勝鬨橋でエンジニアリングを学ぶ

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PHOTO: Power Generators

土曜日は、東京観光写真倶楽部の撮影会で、築地市場に行ってきた。写真は独りで撮って独りで満足していたが、写真倶楽部に入って人に評価される写真を撮るというのがいかに難しいか実感した。36枚フィルムで4本撮った。カラーで撮った2本の現像が帰ってきたが....orz

 築地では、築地で働いている方々は、みんな前を向いて働いていらした。最近私は、仕事も私生活もうまく行かず後ろ向きになっていたが、いい刺激になった。

 昼食会の後に、勝鬨橋資料館へ。 橋を跳ね上げるための直流発電機が格納されていた建物が、勝鬨橋資料館として公開されている。そこには勝鬨橋の歴史を解説するビデオや、模型等が展示されているだけでなく、当時使われていた直流発電機や、電力系統図等の資料が展示されていた。

 電力系統図を見ると、二系統の直流発電機が設置され、基本的に一つはバックアップとして使われていた。強風といった橋の負荷が大きい時には両方同時に使える。さらに両方落ちた時のために、船や車、歩行者を止める信号の電源を発電するガソリンエンジン駆動の発電機も二系統あった。直流発電機が二系統同時に落ちる事はそうあるわけではないのに、落ちた時の備えがきちんとしてある。安全を確保するためにここまで備えられているとは。勝鬨橋に来て、エンジニアリングを学べるとは思わなかった。

 と、資料館に居る時は思った。 が、資料館に展示されていた発電機は、交流3300Vの商用電源でモータを回し、その動力を直流発電機に入れて発電していた。ガソリンエンジン駆動の発電機は、商用電源が落ちた時のために用意されていたのだ。直流発電機が同時に落ちるシナリオがちゃんとあったのだ。 勝鬨橋設計者の皆様、無駄に冗長化されてるって一瞬でも思ってごめんなさい。

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中尾 圭佐(chomy)
千葉県船橋市在住のモノクロ写真に目覚めた研究者。

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