っていた。

そこで、iPhoneでNVDAをダウンロードして、DropBoxに措いた。こうすると、直接ダウンロードできる比較的短い(ような気がする)URLが得られる。

ネカフェのコンピュータを起動。どうやらXPが起動したようだ。おもむろに、Windowsキーを押しながらRを押す。「ファイル名を指定して実行」っていうダイアログが表示されているはず。narrator と入力してみよう。英語でなにかしゃべり出したかな?

もう一度Windowsキーを押しながらRを押す。「ファイル名を指定して実行」のダイアログに、先ほどiPhoneで取得したNVDAをダウンロードするためのDropBoxのURLを慎重に入力。うまくいかないと404っていう英語の悲しいメッセージが聞こえる。辛抱してやり直そう。

どうやらアクセスできた。おそらくセキュリティダイアログが表示されている。通常ならAltキーを押しながらRで実行できる。実行できてしまえばこっちのもんだ。状況によってはもう一度Altキーを押しながらRを押さないといけないかもしれない。ダウンロードのためと実行のための2回だと思う。

正直、この部分だけ店員に手伝ってもらうのが合理的だろう。時間のかかる作業ではないので断られることは少ないと思う。

無事実行できれば、インストールの音楽が流れるだろう。後はポータブル版をUSBメモリーに作るように操作する。これで再起動しても大丈夫。

追記

NVDAの起動は、下の手順で行う。

  • Windowsキーを押しながらRを押す。
  • e:\nvda\nvda のように、USBメモリーのドライブ名とポータブル版を入れた場所を入力してエンターキーを押す。

ここで問題になるのは、USBメモリーがどのドライブになるかだ。しょうが無いから、Dから順番に試していく。Fくらいまでにはきっとあるだろう。

さて、これでWordも使えるし、IEも使える。ネカフェでシャワーでも浴びるとするか?

U.S. キーボード

この記事は、一応Windowsのキーボード設定に関する記述である。Windows 7とJAWS 14.0を使っていて、日本語配列キーボードではなくて、US配列のキーボードを使っている(あるいは使おうとしている)人たちに向けての記事である。なお、日本語版JAWSはUSキーボードをサポートしていない。なので、この記事を読んで、JAWSのサポートに問い合わせをすることのないように御願いしたい。そのようなことが発覚すると、この記事そのものの公開を停止しなければならないから。

きっかけはPro Toolsを使っているときだった。どうも動作しないショートカットキーがある。編集操作で頻繁に使用するショートカットキーだったので、使えないとなかなか不便である。 Optionキーとテンキーのプラス・マイナスが動かない。Commandキーとテンキーのプラス・マイナスは動く。Shift:Optionキーとテンキーのプラス・マイナスは動かない。原因を考えても思い当たらない。 とりあえず環境設定のキーボードのところを一通り眺めてみたけれど、なにかのショートカットキーとぶつかっているようでもない。私に見落としがあるのかもしれないが、発見できなかった。 最近変更したことと言えば、OSのアップデートを行って10.8.5にしたことくらい。これが原因だったらかなりいやだなあ。 動いていたときの環境を思い出してみると、Kotoeriが入っていないことだということに気がついた。どうせ日本語書かないんだし、入れなくてもいいやって思ったのだった。ということで、キーボード設定でKotoeriのチェックボックスをオフにして再起動。はい、めでたく上記ショートカットキーは使えるようになりましたとさ。

さて、長かったけれどここからが本題。そもそもPro Toolsは、US配列のキーボードでないと操作できないキーがある。そのうちUSキーボードを買おうと思っていたのだが、このタイミングで発注。土曜日に受け取って、とりあえず設置。Mac側は問題なく動作した。 さて、私はMacの上でWindowsを使っている。VMWareというソフトを動かすと、Macの上でいろんなOSが動作する。このおかげで、一つのコンピュータでMacとWindowsの両方の環境を構築できている。ということで、このWindowsのキーボード設定も変更しなければならない。そのままでも使えるかなと思ったが、いくつかの記号が入力できなかったり、日本語変換のOn/Offが煩雑であったりするので、思い切ってキーボード設定を日本語から英語配列に合わせることにした。

