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JAWS4.5バグレポート最終版
- To: same@argv.org
- Subject: JAWS4.5バグレポート最終版
- From: Koichi INOUE <inoue@argv.org>
- Date: Tue, 13 May 2003 10:08:39 +0900 (JST)
- Delivered-To: mailing list same@argv.org
- Mailing-List: contact same-help@argv.org; run by ezmlm
井上です。
有志で作成していたJAWS4.5の詳細バグレポートですが、最終版ができまし
た。MLのみなさんもご協力ありがとうございました。
これを、JAWS Users Group SAME(サメ)の名前でIBMに提出します。
これとは別に、先日こちらに投稿した要望リストも提出する予定で作業を進め
ています。
以下バグレポート文です。
------
IBM版JAWS 4.5のバグについて
この文書ではJAWS for Windows (IBM Version) Version 4.5を利用する上で、明らかに意図しない動作であると思われる事項を報告します。
記載方法について
各レポートは、現象、環境、再現手順、期待される動作および付記事項で構成します。なお、再現手順については、特に記載しない限り、JAWSを動作させてキーボードおよび音声または点字により視覚障害者が操作する状況を前提とします。
また、ここに記載する環境は再現を確認したものであり、これ以外の環境では再現しないということを意味するものではありません。
A. インストール関連
A01
現象: JAWS インストール時の点字ディスプレイの選択のところで、「BN46d/BN46X」を選択した場合、9600bps以外の通信速度を選択することができない。
環境:JAWS4.5 + Windows XP(SP1) + KGS ブレイルノート46X; JAWS4.5 + Windows 2000(SP3) + KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. JAWSのインストールを開始する。
2. インストール方法で「カスタム」を選択する。
3. 点字ディスプレイの選択で、「BN46D/bN46X」を選び、「次へ」を押す。
4. ポート選択と、速度の設定ダイアログが現れる
*5. ここで、9600bps以外の速度を選ぶことができない。
期待される動作: KGSブレイルノートがサポートする38400bpsまでの通信速度が選択できる。
A02
現象: ディスプレイドライバーなどの環境によっては、インストール時に、ビデオインターセプトドライバーが正しく導入されない場合がある。
環境: JAWS3.7, 4.5と特定のビデオカードの組み合わせ(下記参照)
再現手順:
1. 下記の環境にJAWSを導入する。
- ATI 3D Rage Pro (Windows2000, JAWS3.7, 4.5)
- NVidia Riva 128 (Windows XP, JAWS4.5)
*2. ビデオインターセプトのインストールに失敗する。
期待される動作: すべてのビデオカードについて正常にインストール・使用できる。または対応ビデオカードであるかどうかをJAWS購入前に確認できる。
B. 音声エンジン関連
B01
現象: JAWSカーソルの音声に「読み子ちゃん」を選択しても、JAWSカーソル使用の際に正しく反映されない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. JAWSのウインドウをアクティブにする。
2. ALT→「オプション(O)」→「音声(V)」→「個別の音声調整(I)」を選択
3. 「調整(J)」でJAWSカーソル音声を選択し、「人物(S)」で「読み子ちゃん」を選択して、「OK」で設定を保存
4. JAWSを再起動させ、JAWSカーソルで画面の内容を確認
*5. JAWSカーソルによる読み上げの音声はPCカーソルと同じ「読み秀君」のまま変わらない。テンキーの'-'を押した時に行われる「JAWSカーソル」という通知音声は設定した人物(「読み子ちゃん」)で発声される場合もあるが、すぐにデフォルトの「読み秀君」に戻ってしまう。
期待される動作: 「個別の音声設定」で指定した人物で発声が行われる。
付記事項: 「個別の音声設定」において、人物は換えずにピッチのみを変更すると反映される。また、音声ドライバにprotalk.jlsでなくmssapi.jlsを利用している場合には、選択した人物で発声が行われる。ただし、人物が変更されたまま、PCカーソルにしても元に戻らなくなる場合がある。
