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July 14, 2009

NDフィルタの赤外線透過率の測定(λ=2000nm)

PHOTO: The handmade sun glass

 先日、7月22日の日食の撮影にNDフィルタを使うようなことを書いたが、作戦変更。Baader Planetarium社製BAADER AstroSolar™ Safety Filmを使うことにした。金属蒸着?のペラペラのフィルムで、使用するには工作が必要だがA4サイズで3000円という安さ。早速同僚のBlog Watcher(コンカツ)のN女史が、ダンボールとコピー用紙とこのフィルムで、日食観察用のメガネを作ってくれた(写真上。下は私が作ったプロトタイプ)。

 とはいえ、せっかくなので職場にあるレーザを使ってNDフィルタの赤外線透過率を測定してみた。今回使用したレーザは、自由電子レーザ(FEL)というレーザで、職場にあるものは1500nm~6000nmまで連続波長可変の赤外線を発生させることができる。今回の赤外線の波長は2000nm。NDフィルタはkenko社製のものを使用した。結果は以下の通り。

IR-Laser: FEL, IR-Power meter: OPHIR PE10-S, Wavelength=2000nm, Pulse Width: <10μs, Rep: 2Hz, Beam Current: 160mA, Beam Width: 20μs, 14 Jul, 2009
FilterIR-Power [mJ]Transmission Factor[%]
DirectFiltered
ND-23.071.6554±8
ND-43.391.0130±5
ND-83.190.51316±3
ND-4003.110.43614±2
AstroSolar™2.84<0.002<0.07

 この波長では、NDフィルタの透過率が思ったより透過率が低い。ND-8までは可視領域よりも透過率が若干高いくらいの特性を示している。あ~今日非線形結晶で可視を発生させていたので、可視でも測っとけばよかった。Astro Safety Filmは測定限界以下だったので、赤外線パワーメータの測定範囲の最小値で計算した。効果は抜群。少なくとも1000分の1になることは確認できた。

 可視用NDフィルタの赤外領域の特性のデータはなかなか無いと思う。ましてやFEL使って測定したってのは、世界初かも(笑)。今週は2940nm、1600nmを発生させる予定なので時間を見つけて測定したい。ってか仕事しろって>俺

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 昨日は部分日食。さんざん準備していたこともあり、無事に撮影成功。写真を載せて... Read More

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