考えなければならないのは下記の二つ。

  • OSのキーボード設定を変更する
  • スクリーンリーダーのキーボード設定を変更する

このうち、OSの設定に関してはいろいろな記事があるので、そちらも参考にしていただくことに使用。

OSのキーボード設定変更。

コントロールパネルから変更できるかと思ったら、これができない。当然と言えば当然なのだが、USキーボードを選ぶと漢字変換ができなくなってしまう。これでは困るので調べてみると、なんとレジストリを変更するのだそうだ。

  1. レジストリエディタを起動する。スタートボタンを押して出てきた検索ボックスに”regedit.exe”と入力すればほぼ確実に起動できるだろう。
  2. 左側のツリーから、 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411 を探す。
  3. このキーには三つの値が含まれている。”Layout File”を探して”KBDUS.dll”に書き換える。
  4. レジストリエディタを終了して、Windowsを再起動。

起動してきたWindowsで、メモ帳のようなものをとりあえず起動。英語キーボードの動作チェック。 右手の小指の右(日本語ではコロンがあるばしょ)を押してみよう。アポストロフィーがちゃんと入力できるだろうか。続いてAltキーを押しながらTabキーの上(日本語キーボードでは全角/半角キーがあるばしょ)を押してみよう。日本語が書けるモードになっただろうか。このキーを単独で押すと妙な記号(アクセント記号とかグラーブとか言うよね)が入力される。

ということで、OSレベルでの設定は終わったと思われる。次はスクリーンリーダーの設定である。

JAWSの設定

日本語版JAWSが英語配列のキーボードに対応していないのはそれなりの理由がある。JAWSには今のところ複数のキーボードレイアウトを切り替えて使用する機能がない。つまり、日本語版は日本語キーボードに、その他の国バージョンはそれぞれの国のキーボードに合わせて作られている。よって、簡単には対応できないのである。幸いなことに、日本語キーボード設定は、すべてユーザが変更可能なファイルに書き込まれている。その気になれば日本語版JAWSを、英語キーボード仕様に再カスタマイズできる。設定ファイルを探してこつこつ編集していくことになるが、やってやれないことはない。正しく動く保証もないが、とりあえず手を出すことができる。

変更するファイルたち

それでは、変更する必用があるファイルを紹介しよう。

続きはこれから、ぼちぼち書くので。

らじるをコマンドラインで録音する

なにやら、mplayerを使ったシェルスクリプトがあった。

そもそも、MarantzのネットワークオーディオプレーヤーであるNA7004に、NHKを登録しようと思って調べていたのだ。こいつ、WMA形式のストリーミングに対応しているので、らじるのWMAストリーミングのURLが知りたかったのだ。

ということで、このシェルスクリプトを読んで解決。

らじる★らじるコンソールプレイヤー

Markdownは便利だろうか?

前書き

最近ちょっとまとまったドキュメントを書いている。もちろんこれまでにもドキュメントはそれなりに書いてきたわけだけど、なぜだかMarkdownという書き方で書いてみようかと思い立った。

詳しくは、 WikipediaのMarkdownの記事 などをご覧いただきたいが、要するに見出しや箇条書き部分に簡単なマークを入れておくと、HTMLに変換してくれたり、Word文書を作ってくれたりするというものらしい。主にHTMLに変換することを目的としているのかな?

