Web Content Accessibility Guidelineについて

Web Content Accessibility Guidelineは、World Wide Web Consorsium(W3C)が、 1999年5月26日に勧告した、Webページのアクセシビリティを向上するためのガイドラインです。

このガイドラインには、障害を持った人がアクセスすることができるWebページを、作る方法が述べられています。 もしかするとあなたは、
「障害を持った人のためのページを別に作ればいいじゃないか」
と考えたかもしれません。 しかし、健常者にも、障害者と同じ境遇にたたされることが一時的にあります。 例えば、周りの照明がぎらぎらしていて画面が見にくかったり、車を運転中で手がふさがっていたり、 マウスがなかったり、などです。 また通信速度や処理速度が遅いので、画像やAppletの表示を切っていたり、テキストブラウザを使っている可能性があります。 こういった人は画像やAppletを前提にしたページを見ることができません。
「じゃぁ、画像やApplet等を使うなというのか!」
そうとは言っていません。うまく使えば利用できるユーザが広がると言っているのです。 画像やAppletなどのマルチメディアコンテンツに短い説明文をつければ、 テキストブラウザとか、ボイスブラウザでもアクセスできます。 このようにちょっとしたことで別のページを作る手間をかけることなく、利用できるユーザが広がります。 Web Content Accessibility Guidelineは、Webページの設計上のアイデアや原則が、具体的な解決法とともに示されています。

これからWebをはじめとするInternetは車の中や、携帯電話などあらゆる場所に進出することでしょう。 そうなればWebページを見る環境が多様化します。つまりマウスと、キーボードがあるグラフィカルブラウザで ユーザが見るとは限らないのです。そういった環境が少数派になるかもしれません。 そうなれば"Accessibility"は無視できなくなります。無視したページは淘汰されていくことでしょう。

アクセシビリティという耳慣れない言葉は、辞書によると「アクセス可能性」となっていますが、私は「アクセスしやすさ」という意味ではないかと考えています。

"Web Content Accessibility Guideline 1.0"は、以下のURIから入手できます。

HTML
http://www.w3.org/TR/1999/WAI-WEBCONTENT-19990505
PostScript
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT/wai-pageauth.ps
gziped tar
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT/wai-pageauth.tgz
PDF
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT/wai-pageauth.pdf
Ziped HTML
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT/wai-pageauth.zip

Copyright© 1999 Keisuke Nakao
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