Webのパワーはその一般性にある
障害の有無にかかわらずあらゆる人がアクセスすること
これは欠かすことができないものである
-- Tim Berners-Lee,
W3C Director and inventor of the World Wide Web
Web Accessibility Societyは、ブラウザは常に多様化しているという現実をふまえ、「どんなページがアクセシブルなページなのか」、「どうすればアクセシブルなページになるのか」ということを議論するプロジェクトです。
ブラウザは多様化しています。すでに携帯電話、ワープロ、PIM、にブラウザは載っていますし、今後カーナビ等にも搭載されることでしょう。 このようにブラウザが多様化してくると今までのようにInternet ExploreとNavigatorのことだけを考えてページを作るわけにはいかなくなります。なぜならキーボードやマウスがあるとは限りませんし、画面のサイズや通信速度などの理由で画像が表示できるとは限らないからです。
そこでアクセシビリティを考えることで、多くのブラウザでアクセス可能なページを作ることができます。これはこれからさらに多様化するであろうブラウザに対応するだけでなく障害者にとって意味があることです。なぜなら多くの視覚障害者は文字しか表示されないブラウザやボイスブラウザを使っているからです。
しかしながら私たちはアクセシビリティを障害者の為だけに考えるのではなく、あらゆるブラウザに対応するために、「どんなページを作れば良いのか」「どのようなHTMLを書けばいいのか」ということを考えていきたいと思います。
2000年8月より活動を開始します。現在私が考えている活動は次の通りです。
このプロジェクトに参加するには、WASメーリングリストに参加してください。参加資格は特にありません。脱会も自由です。
このプロジェクトについてのお問い合わせは、chome@argv.orgまでお願いします。
Copyright© 2000 Keisuke Nakao