Markdownならば、そのままでもほとんど違和感なく読むことができる。書くのもHTMLをそのまま書くよりずっとずっと楽だ。そしてそれなりにきれいなHTMLができる。

文章を書くと言うことは、本来体裁を気にすることではないはずだ。文章そのものを考えたり、どんな構造にするかを考えたりすることがずっと重要なはずだ。

が、ワープロを使ったりするときにはなかなかそこに集中するのは難しい。もちろんスクリーンリーダーユーザーならではの問題もあるのだけれども、もっと文章そのものに力を注ぎたいものだ。

ということで、私は昔から文章だけをメモ帳のようなもの(もうちょっと高機能だけど、エディタというジャンルのソフト)で書いてそれを適当なプログラムに通すと美しく(?)整形してくれるものを使っていた。古くはntf, xtrなど。TeXにはほとんど手を出さなかったけれど、やりたいことはよくわかる。

時代がHTMLになってからは、最低限の要素を使ってHTMLを手書きしていた。なんらかの原稿を書くとき必死でWordを使うより、HTMLで書いて校正してくれる人に渡した方が構造的な意味は伝わりやすい。校正してくれる人がいなくても、Word文書よりはたぶん美しい体裁になるだろう。

が、HTMLは覚えるのになかなか苦労する。総論は賛成でも覚えるとなると二の足を踏んでしまう人も少なくないだろう。ということでMarkdownの登場だ。

HTMLよりはずっと楽に構造を書き示すことができる。見出しにしたい行の先頭に半角シャープを入れればよい。もう一つ小さな見出しならシャープ二つ。段落を分けたいのなら1行空けておけばよい。このくらいならたぶん誰にでもできるだろう。

さて、こうやって書いたテキストをWordやHTMLに変換してくれるソフトが必要だ。ということで、最近MarkDown#Editorなるソフトを使っている。これがなかなか便利だ。

MarkDown#Editorってなに?

エディターというジャンルのソフトがある。その昔ならば、 VZ Editor というものがある。今なら 秀丸エディタ とかだろうか。

主にプログラマーに好まれる傾向があるが、プログラム以外にも文字ならなんでも書ける。ワープロのように印刷機能を持っているわけではないが、文字を書くことにおいては手足のように効率的に動くのがエディターだ。

さて、そのエディターの機能としてMarkDown形式で書いた文章をHTMLに変換してくれるのがMarkDown#Editorである。簡単な形式で文章を書くと、そこそこ美しいレイアウトにしてくれるというわけだ。

画面が左右2分割されており、左側に文章を書いていくと、右側に整形されて表示される。書いているときには左側だけを気にしていれば良い。

入手方法

作者のサイトから入手ができる。まず、作者のサイトを読んで、どんなエディターなのか、概略をつかんで頂けると良いだろう。

HIBARA.org – MarkDown#Editor

~~まだまだ続く~~

Pianoteqとか諸々の話

ずっと前から、すてきなピアノのソフトウェア音源がほしいなと思っていた。もちろん生のピアノをレコーディングできればそれに越したことはない。だが、そんなチャンスはなかなかないし、MIDIレコーディングの便利さも分かる。そういうわけでなにか良いものはないかといろいろ試聴していた。

有名なのはIvoryという音源。なかなかすてきだ。ピアノの音を一つ一つ録音してそれを使って合成していく。最近のソフトウェア音源の定番的な手法だ。データだけで100GBを超える。もっと巨大な音源も存在する。

そんな中で、Pianoteqという音源を発見した。この音源もなかなかすてきなピアノの音だ。うん、一番安いものなら1万円程度。おもしろいかもしれない。

メーカーのページで試聴ができる。本当にこれがコンピュータだけを使って音を出しているのかと疑いたくなるほど良くできているなと思う。もちろん生演奏と比べると違うけれど、十分に完成された世界だなと思う。Ivoryでもそう思ったのだが。

日本代理店のページにこの音源の詳しい情報は譲るけれど、自分が触れてきた電子ピアノたちとは次元が違う音がすることは確かだ。

おもしろいのはこの音源、アドオンを購入するか無料のアドオンをインストールすると、いろいろな音色が増やせる。どれもおもしろい。せっかく十八世紀のピアノの音があるのだから、十九世紀のピアノの音もほしかったなと思ったり。

