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Fw: プレスリリース 視覚障害者向け「読み上げソフトウェア」日本語版を発表




Forwarded by WATANABE Takayuki <takayuki@...>
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To:      "Homepage Reader" <IBMHPR@...>
Date:    Wed, 11 Apr 2001 11:29:20 +0900
Subject: プレスリリース 視覚障害者向け「読み上げソフトウェア」日本語版を発表
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HPR2.5ユーザー登録者のみなさまにお知らせです。

本日、JAWS日本語版のプレスリリースがありました。
詳細は下記URLの通りです。また、同様の内容を下記につけますので、
是非、ご覧下さい。よろしくお願い申し上げます。

http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2001/04112

以下、プレスリリース本文。
2001年4月11日
IBM(R)、視覚障害者向け「読み上げソフトウェア」日本語版を発表

日本IBM(社長・大歳卓麻) は11日、
視覚障害者向けに日本語対応のスクリーン・リーダー(読み上げソフトウェア)
『JAWS for Windows(R) (IBM(R) Version) V3.7 (以下JAWS)』を製品化し、
2001年4月20日から発売開始すると発表しました。
税別価格は、Windows 98/Windows Me版が100,000円、Windows 2000版が150,000円で
す。

JAWSは「Job Access With Speech」の略称で、視覚障害者が事務や営業業務、
製品開発、お客様相談窓口等のさまざまな業務を遂行する際の
IT(情報技術)利用環境を向上させる支援ツールです。ヘンター・ジョイス
(Henter-Joyce, a Division of Freedom Scientific Inc.(注))が
1995年に米国で発表して以来、これまで独仏伊等9カ国語に対応し、
現在全世界で4万5千人以上が利用しており、PCの画面を読み上げる
スクリーン・リーダーとして世界で最も普及しています。

今回発表した日本語版は、日本IBM 東京基礎研究所 アクセシビリティー・センター
が、
視覚障害者向けソフトウェア開発のリーディング・カンパニーである米ヘンター・
ジョイスと
2000年5月より共同で開発を行ってきたものです。

JAWSは、Windowsのメニュー画面に加え、ワープロや表計算ソフト、
Webブラウザー等のアプリケーションの画面情報を音声で読上げることができます。
JAWSの読み上げ機能は積極的にパネルやウインドウのレイアウトを解析していく
パワフルなスクリーン・リーダーです。またスクリプトと呼ばれる
画面読み上げプログラム機能を備えていますので、ユーザーがスクリプトを
記述することにより、お使いになる方の習熟度や業務内容に応じた
アプリケーションの操作が可能です。さらに新規アプリケーションにも柔軟に対応
できます。

本日発表した製品では、Microsoft(R) Word 2000、Microsoft Excel 2000、
Microsoft Outlook Express 5.5、Microsoft Internet Explorer5.x用に
対応したスクリプトを含みます。

日本語版では、ヘンター・ジョイスが培ってきた画面読み上げやスクリプト技術
に、
日本IBM 東京基礎研究所が培ってきた日本語処理、日本語音声合成
(音声合成ソフト「ProTALKER(R) 97」を同梱)などの技術を取り入れました。
マウスを全く使用せずに、キーボードだけの操作で画面情報や入力内容を読み上げ
ることができます。

同製品には、システム導入用に音声によるガイド機能を付けているほか、
入門編のトレーニング・テープ、点字版のキーボード操作ガイドなども同梱されて
いますので、
安心してご利用いただけます。また、操作方法のお問合せにアクセシビリティー・
センターの
ヘルプ・デスクである「a-デスク」を30日間無料でご利用いただくことことができ
るほか、
日本IBMのアクセシビリティー・センターが運営するサイト「バリアフリーの扉」
( http://www.ibm.com/jp/accessibility/ )上でもさまざまな支援を提供いたしま
す。

日本IBMでは今後、就労の場でJAWSによってグループウェアの利用ができるように
ロータス ノーツ(R)R5をはじめとする各種ソフトへの対応、
また点字ピン・ディスプレイ出力への対応を視野に入れた開発を行っていく計画で
す。

以 上

(注)
Henter-Joyce, a Division of Freedom Scientific Inc.は
Freedom Scientific Inc (フリーダム・サイエンティフィック、
本社・米国カリフォルニア州カールズバッド CEO : Richard H. Chandler)の一事業
部です。
Freedom Scientific Inc.は、2000年4月にHenter-Joyce,Inc.とBlazie
Engineering,Inc.が
合併しFreedom Scientific,Inc.が設立された。Henter-Joyce,Inc.は1987設立。
社員75名中約4割が視覚障害者であり、視覚障害者がソフトウェア開発、テスト、
販売そして技術サポートなどあらゆる部門で就労している企業としてリードし、
視覚障害者向けソフトウェア(JAWS、MAGic)に特化したビジネスを展開していま
す。
また、Blazie Engineering, Inc.は1986年に設立され、
視覚障害者向けのハードウェア(電子手帳、点字プリンター、点字ディスプレイ等)
を製造してきました。
Henter-Joyce − http://www.hj.com
Blazie Engineering − http://www.blazie.com

IBM、ProTALKERは、IBM Corporationの商標。
Lotus Notesは、Lotus Development Corporationの商標。
Microsoft、Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商
標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標。

以下、署名です。
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   HPR事務局
メールアドレス:IBMHPR@jp.ibm.com
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