B02
現象: Eloquence使用時、1文字読みが実際の英字と1文字ずれる。
環境: JAWS4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. JAWSのウインドウをアクティブにする。
2. ALT→「言語(L)」→「音声合成の変更(C)」→「Eloquence for JAWS」でEloquenceに変更
3. Windowsキー+rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示
4. jklと入力
*5. 「ijk」とエコーバックされる。
期待される動作: 入力した「jkl」がエコーバックされる。
B03
現象: JAWS3.7に比較して、文字間や単語間に余分なポーズが入るため、音声使用に大きなストレスとなる。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. JAWS3.7とJAWS4.5のそれぞれにおいてIMEのON/OFFを行い、「IMEオン」「IMEオフ」という読み上げを比較する。
*2. 4.5では「あい・えむ・いー」と間が開き、確認までに多くの時間を要する。
期待される動作: JAWS3.7と同等のレスポンスで音声出力される。
付記事項: ただし、jfw.iniを編集して、ProTalkerのドライバとしてprotalk.jlsでなく、mssapi.jlsを利用すると、読み上げの速度の問題・間が途切れる問題は実用レベルに改善する。
C. アプリケーション対応関連
* Internet Explorer
C01
現象: Internet Explorerでフォーム入力時、通常行う程度に高速に入力すると、変換実行時に応答が低下し、場合によっては10秒以上無反応となる。IBM Webサイト上のFAQにも記載されている事項。
環境: JAWS4.5 + Windows2000 + Internet Explorer 6 SP1
再現手順:
1. Internet Explorerで入力フォームの存在するページ(ex. http://www.google.com)を開く。
2. 入力フォームに移動し、エンターを押してフォームモードに入る。
3. IMEをONにし、任意の日本語文字列をローマ字入力する。この際、キーエコーを確認せずに、1秒に5打鍵程度の速度で速めに入力する。
4. 入力を終えて即座に変換のためにスペースキーを押す。
*5. 本来すぐに聞こえるはずの日本語詳細読みが行われず、5秒から、長い場合は10秒を越える間、コンピュータの応答が停止する。
付記事項: コンピュータを起動した直後では発生しない場合がある。長時間の利用の後、比較的長い入力フィールドで発生しやすい。
C02
現象: Internet Explorer上のJawsFind(仮想検索)で日本語の検索語入力時に速めに入力し、スペースキーで変換すると、IMEの詳細読みが機能しない。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000/XP + Internet Explorer 6 SP1
再現手順:
1. Internet Explorerで任意のウェブページを開く。
2. CTRL+fで仮想検索を起動する。
3. IMEをONにし、可能な限り速く検索文字列をローマ字入力し、スペースキーを押して変換する。
*4. 本来あるはずの詳細読みが読み上げられない。
5. 非常にゆっくり入力すると詳細読みを聞くことができる。
期待される動作: 速く入力しても必ず詳細読みが行われる。
* Lotus Notes関連
C03
現象: Windows起動時にJAWSを起動していると、ロータスノーツのメールや文書の内容を読み上げなくなる。
環境:JAWS4.5 + Windows XP(SP1) + Lotus Notes R5.08; JAWS4.5 + Windows 2000(SP3) + Lotus Notes R5.08
再現手順:
1. JAWSウインドウをアクティブにする。
2. ALT→「オプション(O)」→「基本設定(B)」にて、「JAWSを自動的に開始」をチェックしてOKを押す。
3. Windowsを再起動する。
4. 再起動後、ロータスノーツを起動し、メールDBを開く。
5. さらに、任意のメールを選択して開く。
*6. 内容をナビゲーションカーソル移動で読むことができない。
7. 「JAWSを自動的に開始」をチェックせずに同じメールを開くと正しく内容が読める。
期待される動作: 「JAWSを自動的に開始」をチェックしていてもメールやDB文書の内容をナビゲーションカーソルで読み上げることができる。