ところで、先日やはりエレキギター音源を試聴する機会があった。これまたすさまじくよくできた音だ。十年前のカラオケなんてお話にならない。ドラム音源もこれまたすごい。ベースも生演奏を再現しようと必死だ。

音楽を作るというのはどういうことだろうか。作り手はその気になれば自分が演奏できない楽器も含めて生演奏に近い(状況によってはそのまま世に出せるくらいの)音が作れるようになったと思う。もちろん最終的な製品にするためには録音やミックスの専門家の力を借りなければならないのだろうが、そのあり方は変わってきたんじゃないかなあ。

つい最近、久しぶりに友人と演奏した。録音が目的だったので一緒に1発で演奏することはしなかったけれど、それでも相手の音を聞きながら演奏するのは楽しい。アマチュアとしてはそこがおもしろいのかもしれない。

すてきなピアノ音源を触りながらのつれづれである。

Pro Tools 11.1アクセシビリティレポート

背景

昨年末に、Pro Tools 11のアップデートが公開された。Pitch IIなどの新しいプラグインが追加されたり、いろいろな修正がされているのだが、VoiceOverへの対応がかなり強化されているので、改めて記事を書くことにした。

昨年私は、Pro Tools 11.0 アクセシビリティ雑感という記事を書いた。この時点ではVoiceOverを使いながらPro Toolsを使うことは絶望的にできなくなっていた。正直心配した。AVIDも前向きな対応は表明してくれなかった。

ところが、海外の情報を読んでいると、どうやら11.1でアクセシビリティ機能が大きく向上するらしいことが分かってきた。そこで、このリリースを待ってから改めて現状を書き残そうと思ったのだ。

使用状況、前提条件

私はこれまで、Pro Tools 10を
Macの画面読み上げ支援技術であるVoiceOver
とともに使用してきた。この使用方法については、
『Pro ToolsをVoiceOverで使ってみよう』
のページで紹介している。

まだまだPro ToolsのVoiceOver対応は不完全であり、操作できない作業がそれこそ山のように存在していた。Pro Tools 11になるとき、それらはどのように扱われ、あるいはVoiceOver対応そのものがどのようになるか、このことは現状の私にとって最大の関心事の一つであった。

今回の使用では、Pro Tools 10で私が行ってきたことがPro Tools 11で可能なのか、AVIDはPro Toolsのアクセシビリティ対応に関心がありそうなのか、そんなことを書いていきたいと思う。

とりあえず結論から

結論は、「YES」だ。十分に使える。Pro Tools 10よりも良い状態になった。安心して作業ができる。今後Pro Tools自信はできるだけVoiceOverをサポートしてくれるのではないかという期待すら持てる。

私が別ページで紹介しているPro Toolsの使い方に関しても、Pro Tools 11で書き直したいと思っている。安くはないが、DTMを本格的にやってみたいという視覚障害者はPro Toolsに手を出してみると、今時の音楽製作を体験することができると思う。

コントロールサーフェス(私はArtist Mixというコントローラーを使っている)があった方が便利なことはこれまでと変わらないけれど、もし手に入れていなくてもなんとかなる。プラグインの操作もコンピュータのキーボードだけでできるようになった(もちろんできないプラグインもあるが)。

具体的な変更点

メーターの値が読めるようになった

各トラックとマスタートラックにあるメーターがVOで読めるようになった。標準設定は3票でリセットされてしまうので、ピークホールドを無限に設定しておくと、ピークを見つけたりクリップしてしまったかどうかを客観的に確認できるだろう。この変更は大きい。

各ボタンの状態が分かるようになった

ソロ・ミュート・録音大気・バイパスなど、それぞれのボタンが押されているのかがVOで確認できるようになった。誤って他のトラックのデータを失ったり、ソロとミュートの関係がごちゃごちゃになってしまうようなことがかなり回避できると思う。この変更も大きい。

