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June 28, 2012

Debian MultiArch Supportに関する諸々

2012年6月23日に京都大学で行われた「大統一 Debian勉強会」で「Debian MultiArch Support」という発表をした(スライド)。MultiArchのことは日本語でほとんど情報がないので、この発表のために調べたことをせっかくなので記事にしておこう。まずは概要とユーザ向けの話から。

MultiArchとは何か

 DebianのNext Release DescriptionのMultiArchのところに、以下の記述がある。

The goal comprises all the changes required to support installation and execution of binary from multiple architectures on singlemachine.This includes not only the usual amd64/i386 bi-arch systems but also anyother combination, including cross-compiling environments for embedded systems.
Release Goals - MultiArch http://wiki.debian.org/ReleaseGoals/MultiArch

これによると、

  • ひとつのマシンに複数のアーキティクチャーのバイナリをインストールし実行できるようにすること
  • これは一般的なamd64/i386のbi-archシステムのみにとどまらず、組み込みシステムへのクロスコンパイル環境を含む他の組み合わせも含む。

ということがわかる。また、Release GoalsにMultiArchが含まれていることから、MultiArchをサポートしないとWheezyはリリースできない。

つかいかた

 まずインストールしたいセカンドアーキティクチャを指定する。ここでは、amd64システムが動いており、i386をセカンドアーキティクチャとしてインストールするとしよう。

# dpkg ­--­add-­archtecture i386

セカンドアーキティクチャの表示や削除は、dpkgにそれぞれ、--list-foreign-archtectures および --remove-architrecture を指定する。

# dpkg ­­--list-­foreign­-architectures
  i386 
# dpkg --­­remove­-architecture i386 

セカンドアーキティクチャをを追加または削除したら、パッケージデータベースの更新を忘れないように注意する。

# apt­get update

アーキティクチャー毎で、異なるパッケージ リポジトリを使いたいときは、apt lineを以下 のように記述する。

# in /etc/apt/sources.list etc. 
deb [armel, armhf] http://ftp.debian.. 

foreign-archのパッケージをインストールするときは、パッケージ名の後に:をつけて アーキティクチャを指定する remove, purgeするときも同様

# # Example.
# apt­get install libc6:i386

Have Fun!

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