スコット・ロスのパルティータ

アメリカ生まれのチェンバロ奏者、
スコット・ロス(Scott Ross)
のCDを買ってきた。以前からこの人のディスクはいくつか持っているのだが、どれもすばらしい演奏だ。買ってきたのは
バッハのパルティータ
だ。純粋にクラシックのディスク。

ものすごい輝き、生命力、力強さ、繊細さ。同じ曲を別の演奏者で持っているが、こちらを聴くことの方が多くなるだろうなと思う。彼が37歳?の時の演奏。

ちなみに私は小さい頃にピアノを習っていた。小学生の頃までしかやっていなかったので「ピアノが弾けます」とは恐ろしくて言えないのだが、このディスクに私が幼稚園の頃に先生からもらったカセットテープに入っていた曲が納められている。もちろん演奏はチェンバロではなくピアノだが。そして演奏していたのは当時の私と同じくらいの年齢の女の子。けっこう鮮烈に覚えている。

ということで、30年ぶりくらいにこのパルティータを聴いている。バッハの鍵盤楽器が好きな人にもお勧めしたいが、音楽ファンのみなさんにも聴いてほしいなと思うディスクだ。