AAXプラグインのパラメータの変更ができる

Pro Tools 10では、AAXプラグインは絶望的に使えなかった。プリセットの選択もどうにかマウスをクリックして、各パラメータはコントロールサーフェスから耳を頼りに行うしかなかったが、今回のアップデートでこれらがVOで操作できるようになった。ずっと精度の高い作業が行えると思う。

ナッジの値がきちんと設定できるようになった

編集位置を細かく調整したり、音符の位置を細かく調整したり、選択範囲を調整したりするとき、その最小単位を切り替えるのだが、この値が読めなかった。これもVOで設定・確認できるようになった。実際の作業ではCommand+Option+テンキーのプラス・マイナスを押すんだろうけど。

カウンターが確認できるようになった

再生位置や編集範囲をきちんと数値として確認できるようになった。これも大きな変更である。

MIDIイベント関連の対応

クオンタイズ・ステップ入力・MIDIイベントリストなど、安心して使えるようになった。クオンタイズなど設定状態が読めなかったためなんどかトライしていたのが、確実な設定が可能になり、十分使えるようになった。

新規セッション作成時のテンプレート選択ができるようになった

えっ?今までできなかったの?と言われそうだが、できなかったのだ。ようやくできるようになった。これで私もテンプレートを使って録音までの時間が短縮できそうだ。

初期設定ダイアログなども対応強化

これまでちょっとトリッキーな操作を行ってしのいでいたのだが、今回のバージョンから一般的なVOコマンドで操作できるようになった。

その他

その他、VOコマンドを押してからの反応速度が上がったり、ちょっとした操作でのフィードバックなどかなり改善されている。今後も細かい部分で改善されるのではないかと思う。

Pro Tools 10でなければならないことは?

と書いてみたけれど、ほとんどない。私が好きで使っていたクリックのプラグインがなくなってしまったので若干残念ではあるが、なにかで代用できないようなことではない。他には…・今のところ思い当たることはない。

システム条件

Pro Tools 11.1とVoiceOverで最良の結果を得るには、Mac OSを10.9にアップグレードすることが必用だ。10.8では多くの機能が使えない。Pro Tools 10との共存を諦めなければならないけれど、それよりも得るものは多いと思う。

なお、サポート対象外であることを承知でPro Tools 10をMac OS X 10.9 Maveriksにインストールしてみた。不思議なことに、10.8 Mountain Lionより状況が良い。一部のコードがPro Tools 10にも移植されたのだろう。

最後に

音楽製作を行う視覚障害者はPro Toolsのユーザー数から考えると0.1パーセントにも満たないだろう。そんな少ないユーザーのために短期間で十分な改良をしてくれたAVIDに感謝したいと思う。これからもおそらく私は音楽製作の手伝いやらPodCastの録音・編集やらをこのソフトで行うと思う。

TS-590 + ボイス ガイドストレージユニット

私が初めてアマチュア無線局を開局したのはもう25年以上前のことである。当時は、電子工学に興味のある人でアマチュア無線技士の免許を持っている人は多かった。高校にはアマチュア無線部が存在することが普通だったし、中学生でも免許を持っている人はたくさんいた。

その後会話をするだけならば携帯電話やLine, Skypeのようなもので事足りるようになったので、わざわざアマチュア無線技士の免許を取得する人は数が減っていったのだけれども。

さて、2年ほど前に私は3回目の開局をした。社会人になって免許の更新をしていなかったり、更新を忘れていて免許がなくなったりしていたのだけれども、とりあえず今は免許がある。 その後引っ越しやらなにやらでアンテナを設置していなかったのだけれども、十日ほど前に久しぶりに通信ができる状態になった。 ということで、私が持っている通信機と、それをコンピュータに接続してできることを書き留めておこう。今更アマチュア無線なのだが、ダイアルをぐるぐる回していて、海外の無線局を見つけると、やはりわくわくするものだ。

