April 2009 Archives

April 29, 2009

幕張で見た二色の夕日

PHOTO: Two colored sun

 今日は幕張にいる。東京湾の向こうに沈む夕日を見ていたら、夕日の色がある高さから急に色が変わっていることに気づいた。オレンジ色だった太陽が、ある高さよりも低くなると赤色に変わるのだ。太陽に横線を引いて上をオレンジ、下を赤に塗ったようだった。太陽が沈むにつれ、赤色の部分が徐々に大きくなり、最後には太陽全体が真っ赤になって沈んで行った。

 原因はレイリー散乱だ。光の波長よりも小さいものが充満している所に光がさすとおこる散乱現象で、波長が短い光(青とか紫)ほど散乱を受けやすく、長い光(赤とか橙)ほど透過しやすい。またレイリー散乱は漂っている粒子の大きさでも散乱する度合いが変化する。それは粒子の大きさの5乗を波長の4乗で割った数に依存する。オレンジ色に見えていた太陽が赤に変化したということは、赤よりも波長が短い成分が散乱された、すなわち漂っている粒子の大きさが大きくなったことを意味する。

 おそらく大気中のゴミによるものだろう。都内にいるときは全く気がつかないが、たまに遠くから見ると東京の空気はやっぱり汚いんだな。

April 28, 2009

パンデミックに対応する3つのワクチン

 豚インフルエンザの感染が広がっているようだ。1:00のBSニュースによると、WHOの報道官が、次のことを発表していた。

  • 現在緊急専門家委員会を開催していること
  • 明日行われる予定だったこの委員会を一日前倒ししたこと
  • パンでミック警戒フェーズを据え置くか、4又は5に引き上げるかを討議していること
  • まだ議論中なので見通しを発表する事はできないこと

その後、委員会を一日前倒ししたこと、この一日でメキシコとアメリカだけでなく欧州とオーストラリアに感染者および感染の疑いがある人が発生し、感染が広がっていることから、察してくれ的な発言をしていた。また警戒フェーズを3から5に引き上げる可能性も示唆していることに鑑みて、フェーズは上がるのではないかと私は予想する。もしもそうなら今朝のニュースはこのニュースでもちきりになり、H5N1鳥インフルエンザと混同した、危険性を煽りまくった報道が行われる可能性がある。私を含め不謹慎にもワクワクする気持ちを抑え冷静に対応しよう。(私が予想を公言すると、たいてい外す。今回も外れる事を期待しよう。)

 無知が一番いけない。大騒ぎする報道を尻目に情報を収集し、冷静に分析しよう。幸いH5N1のような強毒型のインフルエンザではなくA/H1N1という弱毒型であるようだ。さらにH5N1の感染拡大についての情報は既にネット上にあふれている。H5N1だろうと、H1N1だろうと、感染を拡大させないための方策はそう変わらないだろう。

 パンデミックに対応する3種類のワクチンがあるという。プレパンデミックワクチン、パンデミックワクチン、そして知識のワクチン。今回は新種なのでプレパンデミックワクチンもパンデミックワクチンも存在しない。だが知識のワクチンは存在する。インターネットや当局の広報等を利用して知識のワクチンを接種しよう。

 自分で身を守る方法もちゃんとある。ほぼ日の連載高山先生、新型インフルエンザについて教えてくださいによると

  • うがい
  • 手洗い
  • 顔洗い

とのこと。おいおい本当にこの程度で良いのか?と思って、CDC(米国疾病予防センタ)Preventing the Flu: Good Health Habits Can Help Stop Germs(インフルエンザを防ぐ:良い生活習慣で病原菌は避けられる)を読むと、

  1. Avoid close contact.(人ごみを避ける)
  2. Stay home when you are sick.(病気のときは家から出ない)
  3. Cover your mouth and nose.(口と鼻を覆う)
  4. Clean your hands.(手を洗う)
  5. Avoid touching your eyes, nose or mouth.(目、鼻、口に触れない)
  6. Practice other good health habits.(その他の健康に良いことを行う)

とある。そんなにレベルは変わらない。どうやら幼稚園や小学校で習った基本的習慣は、パンデミックを防ぐこともできるようだ。まず私はここからやってみようと思う。

 私は医学に関しては素人だし、誤解を与えたり、誤訳がある可能性がある。間違っても私を信用せず自ら情報を集め判断するべきということは、言うまでもない。

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