付記事項: 異なる職場において、上記した環境でも問題が再現しない場合が報告されているが、その差にどのような事項が関係しているかは確認されていない。
C04
現象: ロータスノーツ利用時、メールやDB内容のエディット状態で上下方向キーを押すと、行の内容の前に、毎回その領域のプロンプトを読み上げ、操作に著しく不便を生じる。
環境: JAWS4.5 + Windows2000/XP + Lotus Notes R5.08
再現手順:
1. JAWSを利用している状態でLotus Notesを起動し、メールDBを開く。
2. CTRL+Mキーを押して、メールの新規作成画面を開く。
3. TABキーで本文のエリアにフォーカスを移動する。
4. 1行目に「Hello」と書き、エンターで改行する。
5. 2行目に「World」と書き、エンターで再び改行する。
6. 上カーソルキーを押して、書き込んだ2行の内容を読み上げさせる。
*7. 1行目は「Helloメールの本文 エディット」のように読み上げ、2行目以降は「メールの本文 エディットWorldメールの本文 エディットWorld」のように読み上げる。
*8. さらに多数の行を入力しても、Shift+上下カーソルキーによる範囲選択時でも、同様の問題を生じる。
期待される動作: 行の内容である「Hello」や「World」のみ読み上げ、カーソル位置の属性が変わった時のみ「メールの本文 エディット」等を通知する。
* PowerPoint関連
C05
現象: パワーポイントでスライドショー実行時、ピンディスプレイのカーソルルーティングを用いて画面上のポインタを移動することができない。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000 + PowerPoint2000 + Alva Satellite 544
再現手順:
1. 点字ディスプレイを利用できる状態でJAWSを起動する。
2. パワーポイントで任意のパワーポイント文書を開く。
3. F5を押し、スライドショーを開始する。
4. ピンディスプレイ上のカーソルルーティングキーで任意の文字をクリックする。
*5. 「スライドにポインタがありません。コンテキストメニューを使用してポインタを選択します。」と音声が出て、なにも起きない。
*6. ここで右クリック操作でコンテキストメニューを表示すると、以後スライド内容を仮想ビューアを用いて読むことができなくなる。
*7. 4. の操作に先立って実際のマウスを少し動かして画面にマウスポインタを表示させてから行うと「xxx yyyに移動」のように発声するが、画面上のポインタは意図した場所にない。
期待される動作: ルーティングキーで示した位置がポインタで指し示される。
C06
現象: パワーポイント2000, XPで、スライドショー実行中、エンターキーを押してもページが切り替わらない。
環境: JAWS 4.5 + Windows XP + PowerPoint XP; JAWS4.5 + Windows2000 + PowerPoint2000
再現手順:
1. パワーポイントで任意のパワーポイント文書を開く。
2. F5キーを押し、スライドショーを開始する。
3. エンターキーを押す。
*4. ページが切り替わらない。
期待される動作: スライドのページ送りが行われる。
* Word関連
C07
現象: Word2000でINS+fでスタイル情報を読ませると、音声に「sync」という文字が混じる。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000/XP + Word2000
再現手順:
1. Wordを起動する。
2. 「What's New」と入力する。
3. その文字列を範囲指定し、ALT→書式(O)→スタイル(S)を選択する。
4. 種類(L)のリストで「すべてのスタイル」を選択後、スタイル(S)のリストで「見出し1」を選択してOKを押しダイアログを閉じる。
5. カーソルを文字列のどこかに移動させ、INS + fで情報を確認する。
*6. 「Arial 12ポイント sync 見出し1. ...」のように、不要なsyncが混じる。
期待される動作: 「Arial 12ポイント 見出し1. ..」と通知する。
付記事項: jfw.iniを変更してprotalk.jlsの代わりにmssapi.jlsを使っている場合、目次中やスタイルの変わり目でも「sync」と複数回発声するなど、「sync」と読む場面が増加する。
* Excel関連
C08
現象: Excel2000で「=(Shift + '-')」を押しても「^」が入力されてしまうので、数式の入力が困難になる。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000 + Excel2000