Kenwood TS-590

現在、私が所有しているのは、ケンウッドのTS-590という機種である。1.9~50MHzの無線機。おまけでラジオが聴ける。通信機としての性能は他のレビューやメーカーサイトに譲るとして、ケンウッドのアマチュア無線機にかなり古くからオプションとして用意されている音声ガイドユニットについて書いておこう。

もう30年以上前のこと、トリオ(現ケンウッド)のアマチュア無線機にTS-711という機種があった。この機会の右下隅にVOICEと書かれたキーがある。これを押すと、ディスプレイ上に表示されている周波数をしゃべるのだ。オプションで用意されているボイスユニットなる小さな基板を装着する必用があるのだが、なかなか画期的なシステムだったと思う。

当時、合成音声でしゃべる機会はほとんど無かった。このユニットも数字しかしゃべれないので、20くらいのパターンを録音してそれを要求された順番にしゃべっている。それでも良い、なかなか便利だった。

このシステムは、車載用のアマチュア無線機にも導入されていた。運転中でディスプレイが確認できないような場合には使えたのかもしれない。だが、主にケンウッドの固定局用として設計された無線機に多く搭載された。なぜそのようなことになったのかをケンウッドの方に直接聞いたことはない。が、私にはそれで都合が良かった。

数回のバージョンアップを経て、現在はこの基板おそらく3代目になるだろう。私が持っているものは2008年に発売された基板だ。最近はしゃべるだけでなく、数十秒間の録音ができるようになっており、ちょっとしたメモ代わりや定型文をしゃべらせるのにも使える。きっとアマチュア無線家なら何に使うのかはすぐに分かると思うけれど。

ところがだ、先日発売された最高級の無線機TS-990のオプション品リストを見てもこの基盤がなくなっている。とうとうケンウッドはこの音声ガイド機能を止めてしまったのか、かなり心配した。慌ててマニュアルを確認、ようやく見つけた。

なんと、本体標準機能になっていたのだ。オプション装着の必用がなくなっていた。最近のアマチュア無線機はほとんどコンピュータである。CPUが搭載されDSPによる信号処理が当たり前に行われている。ならば、合成音声くらいそれらの機能で作れるのだろう。

現在アマチュア無線機を販売している日本のメーカーは大きなもので三つある。音声ガイドを試みたメーカーは他にもあったが、結局ケンウッドだけになってしまった。操作が複雑になりディスプレイを見なければ完全には使えなくなった今、選択肢はケンウッドだけになってしまった。

30年間もこの機能を作り続けているケンウッドには素直に感謝したいなと思う。この機能のユーザーは果たして何人いるのだろうか。

コンピュータと接続してできることって?

—続きはまた —

北九州にはメーテルがいる

夏に書いた記事を下書きにしたままにしていたら、秋になってしまった。ということで、ここからは8月の話。

最近週末に北九州に通っている。ー用事は、さめのスクリプトの勉強会。なかなか楽しくなってきた。

なんとなく知ってはいたが北九州には松本零士のキャラクターのいろんなものがいるのだ。小倉駅にはメー照る・鉄郎・ハーロックの銅像がいる。ベンチに座っているので、ここで記念撮影する人も多い。

そして、北九州空港には案内をしてくれるメーテルがいる。音声認識ができるらしく、こちらからなにかしゃべりかけると、それなりの応答をしてくれる。

もっとも、設置されたのは数年前のことだし、例えばSiriのようにネットワークに接続しているわけでもないので、音声認識力を高めるようなことはできない。いろいろ話しかけてみたがなかなか意図したような案内をしてくれない、ちょっぴり残念。

