カラオケにはタンバリンが似合うのはなぜ?

またNHKのネタである。『今日は一日なつかしのアイドル三昧(ざんまい)』という番組がただいま放送されている。要するに、我々くらいの年齢が中学生だった頃にテレビで歌っていたアイドルが特集されている。

さて、話はカラオケのことだ。カラオケに行くと必ずと言っていいほどどこかの部屋からタンバリンの音がしている。人の歌にあわせて叩いているのだが、これがあの独特な雰囲気を作っている。

さてさて、なんでこんなにあのタンバリンの音が似合うのだろうと考えたことがあるが、その疑問はこのアイドルたちの歌を聴いてあっさり解決した。当時の音楽にはやたらにタンバリンが使われているのだ。今のロックやポップスではこういう小さなパーカッションをほとんど使わなくなった。厚ぼったいサウンドにはタンバリンやトライアングルのような小さく繊細な楽器は使いにくいのだろう。

時代が進むと楽器の数がどんどん減って、みんな同じ音になってしまうのがとっても気になるのだが、最近のJ-POPファンのみなさんはどう思っているのだろうか?