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March 10, 2008
拘置所で読みたい本
昨日は、八千代のAEONにある大戸屋で夕食を摂った。この店ではお茶バーがあり数種類のお茶を自由に淹れることができる。夕食後お茶を楽しみながら読書という満たされた時間を過ごした。ジャスミン茶の甘みが心地良かった。
昨日の記事でも書いたが、佐藤優著「獄中記」を読んでいる。以前も書いたが氏は外交官であったが、背任及び偽計業務妨害で逮捕され現在係争中である。田中眞紀子、鈴木宗男のゴタゴタの事件の時の話である。
現在拘置80日目位を読んでいる。確か氏の勾留期間は500日を超えていたから6分の1を読んだにすぎない。氏は勾留期間中膨大な書籍を読み、語学、哲学、宗教等を勉強していた。弁護士への手紙に以下の記述がある。
拘置所の中での生活は、中世の修道院のようです。中世の修道院や大学では、書籍は一冊しか所有を認められず、それを完全に習得するか、書き写した後に次の本を与えられるシステムだったそうです。拘置所もそれにかなり近いところがあります。私本については三冊しか房内所持が認められません。大学時代より常に一〇〇〇冊以上の本に囲まれて生活してきた私にとって、一番苦痛な事は自由な読書ができなくなることと思っていましたが、案外、現在の環境で、少数の本を深く読む生活も気に入っています。以前差し入れていただいたヘーゲルの「精神現象学」も二回通読し、これから研究ノートを作ろうとしているところです。外でならば半年集中してようやく出来るかどうかという作業が、一ヶ月足らずに短縮できるのですから、拘置所生活にもそれなりの効用があります。
(佐藤優「獄中記」 p.40 弁護士への手紙15より抜粋)
氏は外交官、名うてのIntelligence Officerの他にキリスト教研究者という顔も持っている。研究者であれば拘置所という自由が奪われた環境であっても知的欲求が失われることがないというのはわかるが、私が氏と同じ立場に立たされた場合ここまで前向きに学習できるだろうか。私なら厳しい現実からの逃避の方法の一つとして学習をすることだろう。
さて私がもし、氏の立場に立たされたら、どの本を弁護士に差し入れてもらうだろうか。今だったら
- パターソン•ヘネシー, コンピュータの構成と設計 上下巻
- ヘネシー•パターソン, コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ
- Gerald Jay Sussman, 計算機プログラムの構造と解釈
- Knuth, The Art of Computer Programming vol. 1-4
- Knuth at el., コンピュータの数学
- Bobet et. al., 詳細 Linux カーネル
かな。計算機の本ばかりで、加速器の本が一冊も無いな(笑)
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