それにしても、なかなか楽しいではないか。記念撮影してくればよかったなあ。

WordPressのセキュリティ対策 Part1

まず、なにがどうなのかよく分からない。セキュリティ対策の基本は「何を何から守るのかをはっきりさせること」だと言われるのだが、それがどういうことになるのかがなんともはっきりしない。ただ、現象として分かっていることは、「どうやら最近ブログの管理ページへのログインを試みる攻撃があっちこっちで行われているらしい」ことだ。ログインに成功すれば、当然自分のサイトが書き換えられたり、あるいは削除されたりするだろう。

そういうわけで、とにかくログインされるようなことは防がなければならない。サーバーのセキュリティにも気を配れよな、という話もあるが、それは別に行っていくとして、とにかくWordPressのセキュリティ対策として行ったことを記録しておく。なにか役に立てば幸いである。

参考にしたサイト

具体的な組み込み方法などは、下記リンクをご覧いただきたい。それほど面倒ではないとは言え、こういうことに気を配らなければならないのはなかなか面倒な話だ。

何を何から守るのか

まずここから考えてみた。実際にはみんなどんな対策を行い、何を何から守ろうとしているのかを情報収集したのであるけれど。そこから見えてきたのは、こんなところだ。

  • 管理者権限を乗っ取って、サイトにログインして、最終的にはサイトの乗っ取りを行う
  • そのために、ユーザ名とパスワードを推測して総当たりで試して見る攻撃を行う。
  • WordPressのシステム上、デフォルトの管理者アカウント名は分かっているから、まずはここから攻めてみる。
  • いくつかの手段で、管理者以外のユーザ名を知ることができるので、それも使って総当たり攻撃をしてみる。

なかなか手が込んでいる。仮に自分のサイトに他人が不正にアクセスできてしまうと、朝起きてみたら自分のブログがアダルトサイトになっているかもしれない。あるいは、大量の迷惑メールを送るために使われているかもしれない。それは意図していないこととはいえ防がなければならない種類のことだろう。ということで、下記が私が取った対策。

攻撃が行われていることを検知する

管理ページにログインしようとしたときに、私にメールが届くように設定してみた。ログインに成功したのか失敗したのかも含めてメールが届く。当然自分がログインしてもメールが届く。実際にやってみると、昼夜を問わずなんらかのログインを試みられていることが分かる。

使ったプラグインは、『Login Alert Notification』というもの。これを見ているだけでも、なんらかの対策をしなければという気持ちになる。

攻撃のパターンはあるのか

それなら、攻撃にパターンはないのだろうか。パターンがあれば、そのパターンに応じた対策を行えば良い。分かっていることは、デフォルト管理者のユーザ名であるadminでログインを試みていること。ならば、adminユーザが存在することが危険なわけである。ユーザ名を変更できないのか?

ということで、したのような手順で変更してみた。

  • adminアカウントでログインする。
  • 新しく管理者アカウントを作成する
  • 作成できたら、adminアカウントからログアウトする。
  • 新しく作ったアカウントでログインする。
  • adminアカウントを削除する。もしadminアカウントで書いた記事やページがあれば新しい管理者アカウントに移行する。

上記のように書いたが、私は管理者アカウントでは記事やページは書かないことにしている。こうすることでそもそも管理者権限でログインしている時間を短くできる。また、管理者の投稿者アーカイブを開かれてしまったときにも、書いた記事やページがなければ管理者IDが漏れるリスクが減らせるようなのだ。投稿者アーカイブに関しては後述する。

そういうわけで、私は管理者の他に普段記事を書いたりコメントの承認をしたりするためのアカウントを作っている。権限は「編集者」にしている。

なお、複数のユーザでブログを管理しているような場合、すべてのユーザで上記作業をすることが必用だと思う。もちろんadminが最も狙われているのだが、admin以外のユーザも狙われる。また、後述するように既にユーザ名が攻撃者側に知られてしまっていることも考えなければならないからだ。

他のユーザ名でログインを試みられている?