再現手順:
1. Excelを起動する。
2. Shift+-(106キーボードの'=')を押す。
*3. '^'が入力され、数式モードにならない。
4. '='キーを押す前に'+'などを入力すると数式モードになる。
期待される動作: 「=」が入力され、数式モードになる。
D. その他
D01
現象: INS+2でキーエコーを切り替えた時の通知音声が誤っている。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. メモ帳を起動する。
2. INS+2で「オフ」と読むまでモード切り替えを行い、アルファベット、CTRL+fなどを入力する。
*3. 入力したアルファベットやCTRL+fがエコーされる。「キーと文字」に相当する動作となっている。
4. 同様に、INS+2で「文字」と読むまでモード切り替えを行い、アルファベットやCTRL+fを入力する。
*5. なにもエコーされない。「オフ」に相当する動作となっている。
期待される動作: 実際の状態を正しく反映した音声が出力される。
D02
現象:エクスプローラのメニュー項目のサブメニュー内の項目名を、PCカーソルで確認できない。
環境: JAWS4.5 + Windows XP
再現手順:
1. マイ コンピュータから任意のドライブを開く。
2. なにもファイルを選択しない状態でALT→「ファイル(F)」を開く。
*3. 「新規作成」以下のサブメニューの内容をPCカーソルによる音声で確認できない。
4. マイコンピュータから任意のドライブを開き、ファイルを一つ選択する。
5. Shift+F10でコンテキストメニューを表示し、「送る」メニューを開く。
*6. 「送る」以下のサブメニューの内容をPCカーソルによる音声で確認できない。
期待される動作: 上記「新規作成」、「送る」のサブメニュー項目もPCカーソルで読み上げることができる。
付記事項: 上記はJAWSカーソルでは確認が可能である。
D03
現象:JAWSを起動すると、スタートメニュープロパティの「頻繁に利用するメニューを優先的に表示」が勝手にチェックされてしまう。
環境:JAWS4.5+Windows2000
再現手順:
1. スタート→設定(S)→タスクバーと [スタート]メニュー(T)において、「頻繁に利用するメニューを優先的に表示(P)」のチェックを外して「OK」で閉じる。
2. JAWSを再起動する。
*3. 1. で変更したチェックを確認すると、はずしたはずのチェックが入っている。
期待される動作: スタートメニューの設定をユーザに断りなく変更しない。
D04
現象: 106日本語キーボードを使っていても、キーボードマネージャを使ったスクリプトのキー割り当てにおいて、キー押し下げで入力されるキーが101英語キーボードと同じになっている。
環境: JAWS 4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. 任意のアプリケーションでINS+F2を押し、キーボードマネージャを起動する。
2. 任意のスクリプト名を選択し、ALT→「アクション(A)」→「キー操作の登録」でダイアログを開く。
3. 「割り当てるキー(A)」のところでShift+^('`')、半角/全角キーなどを入力する。
*4. 「Shift + equals」、「グラーブ」などと101キーボードの対応する文字を発声する。
*5. ここで「半角/全角キー(101キーボードのグラーブ)」にスクリプトを割り当てた場合、IMEのON/OFFはALTキーを併用しなければ行えなくなる。
期待される動作: 利用しているキーボードレイアウト(日本語では多くが106キーボード)の対応するキーを発声する。
D05
現象: 「JAWSを自動的に開始」する設定にしていると、JAWSを利用しながら画面色を変更しようとした場合にUAE(Unrecoverable Application Error)となる。JAWS4.5付属のREADMEにも記載されている事項。
環境: JAWS4.5 + Windows2000/XP
再現手順:
1. JAWSウインドウをアクティブにする。
2. 「オプション(O)」→「基本設定(B)」を開き、「JAWSを自動的に開始(A)」をチェックし、「OK」を押して閉じる。
3. Windowsを再起動する。
4. Windowsの再起動後、JAWSを一度も終了させずに、コントロールパネル→画面のプロパティから画面の色数を変更する。
*5. UAEとなり、色数設定を変更できない。
期待される動作: 「JAWSを自動的に開始」する設定になっていても、画面色数を変更できる。
E. 点字ディスプレイ関連
E01
