今年の春くらいから、IEではなくFireFoxをメインのブラウザとして使っている。特別な理由があるわけではない。ちょっと楽しそうだ、というだけだ。いろんなプラグインを組み込んだりすればもっと楽しいのだろうが、とりあえずは使い始めたのだ。
そうこうしていて、読み込んだページの中に突然なにもなくなってしまうような現象に遭遇した。この現象はJAWSを最新バージョンにアップデートすることで解消した。
これとは別に、ページは正常に読み込めているようだが、その後の操作がなにもできなくなってしまう現象に遭遇した。原因がまるで思い当たらない。アドオンマネージャを起動して、プラグインをすべて無効にすると正常に操作できる。それで調べていくとどうやらFlash Playerが有向になっていると問題が発生するようだ。
ということで、先日いろんな人に教えていただいたので、ここに纏めておく。JAWSユーザが同じ問題に遭遇して検索したときにひっかかるように。
Flash Playerのセキュリティ問題?
こんなページがあることを教えていただいた。
FirefoxでFlash、Youtubeが再生出来ない問題
なるほど、Flash Playerが、JAWSからの情報要求に対して応答しなかったのか?それなら納得できる。
スクリーンリーダーは、アプリケーションに対して読み上げに必要な情報を要求する。ところが、この要求に対して応答しなかったり、なにも情報を返さないと、スクリーンリーダーは読み上げができなかったりフリーズしたりすることになる。まさにこの現象だったようだ。
ということで、対処。
対処方法: 保護モードを無効化
Adobeによると推奨されている方法ではないが、確実に問題は発生しなくなる。セキュリティ上のリスクがあるから推奨していないのだろうが、Adobeが提示している他の方法は、現実的に行うことが難しい。ということで、以下の作業をやってみた。
- 管理者権限のあるアカウントでログインする。
- Flash Playerの設定ファイルであるmms.cfgを探す。
mms.cfgの場所
32bit版 Vista/7の場合
C:\windows\system32\macromed\flash
64bit版 Vista/7の場合
C:\windows\syswow64\macromed\flash - 見つけたら、こいつをメモ帳で開く。おそらくExplorerとかでEnterキーを押すと、どのプログラムで開くかを聞いてくると思うので、メモ帳を選択。
- ファイルの最後に書き行を追加。
ProtectedMode = 0
これでFireFoxを起動して、適当にFlashが使われているページに行ってみよう。YouTubeとかは適当じゃないかな。
ということで、教えてくださった皆様ありがとうでした。