幕張で見た二色の夕日
今日は幕張にいる。東京湾の向こうに沈む夕日を見ていたら、夕日の色がある高さから急に色が変わっていることに気づいた。オレンジ色だった太陽が、ある高さよりも低くなると赤色に変わるのだ。太陽に横線を引いて上をオレンジ、下を赤に塗ったようだった。太陽が沈むにつれ、赤色の部分が徐々に大きくなり、最後には太陽全体が真っ赤になって沈んで行った。
原因はレイリー散乱だ。光の波長よりも小さいものが充満している所に光がさすとおこる散乱現象で、波長が短い光(青とか紫)ほど散乱を受けやすく、長い光(赤とか橙)ほど透過しやすい。またレイリー散乱は漂っている粒子の大きさでも散乱する度合いが変化する。それは粒子の大きさの5乗を波長の4乗で割った数に依存する。オレンジ色に見えていた太陽が赤に変化したということは、赤よりも波長が短い成分が散乱された、すなわち漂っている粒子の大きさが大きくなったことを意味する。
おそらく大気中のゴミによるものだろう。都内にいるときは全く気がつかないが、たまに遠くから見ると東京の空気はやっぱり汚いんだな。
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