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11/5 Meeting 議事録



本多です。

11/5(日)に新宿で行なわれたBEPミーティングの議事録をお送り致します。
御覧下さい。

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BEP MEETING議事録
	日時:2000/11/5 13:00-17:00
	場所:喫茶ルノワール新宿東口店2階会議室
	参加者:渡辺、井上、坂本、南谷、金子、松田、本多
	記録:本多

*自己紹介

*簡単な現状報告

・渡辺
   Windows版
	いじっていない。
   LINUX版
	詳細読み辞書のデータベース(本多報告)ができたので関数を井上さん
	と作成。
      LC2K		
	論文執筆。

・井上
   LINUX版
	・小出さんのDTalker用辞書を組みこもうとしている。
	・Festivalを使うのはプログラミングで実装可能なことが確認できた。
	・egg+canna で音声化ができるようになった。
	・詳細読み関数ができつつある。共通部はbep.elに追い出す。
	・esound サーバを使って音声化できるようになった。音切れが悪い
	という問題あり。
	・スピーチサーバ(ss1)は、長音をバックスペースで消すとおちる
	という問題あり。
	・BSで消すと、Octalで読む。Lispのバグ
	・BSで消したとき、記号のまま送り出すのはまずい。
	・char-category はAPEL、FLIM に入っている (require 'emu)
	・日本語はキーエコーしない (eggのところをいじる)

・共通
	LINUXはRedHat6.2JかVine2.0が良い。RedHat7.0Jはまだダメ。


* A課題の処理状況
終わった課題
?** Unix用日本語エンジンが使う英語辞書; 小出さんから英語辞書をもらった
X(** UNIX:EGG4による日本語入力詳細読みのサポート)
X** 詳細読み
X** 詳細読み辞書用のデータ構造を作る

まだの課題
** Windows版SSで日本語エンジンが音声化しなくなる問題解決
** Windows版ssをDTalker対応にしてみる、OKならばDTalkerがdefault
   TextDataDoneではなくてAudioStopでnext_queueを読み出せるようにする
(** 両OSで共通のELispを使えるようにする)
** 言語判定をlispで書く


*LC2K
・渡辺さんから論文(Bilingual Emacspeakと視覚障害者のLinuxアクセシビリ
ティ向上)の草稿が配られる。
・発表は渡辺、井上両氏による共同発表。

★内容についてのディスカッション。

・一般ユーザにとって、ディストリビューションはRPM形式でまとまっていた方
がありがたいし、汎用性が高まる。RPM化には協力が得られるかも。
・配布に際してはドキュメントトーカーなど有償製品をどうするかも考えなく
てはならない。
・古いコンピュータにLINUXをインストールする人も多いし、学校などで使うに
は音声化は重くしたくないのでなるべく軽くて負担の小さいものにしたい。
・しかし必要とするスペックについては、ある程度はしかたないのではないか。
特にメモリはしょうがない。
・GNOMEやKDEに依存したアプリが多くなってきた。LINUXの本来のあり方から
離れるが、使いやすいのでありがたがるユーザも多い。できればGNOMEなども
音声化して欲しい。
・概要の部分で、視覚障害者にとってWindowsは使いにくく、UNIXは使いやす
いという表現には疑問。
・Windowsが爆発的に広まったおかげで、視覚障害者にとってもパソコン使用
者は増えた。キャラクタベース指向というのは、コンピュータ初心者の視覚障
害者にとって難しい方向へ逆戻りすることはないのかという懸念がある。
・データ構造とユーザインターフェースは別にすべき。プログラム作成におい
てはインターフェースに依存した作り方はやめるべき。
・GUIにしてもAUIにしてもユーザによって選べる環境を用意するのが望ましい。
・視覚障害者にとって音声は識別コードのように扱うが、現状の音声合成エン
ジンはいかに人間らしくしゃべるかに開発の焦点があてられていて、視覚障害
者が必要とすることとねらいが違っている。
・1章の「はじめに」と3章の「Linuxのアクセシビリティ」関連については、
南谷さんの発表とオーバーラップするが、少しぐらい重なっても構わないし、
つながるようにする。

その他、
・発表は40分講演、質問10分。40分の内10分から15分をデモにする。
・ビデオを使っては?
・論文のページ制限を確認する。


*詳細読み辞書

・辞書仕様などについては、honda Wrote 2000/11/4 23:27:10 のメール参照。
・左右の移動は一文字読み(第2フィールド)。
・C-e w は文節単位読み。
・C-e c は第3フィールドを読むようにする。現在は第2フィールドなので変
更する。---> 井上さん
・文節単位読みの時、ひらがな、かたかな、数字も辞書を引くようにした。
・文節単位読みの時、ひらがなは、頭に"ひらがな・・・・"と読まないように
した。
・文節単位読みの時、カタカナは、頭に"カタカナ・・・・"と読むようにした。
・文節単位読みの時、数字は現状では第3フィールドを読む(一文字ごとに"ス
ウジノ"がはいる)ので、第2フィールドを読むように変更する。---> 井上さん
・文節単位読みの時、ローマ数字は第3フィールドを読む(一文字ごとに"ロー
マスウジノ"がはいる)が、これは変更しないでこのままで良い。
・だくてんは、現在"カワセノ カニ ダクテン"となっているが、これを"カワ
セノカニ ダクテン" のようにカニの前の半角スペースを抜く ---> 本多
・はんだくてんも上と同様 ---> 本多
・あえて抜いていた半角記号文字も辞書に加える。---> 本多
・将来はカタカナ、ひらがな、全角、半角、大文字、小文字を異なる音で区別
するようにしたい。


*今後
・論文内容詰める。
・発表内容詰める。
・発表練習

*次回ミーティング
・11/19(日)同じ時間・場所を予定

以上、