今時の有線放送事情

私はこれまでにも結構長いこと有線放送を聞いてきた。中断していた期間も長いのだが、合計10年くらいになるだろうか。
そんな話を家でしていたら、久しぶりに再会してみようではないかと言うことになった。ちょうど初期費用無料キャンペーンなるものが行われていた。ついでになにやら粗品もくれるらしい。粗品と言うには豪華なものだが。

先ほど設置が終わったところである。

今時の有線放送はなかなか進化しているので、ちょっとメモ代わりに書き留めておこう。

受信方法は二通り

有線放送と言えばその名前が示すように専用のケーブルを使って放送しているものだった。ところが、最近は衛星を使って放送している(だから有線じゃないよね)と、NTTのフレッツ回線の上にのっけて放送しているものの二つがある。どちらもチャンネルなどの放送内容は同じだという。我が家では衛星を使った方式にしてみた。ベランダに45cmのパラボラアンテナが設置された。午前11時頃に日が入ればおそらく設置可能だろう。

チューナーの操作性に関して

この衛星放送用のチューナーだが、本体右側にダイヤルがあり、基本的にはこのダイヤルを回すとチャンネルを切り替えることができる。有線放送はA1, B2, C3, K40というようにアルファベットと数字の組み合わせでチャンネル番号が決まっている。アルファベット部分を「バンド」と言うらしい。

バンドを切り替えるには、このダイヤルの内側にあるボタン(上下左右の四つに分かれている)の左右を押す。ちなみに上下はボリュームである。
チャンネル切り替え時の反応はかなり早い。前面ディスプレイ上には番組名などの情報が表示される。

また、リモコンでも操作することができる。リモコンにもディスプレイがあるが、本体を操作したときにはリモコン側の状態は変化しない。リモコンはバンドを選択する11個のキーと、番号を入力する1~0のキーがある。チャンネル番号を直接入力することができる。本体を含めて、メニュー選択などの操作は行う必要がない。
ただ一つ、スリープタイマーやプログラムタイマーを使用するには、本体(あるいはリモコン)のメニューボタンを押して機能を呼び出して設定する必要がある。この部分がどの程度視覚情報を必要とするかは未確認である。

番組情報の入手

有線放送の番組表は雑誌で提供されている。3ヶ月ごとに発行されているそうである。
このほかにUsenのウェブサイトでも番組情報を確認することができる。

私が便利に使っているのは、iPhone用のUsen番組情報アプリである。ジャンルからチャンネルを選択するか、チャンネル番号がわかっていれば直接指定して選択すると、そのチャンネルに関する情報を表示することができる。現在流れている曲やこれから流れる曲の情報、お話し番組ならば次のお話しの題名や出演者を確認することができる。

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