現象: 日本語文書の場合で点字ディスプレイの1行に文字列が入らない場合での、点字ディスプレイキーによる左右へのパニングがうまくいかない場合がある。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. JAWS を点字出力を使う状態で起動する。
2. メモ帳を起動する。メモ帳で入力された文字が画面上に確実に表示されるようにメモ帳は最大化する。
3. 以下のひらがなのテキストを入力する。
朝起きて顔を洗って歯を磨いてご飯をたべて一眠りして昼ご飯を食べて音楽を聴いて遊びに行く。
*4. 「あさおきてかおをあらってはをみがいてごはんをたべてひとねむりしてひるごはんをたべて」と入力したところまでは正常にパニングできるが、それ以上入力するとパニングができない。
5. 3. と同じ文を漢字仮名交じり文で入力する。
*6. パニングができない。
期待される動作: 点字ディスプレイのパニングキーを使ったスクロールができる。
E02
現象: "\"などの記号が点字として正しい出力ではない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. Windowsキー+rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示。
2. c:\と入力する。
*3. 点字ディスプレイには、「c:えん」と"\"でなくて、仮名で表示される。
期待される動作: "\" の点字記号が表示される。
E03
現象: JMA変換を「2級英語」にした場合、本来文書が書いてあるのに、表示されない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. 「構成マネージャ」で、「2級英語点字でのJMA変換」を選択する。
2. メモ帳を起動する。
3. 以下の文を入力する。
I am using JAWS4.5. JAWS is a good screenreader.
*4. 何も表示されない。
期待される動作: JMA 変換を使っている時でも2級英語点字変換のルールを使って、上記の文が表示される。
E04
現象: JMA変換を「1級英語」にした場合、本来文書が書いてあるのに、表示されないことがある。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. 「構成マネージャ」で、「1級英語点字でのJMA変換」を選択する。
2. メモ帳を起動する。
3. 以下の文を入力する。
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
*4. 「abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJ」と表示させたところで点字ディスプレイには何も表示されなくなる。その後はいくら入力しても何も表示されない。
期待される動作: その行に文字が書かれているのだから、表示される。
E05
現象: カーソルルーティングボタンを押してもアクティブカーソルが動かない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. メモ帳を起動する。
2. 以下の文を日本語で入力する。
朝起きて顔を洗って歯を磨いてご飯をたべて一眠りして昼ご飯を食べて音楽を聴いて遊びに行く。
3. 「昼ご飯を食べて」の「ひ」の上のカーソルルーティングボタンを押す。
*4. 「ひ」の上にカーソルが飛ばず、何も起こらない。
期待される動作: カーソルルーティングボタンを押したところにアクティブカーソルも追従する。
E06
現象: 日本語表示において、構成マネージャの点字オプションの「位置合わせモード」が機能していない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. メモ帳を起動する。
2. 以下の文を入力して表示させる。
朝起きて顔を洗って歯を磨いてご飯をたべて一眠りして昼ご飯を食べて音楽を聴いて遊びに行く。
3. PC のカーソルキーでアクティブカーソルを1文字ずつ移動する。
*4. 「位置合わせモード」が「最小」、または「固定」であっても正常に位置合わせが行われない。
期待される動作: どのように動くべきかはわからないが、現在の動作は不便である。
E07
現象: JMA 変換を使用して、メモ帳などへの入力の時に、入力と点字表示が追従しない。
環境: JAWS4.5 + Windows2000SP3 + ALVA Satellite 544,KGS ブレイルノート46X
再現手順:
1. メモ帳を起動する。
2. 何か文字を入力する。
*3.入力した文字は点字ディスプレイに表示されない。PC の上下カーソルキーを押すと表示される。
期待される動作: 入力した文字が正しく表示される。
以上