ログイン記録メールを見ていると、どうやらadmin以外のユーザ名でもログインを試みられていることが分かる。そしてそのユーザ名はちゃんと存在するユーザ名だ。なぜばれてるのだろうか。

どうやら、WordPressにはユーザ名がURLから推測できてしまうことがあるのだ。具体的には下記二つ。もっとあったら教えてほしいな~。

  • 各投稿者(ユーザ)のアーカイブ。複数人でブログを運営しているような場合に、便利な機能。あの人の記事だけまとめて読みたいな、みたいなことができる。このページのURL内にユーザ名が隠れている。
  • 各記事にある投稿者名部分のリンク。このリンクをクリックすると上記投稿者アーカイブに飛ぶのだが、ここにもユーザ名が入っている。つまり、各記事には何らかの形でユーザ名が埋まっている。

ということで、ばれないようにするには、記事に埋め込まれているユーザ名を違うなにかに置き換えるような仕組みが必用だ。私が使ったのは、『Edit Author Slug』というプラグイン。これでユーザ名を見えなくすることができる。しかし、一度Googleなどの検索エンジンに取り込まれたり、そもそも攻撃者側に知られてしまっている場合にはもう防げない。もちろんやらないよりは良いのだろうけれど。

複数のユーザでブログを管理していたり、そもそも管理者用と投稿者用など複数のユーザでブログを管理しているような場合、念のためにすべてのユーザ名を変更し、ユーザ名を見えなくすることが必用だと思う。adminだけを変更してもその他のユーザは結局狙われ続ける。

最後に

実に大変だ。HTMLを完全手書きしていた時代ならばこんなことは考えなくて良かったが、今時そうも言っていられない。ということで、私のメモは終わるのだ。

いったいいくらなの?

iPhone 5S/5Cの話題で賑わっている。私も実にうきうきしている。

4年前に「iPhoneがしゃべるぞ!」という情報を得て、発売日にショップに行って手に入れたのがなんとも懐かしい。あれから新機種が出ると必ず購入してしまうという状態である。もちろん新しいものが好きだというのが最大の理由であるが、Apple社へのあるいはiPhoneへの期待の表れでもある。

ところで、買い換えるに当たってはいわゆる機種変更となるわけだが、3年前はソフトバンクしか選択肢がなかったのだが、今年は三つも選択肢がある。機種も2種類になって状況は混沌としている。昨年のキャンペーン状況によっても機種変更時に考えなければならないことはあるようで、私は思考停止したい寸前である。

今時のスマートフォンはいったいいくらするんだろうか。iPhoneのSIMロックされていない(要するにどのキャリアでも使えるもの)は例えばアマゾンなどで16GBで8万円前後で売られている。
じゃあ、ロックされているものは?AUもソフトバンクも6万前後だろうか。アメリカでは$199かな?

例えば日本の場合、この6万から携帯料金を差し引くことで値引きしている。だから「実質0円」なんていう表現が出てくる。使い手としてはだんだんわからなくなってくる。なんで、「本体0円、携帯料金値引きなし」じゃだめなの?あるいは「SIMフリーで本体8万円、携帯料金今より3千円安い」じゃだめなの?

携帯電話本体を無料にしないようにと言うのは、数年前に総務省だったかがそういう通達を出したからだったと記憶している。通達の目的は達成されたのだろうか。結局同じ機種を長く持てば損をするという構図は変わっていない(だって、値引きは2年間で終了するから、新しいものを新しく買う値段と同じになっちゃう)。そんなんなら本体0円の方が分かりやすかったんじゃないか?

携帯電話の販売システムが根本的に分かっていないので、論点をどこに持って行くのが良いか判断できないのだが、現状の販売戦略は顧客にとってはわかりにくいことこの上ない。販売員だってきっちり説明できない。それにキャンペーンが加わって、昨年の判断が1年後に損を導くことだってありえる状況だ。

そういうわけで、結局私は残留でソフトバンクを契約するだろう。